迷い犬を見つけました。
どのような行動をすればいいのが知りたいです。
こんなお悩みにお答えします。
- 迷い犬を見つけたら
- 連絡する場所
- 迷い犬を保護してわかったこと
今回は迷い犬を保護したときの経験談をお話しします。
この記事は、私が住んでいる静岡県浜松市の例です。
実際に迷い犬を見つけたら、冷静に行動することと、お住まいの地域のルールにあわせた行動をお願いします。
それでは、早速はじめていきましょう。
迷い犬の柴犬発見!
愛犬のミニチュアシュナウザー の散歩の後。一人でランニングに出かけました。
うちの前まで来ると、車が渋滞しています。
何事?って思ってよくみると、柴犬が道の真ん中を歩いている犬がいる!
あっ!危ない。
車は避けながら通行していますが、事故になったら危険です。
安全を確保する
僕は柴犬に手を差し向けて、道路の脇まで誘導しました。
なんとか道の端にいきましたが、いつまた道にでるかわかりません。
首輪はついているので、飼い犬だと予測しましたが、鑑札はありませんでした。
首輪は、何かちぎったあとがあるので、脱走したかのもと思いました。
とりあえず確保したい
柴犬をどこかにいかないように頑張りますが、警戒心のためか、きてくれません。
まずは敵ではないことを認識させるために声をかけ続けました。
リードで確保
とりあえず、妻にリードとおやつを持ってきてもらうように電話しました。
おやつで気を引き、リードをつける作戦です。
おやつは最初は食べませんでしたが、パクッとしてくれて、確保!
しばらくなだめていると、ちゃんとおすわりもできる!ことがわかりました。
しつけもされていて、おりこうな犬です。
これからこの柴犬どうしよう。
さて、リードをつけて柴犬を保護したものの、こういう経験は初めてです。
どうしていいかわかりませんでした。
近所の柴犬を飼っているおうちにいきましたが、不在で連絡が取れません。
この柴犬がこの家の犬かどうかも不明でしたので、連絡がとれたとしても飼い主がどうかはわからなかったのです。
迷い犬。どこに連絡する?
一番考えたのは、保健所とか愛護センターとか殺処分されたらかわいそうだということでした。
とりあえず警察(110番)に連絡することにしました。
(本当は警察署に直接連絡するほうがよかったかもです。)
警察に電話
お門違いかもしれませんが、110番に電話すると、警察官の人がきてくれました。
えっ?バイク?!
どこで保護したかなどを聞かれたあと、警察官から言われた一言にびっくり。
「この犬、飼えますか?」
えぇーーーー。
殺処分されるぐらいだったら、うちで飼うってとっさにいってしまったけど、どうしよう。
実際マンションの規約で2頭飼っていいか確認しないといけないし、一番大事なのは、愛犬ビノとの相性もある。
わぁー困った。
殺処分はいやだ。
警察から言われた選択肢
その後警察から2つの提案がありました。
- 飼い主が見つからなかったら、そのままうちでひきとる
- 警察に渡して、警察が動物愛護センターに連れて行く
どちらも即断できることではありません。
結局、動物愛護センターへはうちでなんとかしますということで、警察官にはひきとってもらいました。
動物愛護センターに電話
動物愛護センターに連絡をすると、30分ほどで担当者がきてくれました。
なにか丸いものがついた棒で柴犬の体を探ります。
マイクロチップリーダー!
その手があったのか!!
マイクロチップあったということは、飼い主が見つかるかもと涙が出そうになりました。
動物愛護センターにひきとってもらう
近所だったらうちで預かりと申し出たですが、
飼い主の手続きや指導もあるということで、お願いすることにしました。
担当者さんから、私たちのことを察してくれていたのか、浜松市は殺処分はしていないから安心してと言われました。
2回目の涙です。
その後
結局、飼い主さんとも連絡がとれたそうです。
よかった。本当によかった。
迷い犬を見つけたら
迷い犬をみつけたら、ほんとうに困ります。
地域によって対応が変わってくるかと思いますので、参考程度によんでくださいね。
どこの連絡するの?
警察に連絡をするときは、警察は横の連携ができていないので、複数の警察署に連絡したほうがいいと知人からアドバイスをもらいました。
同時に地域の動物愛護センターなどに連絡をすることも忘れないことです。
飼い主はまず、動物愛護センターに連絡するはずだからです。
飼い主がすぐに見つからなかったら
まずは動物愛護センターに預かってもらうことをおすすめします。
自分でなんとかしたいと思わないほうがいいかも。
預けて心配な方は、飼い主が見つかったかどうか、電話すれば教えてくれるはずです。
(うちもそうでした。)
ポスター作り
手間になってしまいますが、ポスターを作って、動物病院やペットショップで聞き込みをしたり、ポスターを貼ってもらうといいでしょう。
迷い犬を保護して気がついたこと
今回迷い犬を保護して、わかったことがあります。
安全確保や気をつけないといけないことをお話しします。
安全確保
とっさのことで、必死でしたが、気をつけないといけないこともあります。
まずは、私たちの安全確保。
犬が狂犬病の注射を打っていなくて、かまれたら大変です。
狂犬病はとても怖い病気。死にいたる怖い病気です。
今回は、首輪がついていたこと、おだやかな表情だったので、近づきましたが、心にとめておく必要がありますね。
マイクロチップは大事
2022年6月より法律が改正され、犬を販売する業者は、マイクロチップをつけて販売することが義務化されました。
体につけるのはかわいそうという意見はありますが、今回の件で、マイクロチップの大事さを実感しました。
我が家は
我が家の愛犬は2021年8月に家族になったので、マイクロチップはついていません。
その代わりに首輪に監察をつけています。
まとめ
今回迷い犬を保護する経験をして、あってはいけないことですが、いろいろ勉強させていただきました。
再度我が愛犬の飼育方法を見直し、大切にしていきたいと思います。