
犬のエリザベスカラーは、ずっとつけ続ける方がいいのでしょうか。
手を舐めて毛玉になってしまいます。
こんなお悩みにお答えします。
- エリザベスカラーを嫌がるわけ
- エリザベスカラーをつける理由
- 犬のエリザベスカラーで気をつけること
今回は犬を飼っている人のために、エリザベスカラーをつける理由、嫌がるわけをご紹介します。
エリザベスカラーは、犬にとっては異物そのものです。
そこで本記事では、犬のエリザベスカラーについて理解できるように、大切なポイントだけをわかりやすく解説していきます。
「エリザベスカラーを嫌がるのはなぜ?」といった疑問も解消できますよ。

それでは、早速はじめていきましょう。
犬がエリザベスカラーを嫌がる理由

情報収集ができない
犬は目や耳、鼻などで情報収集し、敵から守ったり、獲物を捕らえたりする習性があります。
犬がエリザベスカラーを嫌がるのは、つけていると、五感で情報収集ができにくくなるからです。
不安になったり、適切な判断ができなくなってしまいます。
歩きにくい
犬がエリザベスカラーをつけるのを嫌がるのは、視界が塞がれてしまうため、ぶつかったり、歩くのに不安をかかえてしまうからです。
寝転がろうと思っても、うまくできなかったり、エリザベスカラーのガサガサと音がすると気になって、嫌がるのです。
犬のエリザベスカラーをつける理由

犬にエリザベスカラーをつける理由についてお話しします。
犬にエリザベスカラーをつける理由
- 悪化させないため
- ケガをしているから
- 犬のエリザベスカラーをつける時間
それでは1つずつお話ししていきます。
①犬にエリザベスカラーをつけるのは、悪化させないため
犬にエリザベスカラーをつけるのは、手をなめたりして、これ以上悪化させないためです。
まずは犬が手を舐め続けている場合には、その原因を探っていきます。
犬が、手を舐めるのは、留守番でさみしい思いばかりをしたり、手や足を怪我をしてかばうためです。
舐めている部分をしっかりと見てあげて、赤くなっていないか、毛玉になっていないかなどを観察します。
目で見てわからない場合は、触って痛がらないかどうかもみておきます。
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犬が手をなめることをやめさせる方法
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忙しい飼い主さんの場合は留守番が多くなってしまうかもしれませんが、その分、家にいるときは、しっかりと遊んであげたり散歩を長めにしたりして、スキンシップをとって、ストレス解消をしてあげましょう。
犬がさみしい思いをしている場合は、心のケアをしてあげることが大切ですが、毛玉になっていたり、赤くなってしまっていると、そこから菌が入ったり、疾患の原因にもなりかねないので、舐めさせないことが大事です。
犬は人間の言葉がわからないので、「舐めるな」と言っても無駄です。
気をそらすために遊んであげることも有効ですが、どうしても舐めるづける場合は、犬にエリザベスカラーで強制的に口に手が届かないようにしてあげることがいいでしょう。
手を舐めると、悪化する原因になるので、犬にエリザベスカラーをつけて触らないようにしましょう。
ケガをしているから
犬にエリザベスカラーをつけるのは、ケガをしているからです。
犬の手足を触ってみて、切れていたり痛がる場合は、怪我をしていたり疾患のこともあるので、早めに動物病院でみてもらうことをおすすめします。
怪我をしている場合は、皮膚のケアのクリームを処方してくれるので、犬は患部を触りたがるかもしれませんが、早く治すためにも、エリザベスカラーで、対応します。
せっかく塗ってもらっても手を舐めたりしたら意味がありません。
犬が手が顔や体を触らないようにエリザベスカラーをレンタルしてくれる獣医さんも多いので、そちらを利用するようにします。
犬が体を痒がったり、目に疾患がある場合もエリザベスカラーをつけて、触らないようにしてあげましょう。
犬のエリザベスカラーをつける時間
犬にエリザベスカラーをずっとつけ続ける弊害もあります。
歩行が安定しなくなり、階段が登れなくなったり、ふらついたりしては危険です。
散歩の時に、エリザベスカラーが汚れたりするのもよくありません。
またケージの中に入るのに、引っかかってしまったり、トイレがしにくい場合もかわいそうです。
適宜につけたりはずしたりしてあげるようにしましょう。
犬のエリザベスカラーは散歩のとき、ご飯を食べるときなどははずしてあげることをおすすめします。
犬が寝る時に、エリザベスカラーをつけておきましょう。
夜中、犬にエリザベスカラーをつけていないと、犬が舐め続けていたとしても、面倒をみることができないですから。
朝おきたらトイレに行きたいと思うので、すぐに様子をみて、犬のエリザベスカラーをはずしてあげるなどしてあげましょう。
犬にエリザベスカラーをつける時に気にすべきこと

犬にエリザベスカラーをつけるのともう1つ大事なのは、体を清潔にしておくことです。
肉球に汚れがたまらないようにシャンプーをしてあげたり、被毛が毛玉にならないように気をつけてあげましょう。
皮膚が弱い犬には、薬用シャンプーで体を洗ってあげて、常に清潔に心がけましょう。
犬のエリザベスカラーのまとめ
今回は、犬のエリザベスカラーについて、お話ししました。
- 犬にエリザベスカラーをつけるのは、悪化させないため
- 犬にエリザベスカラーをつけるのは、ケガをしているから
- 犬のエリザベスカラーをつける時間
我が家のミニチュアシュナウザー もエリザベスカラーをつけることで、病気のケアができましたよ。
犬にとってエリザベスカラーはどうしてもストレスになってしまいます。
エリザベスカラーをつけたりはずしたりして、犬が不快にならないようにしてあげることも大切です。
治るまでの辛抱だと思って、しっかりとケアをしてあげましょう。
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