犬のしつけで夫婦間で意見があわないことがしばしばです。
夫婦喧嘩をしないコツが知りたいです。
こんなお悩みにお答えします。
- 犬をしつけで夫婦喧嘩になる原因
- 夫婦喧嘩をしないしつけ方
- 夫婦喧嘩の犬への影響
今回は犬のしつけをするときに、夫婦喧嘩になる原因、対策についてご紹介します。
犬をいいこにしたいというあまり、夫婦間での意見の相違やしつけ方が喧嘩になってしまうことがあります。
そこで本記事では、犬のしつけで喧嘩にならないように、大切なポイントだけをわかりやすく解説していきます。
「なぜお世話をしてくれないの」「散歩はどっちが行く?」といった疑問も解消できますよ。
それでは、早速はじめていきましょう。
犬のしつけで夫婦喧嘩になる原因
余裕がないから
日々の生活が多忙だと余裕がなくなってきます。
食事の準備、子供のお世話、洗濯などの家事に加えて、仕事もしているなら、さらに忙しさに追われる日々。
夫婦共働きなら、なおさらです。
余裕がなくなってくると、お互いの思いやりの気持ちもなくなり、言いすぎたり、ギスギスして夫婦喧嘩のきっかけを作ってしまいます。
せっかく犬に癒されたいと思って飼い始めても、散歩や食事のお世話など、逆に負担に思ってしまうこともあるでしょう。
夫婦お互い我慢している
夫婦を長く続けるには、多少の我慢は必要ですが、細かい不満を重ねていると、大きな夫婦喧嘩につながってきます。
犬のしつけにおいても、犬への声のかけかた、ごはんの与え方、散歩のしかたも、お互い気にいらないことがあるかもしれません。
「おすわり」って言ってほしいのに、英語でしつけたり、散歩で犬の行きたい方向に行かせる、犬と一緒に寝てほしくないのに寝たがるなど、それぞれのしつけの違いで、夫婦喧嘩につながってしまいます。
夫婦は価値観が違う
夫婦それぞれ一人で違う人間同士、価値観が違うことは当然です。
犬のしつけをどこまでしたいのか。意見も違うはずです。
多少いたずらをしたとしても、しつけは必要ないと思っているかもしれません。
価値観の違いは、犬のしつけにおいても喧嘩の原因になりえます。
喧嘩にならないように、価値観を尊重し合い、生活していくことが大切です。
わかっていても、ぶつかってしまうのが夫婦ですが、尊敬しあえる関係だといいですね。
夫婦喧嘩をしないための犬のしつけ
片方の負担をかけすぎない
夫婦喧嘩をしないコツは、片方に負担をかけすぎないことです。
どちらかにまかせっきりにしないようにして、偏らないようすることが大切です。
できれば、お互いやっていることがどれぐらい大変なのか、やってみると大変さがわかってきます。
仕事を共有するのは無理ですが、家事や犬のしつけは分担できるはず。
犬のご飯はママ、散歩はパパと決めてあったとしても、時々交換してみましょう。
相手の気持ちも理解することができるので夫婦喧嘩にはならないはずです。
犬のしつけも夫婦どちらかに負担をかけすぎないようにしましょう。
おすわりをしつけるなら、家族全員ができることが理想です。
自分と相手は違う人間
夫婦は、生まれた場所も生活スタイルもまったく違う環境で出会ったわけですから、あなたと相手はまったく違う人間です。
犬に対するしつけの考え方も違うはず。
また今と十年前のしつけ方法、ドッグフードもまったく変わってきています。
夫婦どちらかが、幼い頃、犬を飼っていた経験も役に立つこととたたないことがあります。
今の現状の社会の考え方、夫婦お互いの経験などを参考にして、犬のしつけをするのは、とても困難なことかもしれません。
夫婦喧嘩にならないように、お互いの意見をしっかりと聞き、しつけをしていきましょう。
犬のしつけをする時に干渉しない
犬のしつけをしているときに、おたがい干渉しないようにしましょう。
いくら相手のしつけ方に不満があっても、言いすぎると夫婦喧嘩のもとです。
犬もすぐに夫婦の様子を察するので、悪影響を与えてしまいます。
もし意見が違うなら、しつけがおわってから、冷静になって話し合いをしましょう。
夫婦二人で勉強する
犬のしつけ方法の答えは一つではありません。
問題行動を起こしている場合なら、原因が複数あり、1つずつやっていくしかないのです。
例えば無駄吠えを直したいなら、なぜ犬が吠えるのか、原因を探り、しつけをしていくことが大切です。
犬のしつけ教室に参加するときも、夫婦どちらか一人で参加するのでは なく、二人で参加するようにしましょう。
「しつけ教室のトレーナーが言っていたから」と、相手の気持ちも考えず、やり方を変えてしつけすると、大きな喧嘩のもとです。
夫婦喧嘩が犬のしつけで影響すること
犬の前で夫婦喧嘩をしたことがある方は、思い当たることがあるかもしれません。
近づいてきて目を見つめる犬もいるでしょうし、ハウスや他の部屋に逃げる犬もいます。
夫婦喧嘩は、犬にとってはとても苦痛なことであり、見たくないはずです。
いつも不安を抱えるようになり、甘噛みをしたり、恐怖心をうえつけてしまうこともあるでしょう。
うるさくてもいいんだと理解して、無駄吠えん原因にもなります。
犬のしつけがしにくくなる可能性があるので、夫婦喧嘩はしないように気をつけることが大切です。