トレーニング 老犬

老犬のトイレトレーニングのコツと注意点

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老犬のトイレ
悩んでいる人

老犬がトイレをしっぱいするので、困っています。

トイレのしつけのコツと、注意点が知りたいです。

こんなお悩みにお答えします。

本記事の内容

  • 老犬のトイレトレーニングの重要性
  • 老犬のトイレトレーニングの方法
  • 失敗するときの対応策

今回は老犬を飼っている人のために、トイレトレーニングの方法や注意点をご紹介します。

何度もトイレを失敗して困っているなら、再度しつけをしなおす必要があります。

そこで本記事では、老犬のトイレトレーニングの大切なポイントだけをわかりやすく解説していきます。

「老犬がトイレに失敗して困っている」「どんな病気が心配?」といった疑問も解消できますよ。

茶リオ

それでは、早速はじめていきましょう。

老犬のトイレトレーニングの重要性について

老犬のトイレ
老犬のトイレ

生活の品質向上

トイレトレーニングを行うことで、老犬の生活の品質が向上します。

トイレトレーニングをしないtp、飼い主や老犬自体がストレスを感じることがあります。

子犬や成犬の頃にトイレのしつけをしていたとしても、うまくできないなら、何度もトレーニングを繰り返しましょう。

正しいトイレの場所で排泄することができれば、老犬は快適で健康的な環境で過ごすことができます。

家庭内の清潔維持

老犬がトイレが上手にできれば、家庭内の匂いや清潔さを維持するのに役立ちます。

老犬が適切な場所で排泄することで、床や家具などが汚れるリスクが低減し、飼い主も掃除の手間を減らすことができます。

老犬と飼い主との関係の向上

トイレトレーニングを通じて、飼い主と老犬の関係が向上することがあります。

飼い主が正しい方法でトレーニングを行い、老犬が理解することで、お互いのコミュニケーションが円滑になります。

老犬のケア

老犬になると、しばしば健康上の問題に直面します。

トイレトレーニングを通じて、老犬の行動変化を早期に察知し、健康問題に対処することができます。

たとえば、トイレの間隔、トイレに行くまでの時間、段差の有無など、老犬の足腰の状態もみることができます。

老犬のトイレトレーニングの限界

老犬と飼い主との生活を快適にするためには、トイレトレーニングは必要ですが、できないときもあります。

例えば介護状態になってしまった。痴呆がある、歩きにくいなどはトイレのしつけは諦めた方がお互いのためです。

もしトイレを失敗させたくないなら、排泄時間を予測しして、老犬をトイレまで抱っこして連れていくようにすればだいじょうぶです。

老犬のトイレトレーニングの基本

老犬のトイレ

年齢によるトイレトレーニングの違い

老化に伴う身体の変化

年を取った犬は筋力の低下や関節の硬直など、身体的な変化が見られることがあります。

足腰が弱くなった老犬は、トイレまでの距離や移動が難しくなる場合があります。

トイレエリアを適切に配置するなど、老犬の体力や健康状態に合わせた工夫が必要です。

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学習の速さと注意力の低下

年齢を重ねてくると、どうしても学習能力や注意力が低下してきます。
老犬には余裕をもって何度もトイレトレーニングを行う必要があります。
健康上の問題
年をとった犬は、膀胱(ぼうこう)のコントロールが難しくなることがあります。
関節炎や尿路感染症などが排泄に影響を与える可能性があります。
老犬の健康状態を把握し、必要に応じて獣医師と相談しながらトイレトレーニングを進めることが大切です。

ポジティブな強化

老犬にトイレのしつけをするときは、よりおだやかにポジティブなトレーニングが効果的です。

叱るのはNGです。

老犬は萎縮し、逆効果になります。

トイレが上手にできたら褒める、失敗したら何もなかったように片付けるが鉄則です。

トイレトレーニングは、飼い主が老犬の状態や個別のニーズに注意を払い、忍耐を持ってしつけをしていくことが重要です。

老犬がポジティブな気持ちを持ち続け、無理なく快適な環境でトイレトレーニングを行うことが成功の鍵となります。

飼い主の役割


老犬のトイレの感覚を把握する

飼い主は、老犬がどのぐらいの感覚でトイレをするのか、把握する必要があります。

トイレの感覚を把握した上で、老犬が失敗しないようにしてあげることが大切です。

適切なトイレエリアの設定

老犬が正しくトイレを認識し、誘導してあげるのが飼い主の責任です。

老犬がトイレまでアクセスしやすく、安心して排泄できる場所であるべきです。

段差がないか、滑りやすくないかなど、確認しておきましょう。

ポジティブな強化

飼い主は老犬が適切な場所で排泄した際にはポジティブに褒めてあげることが大切です。

ごほうびのおやつを与えるのもいでしょう。

高い声のトーンで何度も褒めてあげることは、飼い主の愛情表現です。

健康状態の確認

老犬の健康状態を常にモニタリングし、トイレ行動に変化があれば、早めに獣医師と相談するようにしましょう。

忍耐と理解

老犬のペースに合わせる

老犬は若い犬と比べて学習能力が低下してきます。

飼い主は老犬のペースに合わせ、焦らずにトイレトレーニングをしていきましょう、

トイレの失敗に対する理解

老犬がトイレに失敗した場合でも、飼い主は冷静に対応することが大切です。

叱るのではなく、老犬がポジティブな気持ちでいられるように、反応しないようにしましょう。

トイレのしつけは忍耐

老犬のトイレのしつけは、トレーニングは時間がかかるものであり、老犬が繰り返し失敗することもあるでしょう。

飼い主は忍耐強い態度を維持し、ポジティブな気持ちで老犬をサポートしていきましょう。

老犬のトイレトレーニングは時間と労力を要します。

飼い主の愛情と理解、忍耐、適切なサポートによって、老犬が快適にトイレをする習慣を身につけることができます。

老犬のトイレトレーニングに必要な用具の準備

老犬のトイレ
老犬のトイレ

トイレシートの選び方

吸収力

トイレシートはしっかりとした吸収力があることが重要です。

老犬は排泄物が多いことがあるため、吸収性の高いシートを選びましょう。

嘔吐した時にもトイレシートが必要になります。

防臭機能

防臭機能のあるトイレシートは、不快な臭いを最小限に抑えるのに役立ちます。

老犬の尿や便による臭いが気になる場合は、防臭機能がある製品を選ぶと良いでしょう。

滑りにくい裏面

別途、トイレトレーを使わない場合、トイレシートの裏面が滑りにくいものを選ぶと、トイレエリアが安定し、老犬が安心して使えるようになります。

大きさと厚み

老犬が快適に使えるように、十分な大きさと適切な厚みのトイレシートを選びましょう。

老犬が移動しやすくするために、大きなサイズのものを複数配置することも考慮してください。

また下痢した時は、吸収力のある、大きめのトイレシートが便利です、

トイレトレーの選び方

サイズと高さ

トイレトレーを使う場合、老犬が使いやすいサイズと高さであることが重要です。

高齢の犬は腰や関節に負担がかかることがあるため、段差の少ない低いトレーが適しています。

もし老犬の足がひっかかるようなら、トイレトレーを使わないほうがいいかもしれません、

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取り外し可能な部品

トイレトレーは取り外し可能な部品があると、掃除や交換が簡単になります。

我が家のトイレトレーは、上部と下部がわかれるようになっていて、掃除が簡単です。

滑り止め機能

トイレトレ−の底面が滑り止め仕様のものを選ぶと、老犬がトレイ内で滑りにくくなります。

トイレエリアの設定

静かで安心感のある場所

トイレエリアは静かで安心感のある場所に配置しましょう。老犬が安心して排泄できる環境が重要です。

騒がしい場所や頻繁に通る場所からは遠ざけるようにしましょう。

いつものトイレの場所

トイレエリアを一貫して維持することが重要です。

老犬が排泄を失敗するからといって、トイレの場所は変えないようにしましょう。

同じ場所にすることで、トイレが覚えやすくなるからです。

どうしても同じ場所で失敗を繰り返すなら、飼い主の生活に支障がないなら、場所を変更することも検討していきましょう。

十分なスペース

トイレエリアは老犬が自由に動き回れる広さがあると良いです。

大概くるくる回って排泄をすることが多いため、スペースは必要です。

狭すぎるエリアでは老犬がストレスを感じやすくなります。

トイレまでの快適な動線

トイレまでの動線は、老犬が安心して歩けるようにしましょう。床が滑りにくいマット素材を使用すると、老犬が移動しやすくなります。

トイレシートや新聞の配置

トイレエリアにはトイレシートや新聞を敷いて、排泄物を吸収する準備をしましょう。

老犬が排泄した際には、素早く取り替えて清潔な状態を保つことが大切です。

老犬のトレーニングプロセス

老犬のトイレ
老犬のトイレ

トイレトレーニング

トイレエリアの準備

トイレエリアにはトイレシートや新聞を敷き、老犬が排泄しやすい状態に整えます。

ケージなどで囲ってあげるのも老犬がトイレを認識しやすくなります。

老犬とのポジティブな接触

老犬にトイレのしつけをするときは、ポジティブでリラックスした雰囲気で行いましょう。

優しい声で、愛情をもってやっていきましょう。

老犬がリラックスしていることが重要です。

トイレトレーニングのサインの観察

老犬が排泄を始める前に、特定の行動パターンやサインを観察します。

歩き回る、クンクンする、興奮するなどがトイレをしたいときのサインです。

トイレエリアへの誘導

老犬が排泄のサインを見せたら、優しくトイレエリアに誘導します。

また前回の排泄から時間が経過してしていたら、失敗しないように、トイレに誘導してあげましょう。

排泄後はすぐに褒める

老犬が排泄を終えたら、すぐに褒めてあげましょう。

明るく高い声で褒めたり、スキンシップをして愛情を表現しましょう。

老犬はポジティブな経験を通じて学びやすくなります。

トイレエリアの清掃とメンテナンス

老犬が排泄して褒めた後には、トイレエリアを清掃し、必要に応じてトイレシートや新聞を交換します。

清潔な状態を維持することで、老犬が快適にトイレトレーニングを進めることができます。

飼い主と老犬の清潔さ保つ

老犬がうんちをした後は、おしりに排泄物がついていないか確認をします。

必要なら、ウェットシートできれいに拭いてあげましょう。

また飼い主の手洗い、消毒も重要です。

飼い主と老犬が感染症を発症しないように、石鹸で丁寧に手洗いをしましょう。

老犬のトイレのタイミング

起床直後

老犬は寝て起きた直後は、トイレをしたくなっていることが多くあります。

行動を起こす前に、老犬をトイレに誘導してあげましょう。

食事後

食事後は老犬にとって排泄したい気持ちが強まる時間です。

水分をとったり、おなかが刺激されるからです。

食事後約15〜30分の間にトイレに誘導し、排泄を促進しましょう。

活動の後

老犬が遊んだり、活動した後は、代謝が活発になり排泄の需要が生じることがあります
老犬が安心して排泄できるようにトイレ休憩を予定しましょう。

寝る前

寝る前にも老犬が安心して睡眠がとれるように、トイレに誘導してあげましょう。

夜間のトイレの失敗を防止することにつながります。

一般的な目安

老犬には1〜2時間に一度のトイレのタイミングです。

個体差や健康状態により異なるので、老犬の行動やサインに敏感に読み取り、老犬にあわせて対応するようにしましょう。

老犬が歩き回ったり、クンクンしたり、興奮するなどしたら、トイレのサインの可能性が高いです。

気づいたら素早くトイレに誘導してあげましょう。

老犬のトイレの失敗の解決策

老犬のトイレ
老犬のトイレ

トイレに失敗する場合の対処法

健康の問題の確認

まず、老犬のトイレの回数が多い、失敗を頻繁にするなら健康上の問題によるものか確認しましょう。

膀胱炎(ぼうこうえん)、尿路感染症、糖尿病などが原因である可能性があります。

病気の疑いがあれば、速やかに獣医師の診察を受けてください。

老犬の年齢を考慮

老犬は若い頃と比べてトイレの頻度が高くなることがあります。若い頃は、朝したら夕方までしないのが通常でも、年をとることで1日に何回もトイレをします。

老化により膀胱のコントロールが難しくなるため、トイレ休憩の頻度を増やすことが必要かもしれません。

飼い主は、老犬に留守番させるのを減らしていくのがいいでしょう。

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トイレの場所の見直し

トイレトレーニングの方法やトイレの場所や配置に問題がないか見直します。

老犬がトイレエリアにアクセスしやすく、快適に使える環境が整っているか確認しましょう。

ストレスの軽減

老犬がストレスを感じている場合、トイレの問題が現れることがあります。

引っ越しなどの環境の変化、騒音、新しいペットが増える、家族構成の変化などがストレスの原因となります。

老犬が快適に過ごせるように室温を調整し、ストレスを軽減するような環境を整えましょう。

トイレエリアの清潔保持

トイレエリアが汚れていたり臭っていたりすると、老犬がトイレを我慢することが増える可能性があります。

定期的な清掃とトイレシートや新聞の交換を心がけましょう。

オムツの導入

老犬がトイレの失敗が多く、飼い主の生活に支障をきたず 場合は、オムツの検討をしていくことも1つです。

ただし老犬が嫌がることもあるので、慎重に導入することが大切です。

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獣医師との相談

老犬がトイレの失敗が多い問題が続く場合は、獣医師と相談し、健康上の問題や専門的なアドバイスを得ることが重要です。

医療的な問題の排除

獣医師の診察

老犬がトイレに失敗が多い場合は、獣医師に連れていき、詳細な診察を受けましょう。

獣医師は老犬の健康状態を確認し、関連する検査や詳細な質問を行います。

血尿が出ていないかなども確認しておきましょう。

尿検査

獣医師は尿検査を実施して、尿中の異常や感染症の有無を確認します。

尿検査は膀胱炎、尿路感染症、結石などの疾患を検出するのに役立ちます。

血液検査

血液検査を通じて、老犬の一般的な健康状態や腎臓機能、糖尿病の有無などを確認します

血液検査は、健康状態を見る上でもとても重要です。

画像検査

必要に応じて、エコー検査やX線などの画像検査を行い、膀胱や尿路の異常、腫瘍などを確認します。

栄養の評価

高齢の老犬は栄養のバランスが重要です。

食事量や飲む水量もトイレの回数に影響してきます。

健康状態とトイレ行動の関係

尿路感染症や膀胱炎

老犬がトイレ行動に変化を示す最も一般的な原因の一つは、尿路感染症や膀胱炎です。

頻尿、排尿時の痛み、血尿、舐める行動などがこれらの問題の兆候となります。獣医師の診断と治療が必要です。

腎臓疾患

老犬が頻繁にトイレに行くことがあり、尿の量が増えたり減ったりする場合は、腎臓疾患が考えられます。

腎臓機能の検査や尿検査が必要です。

糖尿病

トイレ行動の変化には糖尿病が関与していることがあります。

頻尿や過度な飲水、体重の急激な減少が見られる場合は、糖尿病の可能性があります。

脳疾患

老犬がトイレの場所を見失ったり、トイレに行くことを忘れる場合は、脳疾患が考えられます。

脳の損傷や老化に伴う認知症が原因となることがあります。

骨盤の問題

骨盤の骨折や損傷がある場合、トイレ行動に支障をきたすことがあります。
腰痛や歩行困難などが見られる場合、骨盤の問題が検討されます。

排泄器官の腫瘍

老犬の排泄器官に腫瘍が発生すると、トイレ行動に変化が生じることがあります。

排尿時の痛みや血尿が見られる場合は、腫瘍の可能性があります。

老犬のトイレと介護のこと

老犬のトイレの失敗が多くなり、さらに寝たきりになると、介護の始まりです。

飼い主と老犬がおだやかにポジティブに生活できるように、気持ちを整理しておきましょう。

愛犬が老犬になったときのトイレトレーニング

老犬になってトイレを失敗するようになり、トイレトレーニングを再開しました。

しかし、愛犬はトイレを失敗するのは本意ではなく、足腰が悪くなったせいだと理解しました。

ですので、トイレを失敗しないように、トイレまで抱っこしていく選択をしました。

まとめ

今回は老犬とトイレのことについてお話ししました。

老犬のトイレトレーニングをするときは、

  • ポジティブに接すること
  • トイレに失敗をしても何度もやること
  • 褒めることが大切、叱らない
  • 早めぬ獣医師に相談する

ことが大切です。

老犬との生活が快適になるように、トイレトレーニングをして、うまく付き合っていきましょう。

  • この記事を書いた人

chario

・ミニチュアシュナウザー と16年、日々が学びです。
・留守番、イタズラ、ご飯食べないなどを克服しました。
・しつけは毎日続けています。
・ドッグフード研究家

愛犬2歳5ヶ月と生活中(2023年11月現在)

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