犬が噛み癖があるので、怖くて散歩にもなかなかいけません。
噛み癖はしつけで治したいので、治す方法が知りたいです。
こんなお悩みにお答えします。
- 犬の噛み癖のしつけ
- 犬の噛み癖の原因
- 犬の噛み癖で気をつけること
今回は犬を飼っている人のために、噛み癖を治す方法をご紹介します。
犬が噛むといたいし、なんとか治していきたいですよね。
人い希害を与えたらこまりますし。
そこで本記事では、犬の噛み癖をしつけたい人に、しつけ方法の大切なポイントだけをわかりやすく解説していきます。
「噛み癖のしつけかたがわからない」「散歩に行けるの?」といった疑問も解消できますよ。
それでは、さっそく始めていきましょう。
犬の噛み癖のしつけ
犬の噛み癖のしつけは、下記の4つがポイントを意識してしつけをしていくとうまくいきます。
犬の噛み癖をなくすしつけ方
- 噛んでいいものを悪いものを分類する
- 手が口に近づいても噛ませない
- 噛まれそうになったら「痛い」とはっきり伝えること
- 主従関係を構築する
それでは1つずつ解説していきます。
噛んでいいものを分類する
犬の噛み癖を治すしつけは、噛んでいいもの、いけないものを分類するところから始めていきましょう。
犬に噛んでいいものと、噛んでは困るものを、しつけていけば、犬は噛み癖が悪いことが理解してくれるはずです。
噛んでいいもの
おもちゃ、犬用ガムなど
噛んでいけないもの
靴下、人の手など
犬の噛み癖のしつけは、おもちゃなど、噛んでいいものだけを噛ませて、犬に噛んでもいいことをしつけていきます。
いいことをしたら、ほめることから始めていきましょう、
手が口に近づいても噛ませない
犬の噛み癖のしつけは、噛むと困るものや飼い主の手が、犬の口に近づいただけで、注意していきましょう。
- 噛んではいけないものを口に近づける(靴下など)
- 「痛い!」と大きな声で、しっかりと叫ぶ
- たじろぐぐらい大きな声で叫ぶ
犬の噛み癖のしつけは、、口に近づいたものを噛まないということをしつけていきます。
手を犬の口の前に持っていくのが怖い時は、手袋をはめて、しつけをすることをおすすめします。
犬の噛み癖の直すしつけで<<手袋をつけてすしつけをする方法>>はこちらでお話ししています。
「痛い」とはっきり伝えること
犬の噛み癖のしつけは、飼い主の手が、犬の口に近づいたら、「痛い:と大きな声を出してリアクションをしましょう。
犬が噛まないように、噛むことがいけないことを、しつけで伝えていきます。
口に近づいただけで、「痛い!」と言うことが大事です。噛まれたらゲームオーバーなので、気をつけましょう。
痛い!
と大きな声を出せば、犬はびっくりして、噛むのをやめるはずです。
犬の噛み癖をやめさせるには、とにかく大きな声で訴えることが大事です。
野球のデッドボールが当たっているかどうかは、本人しかわからないのと同様に、噛まれる行為自体がいけないことです。
痛い! とあなたが審判となって訴えましょう。
犬にはオーバーアクションで、犬にわかるように噛み癖のしつけをしていきましょう。
時間がたったら、ほめるしつけに
犬を叱ったら、褒めることを忘れずにしていきまししょう。
褒められることで、「いいことをした」「飼い主の役にたった」と印象が残るからです。
痛いと叫んで、数十秒間たったら、おすわりをさせて、できたら褒めてあげましょう。
噛まれるのが怖いなら手袋をする
犬に噛まれるのではないかと心配なら、必ず手袋をつけてしつけをしましょう。
手袋のしつけについては、別記事で紹介していますので、参考にしてみてくださいね。
子犬の噛み癖は、しつけで主従関係をつくる
子犬の噛み癖は、飼い主がリーダーとなる主従関係をつくり、噛まないようにしていきましょう。
主従関係ができていないと、犬がなんでも噛んで要求が通ると思ってしまうからです。
主従関係は、犬のしつけにおいてとても大切です。
噛み癖、無駄吠えなどでお困りなら、主従関係を作っていきましょう。
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犬との主従関係の作り方は?上下関係をしつけ方法を解説
続きを見る
犬の噛み癖の原因
犬の噛み癖のしつけをする前に、噛む原因を探っていきましょう。
遊んでいる
犬の噛み癖は、決して悪気があるわけではなく、ただ遊んでいるだけです。
人間社会のルールでは、噛んでいいもの、いけないものがあります。
噛み癖になったら困ることは、しつけをしっかりとしていきましょう。
興奮しているから
犬が噛み癖になってしまうのは、興奮している時です。
遊びもそうですが、ドッグランなどで走ったあとは。犬はとても興奮しています。
犬をとっさに体を触ろうとすると、無意識に噛んでしまうのは、そのためです。
興奮して噛み癖になるのはよくないので、早めにしつけをしておきましょう。
飼い主を下にみている
飼い主が犬より上の立場になっていないと、私のいうことをきけと命令口調、つまり噛み癖の行動を起こすことがあります。
犬は、上下関係(主従関係)が成り立つと、安心して生活ができる動物です。
愛犬から危険から守るためにも、飼い主がリーダーになる行動をしていきましょう。
<<主従関係のしつけ>>については、こちらでお話ししています。
縄張り意識から噛む
犬は群れて生活してきたため、縄張り意識があります。
縄張りに入ろうとした時に、噛んで攻撃しようとしてしまうのです。
人間社会に縄張りなんてないことをしっかりしつけ、噛み癖にならないようにしてしつけをいきましょう。
怖いから噛む
犬は他人や他の犬が怖いからしつけをしておかないと噛み癖がついてしまいます。
知らない人や他人の犬は、何をするかわからない動物だと思っているので、敵と認識しているのです。
いきなり頭をなぜようとして、噛まれそうになるのも、何をされるかわからないので、噛んでしまうのです。
抵抗心から噛む
犬は気に入らなかったり、嫌なことがあると噛むことで抵抗しようします。
ブラッシングをしようとした時、体を触るろうとした時、大好きなおもちゃを取られそうになったときは注意が必要です。
体を触るのも、しつけの一環です。
噛み癖にならないように、体は普段から優しく撫でるようにして、慣れされておきましょう。
特に、耳、肉球、お腹などは、練習しておくと、トリミングの時も楽ですね。
病気や痛みから噛む
犬は病気になると、平常心でいられなくなり、噛むことが制御できなくなリます。
内臓疾患で、お腹を触られた時、痛みがある時、気持ちの整理がつかない時に噛んで表現します。
犬に噛み癖がつかないようにするのがしつけですが、病気やケガの場合は、噛まれないように飼い主が気をつけていきましょう。
犬の噛み癖のしつけはいつまで?
犬の噛み癖のしつけは、時間がかかるので、あきらめてしまいようになりますが、治るまでしつけをしていきましょう。
子犬のうちから主従関係をしっかりと作り、犬に毅然とした態度をしていけば、噛み癖は治るはずです。
犬の性格や犬種によって時間がかかるかもしれませんが、噛み癖があると、社会生活をする上で、とても困るので、しつけで治しておきましょう。
<<犬の噛み癖が治らないなら>>については、こちらでお話ししています。
犬の噛み癖のしつけでやってはいけないこと
体罰で押さえつけようとする
犬が噛むからといって、叩いたりと体罰でしつけようとしてもうまくいきません。
痛い嫌な思い出だけが残り、飼い主のいうことをきかなくなったり、恐怖心が残ってしまうからです。
犬と飼い主との関係が良好であることで、しつけが成り立ちます。
信頼関係が壊れないように注意しながら、しつけをしていくことが大切です。
犬の要求を叶える
犬が噛むからといって、おやつで黙らせるのは、絶対にやめましょう。
噛んだらおやつがもらえると理解してしまうからです。
おやつを与えるのは、いいことをした時だけです。
もしおやつを与えたいなら、噛むことをやめて、しばらくたったら、おすわりなどをさせてからにしましょう。
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犬の噛み癖のしつけで気につけること
ケージに閉じ込めるといつまで経っても解決しない
犬が噛み癖のしつけで気をつけることは、ハウス(ケージ)に閉じ込めているだけでは、いつまでたっても解決しません。
犬と向き合って、噛み癖のしつけをしっかりとしつけをしていきましょう。
犬の噛み癖がついていると、危険です。
しつけをせずに、ハウスに閉じ込めてしまえばいいと、考えてしまいがちですが、解決策になるどころか、余計に攻撃的に噛んでしまうかもしれません。
犬は、ケージに入れられることによって、ストレスがたまります。
ケージから外に出た時に、気持ちが爆発して、攻撃的に噛む行動になってしまうからです。
犬のケージは、快適に過ごせるように、ベッドルームでもあり、リビングでもあり、レストルームです。
犬の噛み癖のしつけをしっかりして、ケージを安心安全な場所になるようにしつけていきましょう。
<<犬の噛み癖が治らないなら>>については、こちらでお話しています。
成犬でゆずり受ける場合
ペットショップやブリーダーさんから、犬を家族に迎える場合は、あまりないのかもしれません。
個人や、保護犬などを譲り受ける場合、犬が噛み癖がついてまま、譲りうける場合もあるかもしれません。
犬が噛み癖があれば、危なくないよう保護団体や愛護団体でしつけをしてくれています。
しかし、子犬からしつけているわけではないので、環境がわかると噛み癖がもどってしまうかもしれません。
噛まれないように、充分注意して犬のしつけをしていきましょう。
犬の噛み癖のしつけのまとめ
今回は、犬の噛むしつけについて、お話ししました。
犬が噛み癖がついている場合は、しつけるのに時間がかかります。
もし噛み癖が治ったなあと感じても、何度も何度も繰り返して、完全に噛むことをやめるまで、しつけを続けることが大事なのです。
噛み癖がついて他人を噛まないようにするにはという記事もおすすめです。