
犬が階段を怖がります。気をつけないといけないことはありますか?
こんなお悩みにお答えします。
- 犬が階段を怖がるのはなぜ?
- 階段を使い続けるリスク
- 外と家の階段の上り下りの対策
今回は犬が階段を登れないと、ご心配されている飼い主さんのために。対策、気をつけたいことをご紹介します。
うちの子は階段を怖がって登れないのに、ぽんぽん登る犬を見るとうらやましいと感じている飼い主さんもいるでしょう。
そこで本記事では、階段の利用方法について、大切なポイントだけをわかりやすく解説していきます。
「階段は登れないのはなぜ?」「階段について気をつけることは?」といった疑問も解消できますよ。

それでは、早速はじめていきましょう。
階段が登れない犬、登ることができる犬

愛犬の階段の登り降りですが、最初にミニチュアシュナウザー は階段が苦手で登ることができませんでした。
そして今飼っているミニチュアシュナウザー は、まったく問題なく階段が登り降りできます。
体格的にもそれほど差がありませんし、ジャンプ力なども変わりません。

なぜ階段が登れないの?
最初の犬が階段が苦手だったのは、警戒心の強さからではないかと考えています。
とにかく慎重に行動するタイプで、階段の前に行くと尻込みしてしまいます。
階段を登れせて、無理をして犬がケガをさせては大変なので、抱っこしたりして回避していました。
犬が階段を登らないのはなぜ?

恐怖心がある
階段をなんなく登る犬もいますが、階段を登れない犬が多くいます。
階段の高さに恐怖心を感じたり、つまづくのではないかという不安があるからです。
上が見えないところを登るのは、とても怖いものです。
その先に何があるかわからないので、どうしても慎重になってしまうのです。
目が悪い
犬の視覚ははっきりと見えているわけではなく、ぼんやりとした感じだと言われています。
奥行きのある階段は、よくみえないため、犬は恐怖心を感じて避けようとします。
足腰に負担がかかる
犬にとって階段は足腰の負担がかかるので、嫌がります。
私たちが高い何段を登るのは、疲れますし、数段登っただけで息が切れてくるでしょう。
階段の高さは人間に合わせて作られているため、体の小さい犬にとってはかなりの負担になってしまうのです。
上半身に重心がある
犬の頭は重いため、前の方に重心がかかります。
特に階段を降りるときは、下方向に力がかかりやすく、恐怖心を感じたり、ケガのもととなります。
後ろ足が弱い
特に、老犬になると後ろ足が弱ってきて、蹴る力が弱くなってきます。
階段でなくても、段差や車の乗り降りなども、嫌がる犬が多くいます。
足腰への負担がかかるので、注意してあげましょう。
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足腰を強くしておくことが大切
階段の登り降り限らず、愛犬の足腰が弱くならないように気をつけることが大切です。
散歩など適度な運動をしたり、タンパク質を多く摂り、筋肉が落ちないようにしておきましょう。
おすすめのドッグフード

チキンとお魚のタンパク質がバランスよく配合されたモグワンドッグフードがおすすめです。
うちの愛犬も食いつくよく食べ、健康的に育っています。
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犬が階段を使うリスク、使い続けるとどうなる?

精神的なストレスがかかる
犬にとって階段は、恐怖心があったり、苦手なものです。
怖い階段を使い続けることで、落ちてしまうのではないか、くじきそうなど、心配がつのり、ストレスがたまってしまいます。
ストレスは犬に悪影響を及ぼしてしまうので、回避してあげることが大切です。
足腰に負担がかかる
階段を登り続けることで、足腰に負担がかかり、ヘルニアになってしまう犬もいます。
犬にとって、適度な運動は大切ですが、無理をさせないようにしましょう。
ケガをするリスク
階段でつまづいたり、落ちてしまうと大ケガをしてしまうと大変です。
特に雨の日の下りは滑りやすいので、気をつけてあげることが大切です。
外で階段の登り降りの対策

外で階段は無理をさせないことが大切です。
スロープを使ったり、ハーネスを使って犬の動きを制御して、無理をさせないようにしましょう。
車の乗り降り
犬を車に乗せる場合は、抱っこしたり、スロープを用意しておくといいでしょう。
持ち歩きできるスリープがあれば、車の乗り降りも、安心して乗せることができます。
スロープから落ちてしまうと大変なので、必ずリードをつけて、飼い主さんが見ているところで上り下りすることをおすすめします。
エレベーターを使う
最近は節電や運動するために、階段を使う人が多くいらっしゃいますが、犬につきあわせるのは、おすすめできません。
マンションなど犬がいるなら、階段よりもエレベーターを使うほうが望ましいでしょう。
犬を歩かせなくても、抱っこして階段から落ちたら大変です。
家の中に階段がある場合の対策

階段を利用させない
おうちの中に階段がある場合は、犬に階段を利用させないのも1つです。
勝手に犬が階段を昇り降りしないように、ゲートを設置するといいでしょう。
突っ張り棒で簡単に対策ができるので、お手軽です。
犬の階段の上り下り防止のための対策用のゲートは、上と下、2箇所に設置してしましょう。
滑り止めマットで対策する
犬が階段を昇り降りする際に滑らないように。マットを敷くといいでしょう。
老犬になると、フローリングで滑ってしまうことがあるので、リビングなどにも敷いておくといいですね、
まとめ
犬の階段が無理しないことがいいと思います。
うちのミニチュアシュナウザー は子犬の頃から階段が苦手でした。
スロープがあるところはそちらを使い、なるべく階段は使わないようにしています。
階段は足腰への負担も大きいので、注意をしながら使っていきましょう。