
子犬がケージを噛んで困っています。
噛むのをやめさせるにはどうしたらいいか知りたいです。
こんなお悩みにお答えします。
- 子犬がケージを噛む時の解決方法
- 子犬がケージを噛むことの弊害
- 子犬がケージを噛む理由
今回は、子犬がケージを噛むのをやめさせる方法をご紹介します。
子犬がケージを噛むと、「ケージが壊れそう」とは「歯が折れたらかわいそう」と悩みますよねー。
うちのミニチュアシュナウザー も子犬期、いっぱい噛んでいたので、心配でした。
そこで本記事では、子犬をはじめて飼う人でも理解できるように、大切なポイントだけをわかりやすく解説していきます。
「子犬がなぜケージを噛むのか知りたい」「いつまで噛むの?」といった疑問も解消できますよ。

それでは早速はじめていきましょう。
うちの子犬もケージを噛むのでとても困っていました

愛犬が子犬期、生後4ヶ月ぐらいから、ケージを噛むようになって困っていました。
- ケガをしてしまうのではないか
- ケージが壊れてしまうのではないか
とても心配です。
愛犬がケージを噛む原因は、留守番の寂しさのストレス、歯の生え替わりでむず痒いのが理由でした。
おもちゃを与えたり、気を逸らすなどして、何とか噛まないようにしていました。
子犬がケージを噛む時の6つの解決方法

子犬がケージを噛むのをやめさせる方法をお話しします。
子犬がケージを噛むのをやめさせるには?
- 体力を消耗させる
- ストレスを解消してあげる
- 噛むおもちゃを与える
- おやつで気をそらす
- 留守番を減らす
- 市販のスプレーを用意する
それでは1つずつお話ししていきます。
体力を消耗させる
子犬がケージを噛むなら、体力を消耗させてあげましょう。
子犬は、エネルギーが溜まっているために、ケージを噛む行動になってしまうのです。
エネルギーを消耗させるために、散歩に行ったり、大好きなおもちゃで引っ張りあいこで遊んであげましょう。
子犬に与えるおもちゃは、わざわざ買わなくても、だいじょうぶ。
使いふるしたタオルの両端を結んであげれば、「噛むおもちゃ」の出来上がりです。
外に出て、ドッグランにいくのも、子犬がケージを噛むことから解放させてあげる手段です。
室内だけで飼っている飼い主さんは?
チワワやトイプードルなど、うちは室内で飼っているから散歩をしないという飼い主さんも多くいらっしゃいますね。
室内でしっかり運動しているから大丈夫なことは十分理解できますが。
たまには抱っこでもいいので外に連れ出すと、子犬の社会科にもなりますよ。
ストレスを解消してあげる

子犬がケージを噛むなら、ストレスを解消してあげましょう。
子犬は、精神的にも安定していないので、ちょっとしたことでもストレスを感じています。
自分の思い通りにならなかったり、おうちの中が騒がしい、散歩が少ない、飼い主にかまってもらえないなどで、ストレスをためてしまいます。
ストレスがためないように、子犬はケージを噛むことで、気持ちを落ち着かせているのです。
子犬がケージを噛むなら、散歩などで連れ出したり、遊んであげて、ストレス解消をしてあげましょう。
うちのミニチュアシュナウザー もとても元気な子だったので、エネルギーがたまりがちになっていました。
毎朝、犬と散歩に行くのは、ルーティーンで、楽しいひとときですよ。
噛むおもちゃを与える
子犬がケージを噛むなら、噛むおもちゃを与えてみましょう。
おもちゃは縄状のものや硬い木などさまざまなものがあります。
我が家の子犬のミニチュアシュナウザー には木を与えて、ケージを噛むことがないようにしています。
ただし、ずっと噛んでいるのもあまりよくないので、時間を決めて与えるようにしましょう。
ずっと噛むのも心配です。途中で取り上げています。
おやつで気をそらす

子犬がケージを噛むなら、おやつ使って、気持ちをそらしてあげましょう。
ケージから子犬から目をそらすのは、おやつがもってこいですし、簡単な方法です。
ケージを噛むよりも、おやつをもらえる方が、子犬はうれしいはずだからです。
おやつを与えることも大切なしつけです。
必ず「待て」をさせてから、おやつを与えるようにします。
またおやつの与えすぎには気をつけて。
上手に子犬にケージを噛むことのないようにしつけをしていきましょう。
<<待ての>>しつけは、こちらでお話ししています。
万が一、子犬がケージを噛んでケガをしてしまったときのために、ペット保険に入っておきましょう。
留守番を減らす

子犬がケージを噛むなら、留守番を減らしてあげましょう。
長い間、子犬にケージで留守番させると、外に出してほしい気落ちになったり、さみしくなってしまいます。
子犬がケージを噛むことは、退屈な時間を紛らわすために無意識にする行動なのです。
留守番は子犬にとっては、大敵です。
なるべく留守番を少なくしてあげると、ケージを噛むこともなくしてあげましょう。
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子犬がケージで無駄吠えするなら
ケージを噛むのと同様、子犬がやりがちなのが無駄吠えです。
吠えるのは無視することが一番ですが、とまらない場合は、しつけプラスというドッグフードを与えるのはいかがでしょうか。
我が家のミニチュアシュナウザー は、とても静かになりました。
市販のスプレーを用意する
子犬がケージを噛むことをやめない場合は、嫌な匂いのスプレーを使うことを考えていきましょう。
子犬がケージをかじったところ、もしくはかじりそうなところに、犬が嫌がるスプレーそするだけです。
ケージを噛もうとすると、嫌な匂いがするので、子犬が噛むのをやめさせることができます。
子犬がケージを噛む理由

子犬がケージを噛む理由について、あらためてお話しします。
歯がむずかゆいから
子犬がケージを噛むのは、歯の生え変わりでむず痒さからです。
生後4−6ヶ月あたりから、子犬の歯は、乳歯から永久歯へと生え変わり始めます。
ケージが木材ならば、子犬が噛むのにちょうどいい硬さなので、ガシガシ噛んでしまいます。
うちのミニチュアシュナウザー は、生後4ヶ月の子犬ですが、ケージを噛むのがピークです。
その後、子犬を卒業し、1歳もなる頃には、噛むことが一切なくなりました。
好奇心旺盛だから
子犬がケージを噛む理由は、好奇心旺盛だからです。
ケージの素材や固さ、食べられるかどうかなどを、噛むことによって確かめています。
子犬が噛むことは、社会性を身につける上で、とても大切なことです。
ケージを噛むことでケガをしたり、お腹を壊してしまう原因にもなってしまうので、やめさせていきましょう。
子犬がケージを噛むなら、子犬におもちゃを与えて、ケージから興味をそらしてあげましょう。
<<甘噛みのしつけ>>はこちらで解説しています、
注目を集めたい

子犬がケージを噛む理由は、注目を集めたいからです。
子犬がケージを噛むと、噛む音がするので、飼い主は見てしまいますよね。
飼い主が叱ると、子犬は相手してもらえたと勘違いをして、また噛む行動になってしまうので、気をつけましょう。
ケージから出たい
犬がケージを噛むのは、ケージから出してほしいからです。
子犬もケージから外に出て、飼い主と遊んだり、自由に行動したいはずです。
ケージから外に出すタイミング、時間は飼い主が決めることが大事です。
無駄吠えをしたりしないように、しっかりしつけをしていきましょう。
ストレスから噛む
子犬がケージを噛むのは、留守番が多い、ご飯が遅い、遊んでもらえないなど、子犬がストレスが多いと、ケージを噛むことで、ストレスを解消しています。
飼い主の行動を見直し、子犬がストレスをためないようにしてあげましょう。
うちの2代目のミニチュアシュナウザー は、子犬で来た当初は、ずっとケージを噛んでいましたが、ストレスがないせいか、いつの間にかケージをかむことがなくなりました。
退屈だから
子犬をかまってあげないと、暇だからケージを噛むことで退屈さを紛らわています。
クレートをかじるのをも同様です。
ずっと子犬が噛んでいる場合は、ケージから外に出してあげるなどして、ストレスを解消してあげるといいですね。
運動不足
「散歩が少ない」「遊ぶが少ない」などの運動不足は、ケージを噛む原因になります。
子犬がケージを噛むことの弊害

子犬がケージを噛むのは事故につながってしまうので、やめさせましょう。
子犬がケージを噛むことで考えられる弊害
- ケガ
- 誤飲
- ケージの破損
それでは1つずつケージを噛むリスクについて、お話ししていきます、
ケガ
子犬がケージを噛むことで、歯が折れてしまったり、口の中がケガをしてしまう危険性があります。
誤飲
木製のケージを噛んで食べてしまうと、木片がお腹に入り、傷つけてしまうリスクがあります。
内臓に木片が入ってつまってしまうと、嘔吐などの症状が出たり、食べなくなってしまいます。
もし排泄できないなら、手術でとる必要があるので、子犬がケージを噛むのはやめさせておきたいです。
ケージの破損
子犬がケージを噛むと、ケージが壊れてしまったり、塗装が剥がれてしまうことがあります。
塗装されたケージを舐めると、有害な物質を含まれている可能性があります。
子犬がケージを噛むのをやめないのは?

歯がむず痒い
子犬が6ヶ月を過ぎて、ケージを噛むのをやめないなら、乳歯から永久歯に生え変わっているか、確認してみましょう。
トイプードルやチワワなど小型犬は、乳歯が抜けず、永久歯と共に二重に生えてしまっていることがあります。
自然に歯が抜けてくれればいいのですが、抜けない場合ば、獣医さんに相談しましょう。
去勢や避妊手術の時に麻酔をすると思うので、その時に一緒に抜いてもらいましょう。
退屈
子犬がケージを噛むのをやめないのは、退屈だったり、飼い主にあまりかまってもらえないのが原因になることがあります。
子犬はずっと飼い主さんといっしょにいたいし、かまってもらいたいし、遊んでもらいたいです。
退屈で子犬がケージをかまないように、おつきあいよろしくお願いsます!
子犬がケージを噛む時のよくある質問

いつまで、子犬がケージを噛むのをやめるでしょうか?
子犬がケージを噛む原因は
- ストレス
- 歯のむず痒さ
などですが、ストレスの場合は、留守番を減らしたり、体力を消耗させてあげることで解決します。
原因が、歯のむず痒さの場合は、簡単なものではありません。
子犬がケージを噛むのは、成犬になるぐらいまで、続くかもしれないので、気長に待ってあげましょう。
子犬をケージから出せばいいですか?
子犬がケージを噛む場合は、歯のむず痒さは我慢できるものではないので、ケージから外に出すと、テーブルの脚などに変わるだけです。
ケージから出すなら、おもちゃで引っ張りあいこをするなどして、子犬の歯のむず痒さを解消してあげましょう。
子犬が退屈しているなら、ストレスの解消にもなりますね。
どうしても子犬がケージが噛むのが困るなら、段ボールに入れておくのも1つです。
子犬がケージを噛むことについてのまとめ
今回は子犬がケージを噛むことについて、お話ししました。
子犬がケージを噛むと心配になりますが、上記の5つのことを試しながら、やっていきましょう。
どうしても子犬がケージを噛むのをやめないなら、動物病院で相談してみるのも1つです。
<<犬の甘噛みをしつけで治す方法>>についてもこちらでお話していますので、ぜひ。