
老犬が最近、散歩や階段の上り下りも嫌がります。
後ろ足が弱いのでしょうか?
対処方法が知りたいです。
こんなお悩みにお答えします。
- 老犬が後ろ足が弱いときの対処方法
- 後ろ足が弱くなる原因
- 症状と対策
今回は、老犬の後ろ足が弱い時の対策について解説します。
老犬が散歩を嫌がったり、帰りたがると、何が原因か心配になりますね、
なかなか後ろ足が弱くなってきたことは気づきにくいもの。
そこで本記事では、老犬の後ろ足が心配な人に簡単に理解できるように、大切なポイントだけをわかりやすく解説していきます。
「運動ってやり方は?」「これ以上後ろ足が弱くならない方法は?」といった疑問も解消できますよ。


- ミニチュアシュナウザー と16年、日々が学びです。
- 留守番、イタズラ、ご飯食べないなどを克服しました。
- しつけは毎日続けています。
- ドッグフード研究家
それでは早速はじめていきましょう。
愛犬が歩きにくそう。老犬で後ろ足が弱くなった

愛犬が歳を重ね、散歩を嫌がるようになりました。

老犬になった?散歩好きだったのに?
散歩を嫌がるのは、後ろ足が弱ってきたり、体調の変化です。
後ろ足をかばうようなしぐさはないので、とりあえず様子をみることに。
散歩を嫌がっても、まさか後ろ足が弱っているとは気づきにくいですが、老化の始まりともいえます。
寝たきりにならないように、しっかりとサポートしていこうと決めた瞬間です。
おかげで最後まで歩いて生活することができました。
気をつけていたこと
愛犬が後ろ足が弱くなって感じたときに気をつけていたことは、無理をさせないということでした。
- 階段は抱っこ
- 散歩は短め
- ドッグランは控える
これ以外にも、スライドドアをあけると車に自分で乗っていたのでですが、無理をさせず抱っこして乗せました。
ケガをさせない、老犬の後ろ足に無理をさせないためです。
食事に気をつける
ドッグフードの成分にも気を付けるようになりました。
脂質を抑え、これ以上後ろ足が弱くならないように、タンパク質多めのドッグフードにしました。
以前飼っていた犬は、後ろ足が弱くなってからでしたが、今は子犬のうちから、モグワンドッグフードを与え、栄養が偏らないようにしています。
老犬が後ろ足が弱いときの対処方法

老犬が後ろ足が弱くなったきたときの対処方法です。
老犬の後ろ足が弱いとき
- 運動する
- 食事でタンパク質をとる
それでは1つずつお話ししますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
運動する
老犬の後ろ足が弱くなってきたら、運動しましょう。
ただし無理は絶対にしないことです。
散歩は、飼い主主導ではなく、老犬主導。
階段や坂道はさけ、なるべく平坦な道をあるくようにしましょう。
老犬がおうちの中で遊びたいと思っても、疲れさせないようにしてあげましょう。
走り回ってケガをしたら大変です。
後ろ足の筋肉が衰えないように、程よい運動をしていきましょう。
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食事でタンパク質をとる
後ろ足が弱くなった老犬は、積極的にタンパク質をとるようにしましょう。
むね肉を焼いて手作りご飯を作ってあげたり、ドッグフードで、栄養補給をしましょう。
ドッグフードでタンパク質で摂るなら、モグワンドッグフードをがおすすめです。
その他の老犬の食事については、別記事で紹介していますので、参考にしてみてくださいね。
老犬の後ろ足が弱くなる原因

老犬の後ろ足が弱くなってくる原因をお話しします。
筋肉量が落ちてくる
老犬になると、筋肉量が落ちてきて、後ろ足が弱くなってきます。
最初は後ろ足が弱いことに気づかないかもしれませんが、散歩を嫌がったり、立ち止まってしまうことで、違和感を感じます。
老犬には、タンパク質を多くとることに気をつけましょう。
病気
病気になると、運動することが億劫になり、後ろ足が弱くなってきます。
少しでも運動すると、息が荒くなったり、後ろ足が弱いことで、足を引きずったりします。
病気ならなおさら無理をさせないように、生活をさせてあげましょう。
老犬が後ろ足が弱くなる症状と対策

老犬の後ろ足が弱くなることの症状を、6つの対策をお話していきます。
後ろ足が弱いときの症状と対策
- 老犬が後ろ足が弱くなる弊害
- 後ろ足が弱くなっても理解できない
- 横方向の抵抗に弱い
- すべりやすいなる
- 立ち上がるのが大変
- かがむのが大変
それでは1つずつ解説していきます。
老犬が後ろ足が弱くなる弊害

老犬の後ろ足が弱くなると、おっくうになり、運動量が落ちてきます。
運動しなくなると、老犬の筋肉量も落ちてきて、今までできていたことができなくなってきます。
老犬の後ろ足が弱くなるサイン
- 昨日まで飛び越えられたのに、飛び越えられなくなった
- 曲がり角のコーナーで滑って転びそうになった
- 今まで平気だったのに、階段がコワゴワ上り下りする
- 老犬が散歩を嫌がる
- 散歩をしていても、老犬が急に立ち止まる
飼い主さんが敏感に老犬の微妙な変化に気づき、対応してあげることが大切です。
老犬が後ろ足が弱くなる速度は、他の病気がある場合や薬の影響で、加速度的に進んでいきます。
老犬介護になった時のためにどういうサポートができるのか、考えていくことが大事なのです。
うちの愛犬がまさかとは思いましたが、みるみるうちに後ろ足が弱くなって、立つのも難しくなりました。
<<老犬介護>>については、こちらでお話していますので、参考にしてみてくださいね。
後ろ足が弱くなっても理解できない

老犬が後ろ足が弱くなったことを、自分では理解していないことが多いようです。
能力的に無理でも、できなくなっていることが理解できず、何度もチャレンジし続けてしまいます。
走ることや階段の上り下りなどが、後ろ足が弱くなってくると難しくなります。
ただし、立つことだけは続けていきましょう。
老犬にとって、立ち上がろうとすることは生きる力です。
無理をしないように、老犬の後ろ足が弱って立つことが難しいようだったら、補助してあげるようにしましょう。
老犬の後ろ足をサポートする
老犬の後ろ足が弱くなってきたら、軽減させてあげる方法を考えていきます。
階段は抱っこをしてあげたり、別の道を通るなどしてあげましょう。
段差は、老犬の後ろ足が上がらなくて、引っかかってしまうかもしれません。
しっかり観察して、ケガをしないようにしてあげましょう。
うちの老犬のミニチュアシュナウザー は車でお出かけの時、自分で車に乗っていました。
健康な時は何も問題ありませんが、老犬になり、後ろ足が引っかかってしまうことが何度かありました。
後ろ足が弱ってからは抱っこして乗せるようにしてしていました。
横方向の抵抗に弱い

老犬の後ろ足が弱くなってくると、横からの抵抗が弱くなってきます。
老犬を横から軽く倒しただけでも、倒れてしまうことがあるので、気をつけてあげましょう。
老犬が後ろ足が弱くなってくると、方向転換をする時に、ふんばれず、倒れてしまうかもしれません。
散歩中などは、老犬をしっかりと観察してあげて、後ろ足が弱いせいで、倒れたり転んだりしないようにみてあげましょう。
後ろ足が弱くなるとすべりやすい
老犬の後ろ足が弱くなると、すべりやすくなります。
我が家のミニチュアシュナウザー もカーペットですべるようになりました。
肉球の毛が伸びてしまったせいだと思っていましたが、実は、後ろ足が弱くなっていたからでした。
老犬の後ろ足が弱くなったときの対策として、すべらないようなカーペットにしてあげましょう。
老犬は後ろ足が弱くなり、トイレに間に合わず、汚してしまうこともあります。
ホームセンターなどに行って、50センチぐらいの正方形のものを買うと、交換ができるので便利です。
<<老犬介護のトイレ>>については、こちらでも解説しています。
立ち上がるのが大変

老犬の後ろ足が弱くなるのが進行すると、立ち上がるのが難しくなってきます。
老犬がケガをしないように手で支えてあげて、立たせてあげましょう。
立ち上がらせるとき、高反発マットなどもいいですよ。
後ろ足が弱くなった老犬の寝起きは、要注意です。
筋肉が固まっているので、一度立ったとしても、よろめいたり、転んでしまわないように注意が必要です。
もしも老犬の立ち上がる練習をしたいのならば、程よい反発力があるヨガマットがおすすめです。
老犬の散歩は、リードからハーネスにすると、後ろ足の補助になりますね。
<<老犬のハーネス>>については、こちらでお話しています。
かがむのが大変

老犬の後ろ足が弱くなると、かがむのが大変になります。
老犬の後ろ足の筋力の低下で、踏ん張ることが難しくなってきます。
なるべく老犬が体をかがませることがなく、ご飯が食べられるように、うつわの高さを変えてあげましょう。
とにかく老犬の後ろ足への負担を減らしてあげることが大事です。
後ろ足の弱い老犬は、タンパク質摂取が重要です。
老犬の食事は、脂質をなるべく抑え、タンパク質の多いドッグフードを与えるように、気をつけるようにしましょう。
ブッチドッグフードについては、別記事で紹介しています。
老犬の後ろ足のリハビリは慎重に

老犬の後ろ足が弱くなり、ずっと過保護にしていると、後ろ足の筋肉は落ちていくばかりです。
これ以上後ろ足の筋肉がおちないように、リハビリをしていきましょう。
リハビリは、手を添えて立つ練習をしたり、老犬に無理をさせないように、ゆっくり散歩をします。
老犬散歩は短くゆっくり。
階段は抱っこしてさけ、後ろ足のリハビリしてあげましょう。
老犬の後ろ足についてのまとめ
今回は、老犬の後ろ足についてお話しました。
我が家のミニチュアシュナウザー は、最初は散歩を嫌がり、階段を嫌がり、段差にもつまづくようになって、後ろ足が弱くなっていることに気づきました。
老犬になって、後ろ足が弱くても、立つことができれば生きる力になります。
長く立ってトイレなどができるようにしてあげましょう。
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