老犬の後ろ足が弱くなり、立たないことが多くなりました。
対処方法が知りたいです。
こんなお悩みにお答えします。
- 老犬が後ろ足が立たないときの対処方法
- 老犬の後ろ足が立たない原因
- 老犬が後ろ足が弱くなる症状と対策
- 老犬の後ろ足が立たないときの食事
今回は、老犬の後ろ足が立たない時の対処方法について解説します。
老犬が立たないと食事やトイレのサポート、体調管理をしていく必要があります。
そこで本記事では、老犬の後ろ足が立たないときのサポート方法や原因を、わかりやすく解説していきます。
「老犬が立たないときのサポートは」「食事はどうすればいい?」といった疑問も解消できますよ。
それでは早速はじめていきましょう。
老犬が後ろ足が立たないときの対処方法
老犬が後ろ足が弱くなったきたときの対処方法です。
老犬のための生活環境を作る
老犬の後ろ足が立たないときは、老犬のための生活環境を作ってあげましょう。
床は滑りにくいものに変える
老犬が少しでも快適に生活できるように、床は滑らない素材に変えてあげましょう。
フローリングなら、滑らないようにマットを敷くといいでしょう。
室温を調整する
老犬が後ろ足が立たないと、床面で生活することが多くなります。
おうちの中では、部屋の天井部分と、床部分では温度が違うので、エアコンやサーキュレーターを使い、温度を一定にするような工夫をしていきましょう。
立ち上がるリハビリをする
老犬が寝たきりにならないように、リハビリを実施していきます。
飼い主や老犬がケガをしないように、ハーネスを使うのがおすすめです。
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老犬の後ろ足のリハビリは慎重に
老犬の後ろ足が弱くなり、ずっと過保護にしていると、後ろ足の筋肉は落ちていくばかりです。
これ以上後ろ足の筋肉がおちないように、リハビリをしていきましょう。
リハビリは、手を添えて立つ練習をしたり、老犬に無理をさせないように、ゆっくり散歩をします。
老犬散歩は短くゆっくり。
階段は抱っこしてさけ、後ろ足のリハビリしてあげましょう。
マッサージとストレッチ
老犬の後ろ足や前足をゆっくりとさするようにマッサージしてあげます。
暖かい濡れタオルで温めてあげるのもいいでしょう。
また軽くストレッチをして、少しでお後ろ足が動くようにするkとも大切です。
食事のサポート
老犬の後ろ足が立たないときは、食事もままならなくなります。
うつわの高さを変えたり、ハーネスで食事のサポートをしてあげましょう。
また老犬が立たない場合は、手やスプーン、シリンジなどを使って食事のサポートをしていきます。
トイレのサポート
老犬が立たないとトイレのサポートが必要です。
できるだけ立たせてトイレをさせることが大切ですが、難しいならオムツをつけたりして、トイレのサポートをします。
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気分転換をする
老犬の後ろ足が立たない場合、散歩も難しいでしょう。
ドッグカートや車に老犬を乗せて、外の空気を感じましょう。
気分転換とリフレッシュはとても大事です。
またハーネスを使い、立つ練習をするのもとてもいいリハビリになります。
定期的に獣医師の診断を受ける
老犬の後ろ足が立たないのは、病気の可能性もあるので、定期的に獣医師の診断をうけましょう。
後ろ足に痛みがあるなら、痛み止めの処方をしてもらったり、今後の計画についてもアドバイスをもらうことをおすすめします。
老犬の後ろ足が立たない原因
老犬の後ろ足が弱くなってくる原因をお話しします。
後ろ足に力が入らない
老犬の後ろ足が立たないのは、力が入らないからです。
立たなくなる前に、飼い主ができることをして、老犬をサポートしていきましょう。
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筋肉量が落ちてくる
老犬になると、老化が進み、筋肉量が落ちてきて、後ろ足が弱くなってきます。
老犬の後ろ足が立てなくなる前に、タンパク質を多くとる食事にして、筋肉維持に努めましょう。
病気
病気が原因で、老犬の後ろ足がが立てなくなることがあります。
内蔵的な問題や、関節の老化などさまざまな原因です。
老犬の後ろ足の異変に気がついたら、すぐに動物病院を受診することをおすすめします。
老犬が後ろ足が弱くなる症状と対策
老犬の後ろ足が弱くなることの症状を、6つの対策をお話していきます。
後ろ足が弱いときの症状と対策
- 老犬が後ろ足が立たない弊害
- 後ろ足が弱くなっても理解できない
- 横方向の抵抗に弱い
- すべりやすいなる
- 立ち上がるのが大変
- かがむのが大変
それでは1つずつ解説していきます。
老犬が後ろ足が立たない弊害
老犬が後ろ足が立たない弊害は、筋肉が落ち、食欲がなくなってくることです。
食事を取らないと自然と体力も落ちるので、悪循環になります。
またトイレの失敗も多くなります。
飼い主にとっては負担になりますが、おだやかに生活させてあげるようにしましょう。
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老犬の後ろ足が弱くなるサイン
老犬の後ろ足が弱くなると、おっくうになり、運動量が落ちてきます。
運動しなくなると、老犬の筋肉量も落ちてきて、今までできていたことができなくなってきます。
老犬の後ろ足が弱くなるサイン
- 昨日まで飛び越えられたのに、飛び越えられなくなった
- 曲がり角のコーナーで滑って転びそうになった
- 今まで平気だったのに、階段がコワゴワ上り下りする
- 老犬が散歩を嫌がる
- 散歩をしていても、老犬が急に立ち止まる
飼い主さんが敏感に老犬の微妙な変化に気づき、対応してあげることが大切です。
老犬が後ろ足が弱くなる速度は、他の病気がある場合や薬の影響で、加速度的に進んでいきます。
老犬の介護になった時のためにどういうサポートができるのか、考えていくことが大事なのです。
うちの愛犬がまさかとは思いましたが、みるみるうちに後ろ足が弱くなって、立つのも難しくなりました。
<<老犬の介護>>については、こちらでお話していますので、参考にしてみてくださいね。
老犬が後ろ足が弱くなっても理解できない
老犬が後ろ足が弱くなったことを、自分では理解していないことが多いようです。
能力的に無理でも、できなくなっていることが理解できず、何度もチャレンジし続けてしまいます。
走ることや階段の上り下りなどが、後ろ足が弱くなってくると難しくなります。
ただし、立つことだけは続けていきましょう。
老犬にとって、立ち上がろうとすることは生きる力です。
老犬の後ろ足が立たないと飼い主も大変です。
無理をしないように、老犬の後ろ足が弱って立つことが難しいようだったら、補助してあげるようにしましょう。
老犬の後ろ足をサポートする
老犬の後ろ足が弱くなってきたら、軽減させてあげる方法を考えていきます。
階段は抱っこをしてあげたり、別の道を通るなどしてあげましょう。
段差は、老犬の後ろ足が上がらなくて、引っかかってしまうかもしれません。
しっかり観察して、ケガをしないようにしてあげましょう。
うちの老犬のミニチュアシュナウザー は車でお出かけの時、自分で車に乗っていました。
健康な時は何も問題ありませんが、老犬になり、後ろ足が引っかかってしまうことが何度かありました。
後ろ足が弱ってからは抱っこして乗せるようにしてしていました。
横方向の抵抗に弱い
老犬の後ろ足が弱くなってくると、横からの抵抗が弱くなってきます。
老犬を横から軽く倒しただけでも、倒れてしまうことがあるので、気をつけてあげましょう。
老犬が後ろ足が弱くなってくると、方向転換をする時に、ふんばれず、倒れてしまうかもしれません。
散歩中などは、老犬をしっかりと観察してあげて、後ろ足が弱いせいで、倒れたり転んだりしないようにみてあげましょう。
後ろ足が弱くなるとすべりやすい
老犬の後ろ足が弱くなると、すべりやすくなります。
我が家のミニチュアシュナウザー もカーペットですべるようになりました。
肉球の毛が伸びてしまったせいだと思っていましたが、実は、後ろ足が弱くなっていたからでした。
老犬の後ろ足が弱くなったときの対策として、すべらないようなカーペットにしてあげましょう。
老犬は後ろ足が弱くなり、トイレに間に合わず、汚してしまうこともあります。
ホームセンターなどに行って、50センチぐらいの正方形のものを買うと、交換ができるので便利です。
<<老犬の介護のトイレ>>については、こちらでも解説しています。
立ち上がるのが大変、後ろ足が立たない
老犬の後ろ足が弱くなるのが進行すると、立ち上がるのが難しくなってきます。
老犬がケガをしないように手で支えてあげて、立たせてあげましょう。
筋肉が固まっているので、一度立ったとしても、よろめいたり、転んでしまわないように注意が必要です。
かがむのが大変
老犬の後ろ足が弱くなると、かがむのが大変になります。
老犬の後ろ足の筋力の低下で、踏ん張ることが難しくなってきます。
なるべく老犬が体をかがませることがなく、ご飯が食べられるように、うつわの高さを変えてあげましょう。
とにかく老犬の後ろ足への負担を減らしてあげることが大事です。
後ろ足の弱い老犬は、タンパク質摂取が重要です。
老犬の食事は、脂質をなるべく抑え、タンパク質の多いドッグフードを与えるように、気をつけるようにしましょう。
老犬の後ろ足が立たないときの食事
ドライフード
もし老犬がドライフードを食べられるなら、食べさせてあげましょう。
喉を詰まらせいようにして、ふやかしてあげるのもおすすめです。
高タンパクなドッグフードは、後ろ足のサポートしていきましょう。
、低カロリーなピッコロドッグフードは、タンパク質が多くとれるシニア専用ご飯です。
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ウェットフード
ドライフードを食べないなら。総合栄養食のウェットフードがおすすめです。
ウェットフードは柔らかいので、消化ももよく、老犬の後ろ足が弱く立たない場合でも、スプーンなどで食べさせることができます。
ウェットフードおすすめはペトコトフーズです。
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とろみをつけた手作りご飯
ジャガイモやにんじんなどをミキサーにかけ、とろみをつけたスープもおすすめです。
スプーンで与えたり、シリンジに入れて与えましょう。
マヌカハニー
主にニュージーランドが原産のマヌカという花からとられるハチミツは、足が立たない老犬に力を与えてくれることでしょう。
なるべく老犬が長生きできるように栄養いっぱいのマヌカハニーは、おすすめの食材です。
点滴
老犬が立てない、食べることができないなら、獣医師とも相談して、点滴も検討していきましょう。
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愛犬が歩きにくそう。老犬で後ろ足が立たないようになる
愛犬が歳を重ね、散歩を嫌がるようになりました。
老犬になった?散歩好きだったのに?
散歩を嫌がるのは、後ろ足が弱ってきたり、体調の変化です。
後ろ足をかばうようなしぐさはないので、とりあえず様子をみることに。
散歩を嫌がっても、まさか後ろ足が弱っているとは気づきにくいですが、老化の始まりともいえます。
寝たきりにならないように、しっかりとサポートしていこうと決めた瞬間です。
おかげで最後まで歩いて生活することができました。
気をつけていたこと
愛犬が後ろ足が弱くなって感じたときに気をつけていたことは、無理をさせないということでした。
- 階段は抱っこ
- 散歩は短め
- ドッグランは控える
これ以外にも、スライドドアをあけると車に自分で乗っていたのでですが、無理をさせず抱っこして乗せました。
ケガをさせない、老犬の後ろ足に無理をさせないためです。
食事に気をつける
ドッグフードの成分にも気を付けるようになりました。
脂質を抑え、これ以上後ろ足が弱くならないように、タンパク質多めのドッグフードにしました。
最期の覚悟をした
老犬の後ろ足が立たないと、介護状態になります。
どうしても考えてしまうのが、愛犬の最期。
穏やかに暮らせるように、そして幸せな日々だったと感じてもらえるように最期の準備をしました。
老犬の後ろ足についてのまとめ
今回は、老犬の後ろ足についてお話しました。
我が家のミニチュアシュナウザー は、最初は散歩を嫌がり、階段を嫌がり、段差にもつまづくようになって、後ろ足が弱くなっていることに気づきました。
老犬になって、後ろ足が弱くても、立つことができれば生きる力になります。
長く立ってトイレなどができるようにしてあげましょう。
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