
犬を飼いたいと思っていますが、あらためて、メリット、デメリットが知りたいです。
こんなお悩みにお答えします。
- 犬を飼うメリット
- 犬を飼うデメリット
- 気をつけること
今回は犬をこれから飼う人のために、メリット、デメリットをご紹介します。
犬を飼ったことがない人にとっては、期待もありますが、不安なこともいっぱいあるでしょう。
そこで本記事では、犬を飼ったことがない人でも理解できるように、大切なポイントだけをわかりやすく解説していきます。
「家族として迎え入れないけどだいじょうぶ?」「犬と一緒に旅行に行きたい」といった疑問も解消できますよ。

それでは、早速はじめていきましょう。
それでは、さっそく始めていきましょう。
犬を飼うメリット

犬を飼うメリットについてお話しします。
犬を飼うメリット
- 幸せになれる
- 運動不足解消になる
- ストレスが発散できる
- きれい好きになる
- 心が癒される
- 孤独感を感じない
- 優しくなれる
- 交友関係が広がる
- 子供の成長につながる
- 命について考えられる
- 飼い主を成長させてくれる
犬を飼うメリット、たくさんありますね。
それでは1つずつお話ししていきます。
幸せになれる
犬を飼うと、楽しいことばかりではありませんが、犬にしてあげたい気持ちが生まれ、幸せな気持ちにしてくれます。
飼い主がさみしい時もつらい時も、犬は、ただいるだけで励ましてくれるかけがえのない存在になります。
犬を飼うと、おもちゃを買ってあげようとか、散歩に連れていってあげようなど、ポジティブな心持ちにしてくれるメリットがあります。
運動不足解消になる
犬を飼うと、散歩が必須になり、運動不足解消になります。
自分一人だけでは、毎日朝早く起きて散歩に行くなんて続かないですよね。
犬と散歩に行くことで、メタボ防止になったり、足腰の運動をすることで健康寿命を伸ばすことにつながっていくのです。
ストレスが発散できる
犬と散歩に行くことで、ストレス発散になります。
殺伐としだ日常の中で、外に出ることで、心が冷静になり、リセットされてきます。
新しいアイデアが浮かぶかもですよ。
きれい好きになる
犬を飼うと、おそうじが癖になり、きれい好きになります。
お部屋の中にものが落ちているものを、犬が拾い食いをしたら大変です。
床には、小さなゴミも落ちていないようにしましょう。
また抜け毛も悪臭の原因になってしまうので、掃除機をかけることが習慣化され、きれい好きになっていきます。
心が癒される
犬と話しかけることによって、心が落ち着いたり、犬のしぐさ、動きをみているだけで、癒されてきます。
目と目を合わせることで、優しい気持ちにさえしてくれます。
犬を飼うメリットは、犬をかわいがることによって、ストレスだったことも忘れるぐらい気持ちがやわらいでくるのです。
孤独感を感じない
犬がいるだけで、孤独感を感じなくなります。
犬は人間の言葉はわかりませんが、話しかけることで、見つめかえしてくれたり、首を傾げて反応してくれます。
犬は家族のような存在になり、幸せを感じます。
何か悩みがあったとき、他人に聞いてもらうだけで気持ちがスッキリしたという経験をされた方は多いと思います。
どんな犬でも、犬を飼うと飼い主にとってはセラピー犬になってくれるメリットがあるのです。
優しくなれる
犬を飼うと、相手を思いやる気持ちが強くなり、優しく慣れるメリットがあります。
大人になると、思考力が乏しくなり、素直に笑えなくなったり、しかめっ面をしがちです。
犬と向き合うことで、優しい気持ちになることができます。
子供の頃に戻ったように一緒に遊んだりもできるでしょう。
ちょっとした犬のしぐさで、愛おしく可愛く思って、猫なで声を出したり、心の中が素直な気持ちになっていきます。
素直な気持ちを思い出させてくれます。
交友関係が広がる
犬を飼うと、散歩やドッグカフェ、ドッグランなどで、飼い主さん同士、仲良くなったり、SNSで知り合った人たちと交流の輪が広がります。
いろいろな人と交流することで、ものの味方や視点がかわり、飼い主を成長させてくれます。
子供の成長につながる
もしお子様がいらっしゃるなら、犬を飼うと子供の成長にもつながります。
兄弟愛が生まれたり、言葉が喋れない犬と、生活するための知恵を身につける思考能力ができてきます。
命について考えられる
犬の寿命は、人間よりも寿命がかなり短いので、命のはかなさを感じることもあるでしょう。
犬を飼いはじめると、あっという間に時が過ぎ、今まで走って遊んでいた犬が、ゆっくり歩くようになったり、病気になったりもします。
犬をいたわり、育てることで命の大切さを感じざるを得ないのです。
飼い主を成長させてくれる

子育てのような経験ができる
犬を飼うメリットは、飼い主を成長されてくれるからです。
犬の子供時代(子犬)は約1年しかありません。
犬との詰まった時間の中で、一緒に遊んだり、しつけをしていくことで、まるで自分の子供のように可愛く思ったり、時には叱ったり、ドキドキしたり、反省したりして、犬を飼うことで子育てのような経験ができます。
まったく言葉がわからない子犬を、一から言葉を教え、トイレを教え、やってはいけないことを教えるのは、飼い主の成長につながるのです。
<<子犬のしつけ>>については、こちらでお話しています。
指導力や思考力が向上する

犬を飼うメリットは、飼い主の指導力や、思考力が磨かれることです。
犬はいつまでとっても、わたくたち人間の言葉がわかりません。
飼い主はどうしたら理解してもらえるのかを考え続けるので、思考力が向上するメリットがあります。。
犬がいたずらをしたり、問題行動を起こす場合があるので、どうしてもしつけが必要になります。
飼い主がリーダーシップをとって、行動することで、指導力が磨かれるメリットがあるのです。
<<犬との主従関係の作り方>>はこちらでお話ししています。
調整能力が磨かれる

犬を飼うメリットは、家族とのコミュニケーションにおいて、調整能力が磨かれることです。
犬を飼う場合、ルールは1つにしないと犬が混乱してしまうので、家族間で調整が必要ですが、これがかなり難しいです。
夫婦間や子供、親や兄弟など、考え方は違います。
犬を飼うメリットは、ルールを1つにする調整能力ができてくるのです。
人間でも洗濯物は、青いカゴに入れるとか、帰ってきたら、手を洗う とか、家族間で統一させるのはとても困難です。
犬のご飯の与え方、散歩は誰が行く?、今度の休みはどうする?など、決めることはいっぱいあります。
犬にしっかりと理解してもらうように、ルールが複数あって迷わないように、家族でしっかりと話し合いをしていきましょう。
<<犬のしつけ>>については、こちらでお話ししています。
犬を飼うデメリットとは

行動が制限される

犬を飼うデメリットは、外出が制限されることです。
少しの時間、犬を留守番させるだけでも、犬はさみしいので、かわいそうになってしまいます。
自然と友達などのお付き合いは減ってきます。
買い物も自由に行くことができなくなります。
犬を連れて車で待てせておけばいいと考えがちですが、車の中の温度は、犬の体調を悪化させる原因になります。
冬の寒さも犬にはこたえますし。春先からは。暑くてとても車内においておける温度ではないでしょう。
旅行先で、ちょっとしたコンビニに行くだけでも、車内温度は急上昇です。
エアコンをつけっぱなしというわけにはいきません。
犬を飼うと、買い物などの行動すら制限されてデメリットになってしまうのです。
仕事が制限される
犬を飼うデメリットは、仕事を制限されます。
おうちでまってまっている犬のことを考えると、留守番が長くなってしまうので、残業もなかなか難しいでしょう。
犬によっては、飼い主が帰ってこないと、トイレをしない犬もいます。
長い間の留守番で、体調が悪くなったら、<<犬がかわいそう>>です。
また精神的にもつらくなり、分離不安になる犬もいます。
もし夫婦<<共働きで犬を飼うなら>>、お互い仕事の調整をしてあげましょう。
残業できないことは、デメリットと考えないことも大切です、
仕事を早く終わらせるために、仕事効率も上がると、メリットにもなります。
ボクも犬を飼い始めてから、早く帰宅するというミッションがあったため、仕事効率が格段に上がりました。
散歩が大変
犬を飼うと、基本的には毎日散歩は必要です。
小型犬でおうちの中で遊ぶだけで運動量が十分な犬種もいますが、社会せを身につけたり、ストレス解消をするためにも散歩は行ったほうがいいでしょう。
毎日、朝晩の散歩は意外と時間がかかります。
眠くて起きるのが大変なこともあるでしょうし、仕事で疲れて散歩に行きたくない気持ちのときもあるでしょう。
せっかく散歩に行くのですから、犬を飼うデメリットと思わず、楽しんでいきましょう。
<<散歩の楽しみ方>>はこちらでお話しています。
特に子犬は朝早起きですし、規則正しい生活ができるので、健康的な生活ができます。
簡単に旅行がいけない
犬を飼い始めると、簡単には旅行にいけなくなります。
最近では、犬と泊まれるホテルや、入店OKなカフェなどもずいぶん増えてはきましたが、それほど多くはないはずです。
行きたい場所に犬OKの施設がなければ、あきらめるか、行き先の変更も必要です。
ペットホテルに預けることもできますが、犬と一緒に旅行ができなくなるし、ペットホテルが苦手な犬もいます。
もし旅行に行くなら、犬が泊まることができる宿泊先のホテルの手配、行くことができる場所をリサーチしておきましょう。
ホテルやドッグランなど、ワクチン証明を求められることがあるので、チョックしておくことをおすすめします。
おすすめの旅行先
今までの経験上、伊豆方面は、犬と泊まれるホテルが多く点在しています。
また富士五湖周辺は、犬が入ることができるカフェやレストランが多くあります。
旅行先としてはおすすめですよ。
費用がかかる
犬を飼うと予想以上に、費用がかかってきます。
犬を飼うと決めったら、ケージ(ハウス)、犬のご飯、うつわ、トイレシート などが最初にかかる費用です。
もし子犬なら、リードや首輪などはすぐに必要がありませんが、散歩デビュー前には準備しておきましょう。
そのほか、犬を飼うと、毎月のご飯代、トイレシート、ワクチン摂取、病院代などが必要になります。
またドッグランなどの施設使用料、しつけ教室などの費用がかかってきます。
もちろん犬を飼うと、幸せな生活を送ることができるので、費用は必要経費です。
ただし意外とお金がかかるので、デメリットにならないように、十分余裕を持って、犬を飼うようにしましょう。
ちなみに、日本ペットフード協会の資料によると.2020年 1ヶ月当たり支出総額(医療費等含む)は
月平均 ¥12,020(2019年 ¥11,562)です。
あくまでも平均です。
犬を飼うデメリットにならないように、余裕を持って計画を立てていきましょう。
しつけが大変

犬を飼うなら、しつけをする必要があります。
しつけをしないと、トイレの粗相をされたり、犬が吠えて騒音になってしまいます。
家具や飼い主の大切なものを噛まれたりして、イライラすることもしばしばです。
犬のしつけは時間がかかるし、なかなか思うように動いてくれないかもしれません
どうしたら、犬がいいこになってくれるのか、考えることが大切です。
犬のしつけは、犬に行動を変えるのではなく、飼い主の行動が大事だということに気づくことで、犬も人も成長していくのです。
犬のしつけが決してデメリットではなく、犬を飼う楽しさも体感できるのです。
<<犬のしつけ>>については、こちらでお話ししています。
うちのミニチュアシュナウザー は、賢い反面、頑固な正確だったので、しつけはとても大変でした。
時間を取られてのは、ある意味犬を飼うデメリットだったのかもしれません。
掃除が大変

犬を飼うデメリットは、部屋が汚れて、掃除が大変だということです。
トイレシート をおもちゃにする犬も少なくありません。
留守番のストレスから、トイレシートを食べたり、くちゃくちゃにまき散らして、家に帰ったら、びっくりなんていうケースもたくさんあるのです。
犬が悪いと考えず、犬を留守番をさせる飼い主が悪いので、無言で片付けるのがセオリーです。

やはりイライラしてしまいます。
犬種によって、毛が抜けるのも、おうちが汚れる原因です。
柴犬のように、季節の変わり目で、ごっそり毛が抜ける犬もいます。
トリミングに行ったり、ブラッシングをして、清潔を保つようにしましょう。
犬の匂い
犬には匂いがあり、どうしても部屋の中に匂いが残ってしまいます。
飼い主本人は、気がつかないこともありますが、他人からすれば、悪臭になってしまうかもしれません。
犬が生きている以上、犬を飼うと匂いはデメリットになってしまうので、芳香剤などで対応していきましょう。
ミニチュアシュナウザー は、匂いが少なく、抜け毛も少ない方でした。
病気になると、出費がある

犬を飼うデメリットは、犬が病気になったら、費用がかかるということです。
犬には健康保険は基本的にないので、病気になった時、急な出費がデメリットにならないように、ペット保険は入っておいた方がいいでしょう。
<<犬のペット保険でおすすめ>>なことをお話ししています。
我が家のミニチュアシュナウザー もペット保険には入っていましたが、毎月数万円の医療費がかかっていましたので、大変でした。
また老犬になり、介護になると、行動も制限されるのも、犬を飼うデメリットです。
<<老犬介護で必要なもの>>はこちらでお話しています。
老犬介護は、お金もかかりますが、手間がかかります。
また体調管理のために、エアコンは24時間必須になり、電気代がかかるのもデメリットです。
犬を飼うデメリットで気にすべきこと

年齢のことを考えてしまう
犬を飼うデメリットを考えすぎてしまうと、なかなか犬を飼うことができないでしょうし、もし犬を飼っても、後悔したり、思い詰めてしまうかもしれません。
<<犬を飼う最後の年齢>>について考えたいなら、こちらの記事がおすすめです。
人生はいいことも悪いこともあるはずです。
せっかく犬を飼うなら、楽しく飼うことだけを考えていけば、デメリットも気にならなくなってくるでしょう。
ただし、お金はかかるので、十分な費用は準備しておきましょう。
<<70代で犬を飼うなら>>はこちらでお話しています。
ペットロスになる

犬を飼うデメリットは、ペットロスになってしまうことです。
犬は人よりも寿命が短いので、どうしても最期も見とる必要があります。
<<老犬の最期を迎える前に>>これだけは考えておきたいことを解説しています。
犬がいなくなると、失望感で、精神的に不安定になったり、倦怠感などが出ると、生活支障をきたし、デメリットになってしまうのです。
ペットロスをまったく回避することは難しいかもしれませんが、経験上お話しすると、悲しみを隠さないということです。
犬がいなくなったら、思いっきり泣けばいいし、忘れようとして忘れることはできないはずなので、毎日、いつでも思い出せばいいのです。
ペットロスが犬を飼うデメリットにならないように、気が済むまで、泣いて泣いて泣きましょう。
最初はやる気が出ないとデメリットになってしまうかもしれませんが、犬を飼うことでいっぱい幸せをもらったはずです。
犬に感謝して、犬を飼ったことを誇りに思い、デメリットをメリットに変えるパワーにしていきましょう。
<<犬を飼う最後の年齢>>については、こちらでお話しています。
犬を飼うメリット、デメリットについてのまとめ

今回は、犬を飼うメリット、デメリットについて、お話ししました。
犬を飼うと、かけがいのない幸せな気分になれることが最大のメリットです。
我が家のミニチュアシュナウザー には、どれだけ幸せをもらったかわからないぐらいで、とても感謝しています。
犬を飼うメリットはたくさんあるので、機会があり、条件があえば、ぜひおすすめしたいです。
<<犬を飼う最後の年齢>>については、こちらでお話しています。