
生後4ヶ月の子犬が甘噛みをするので困っています。
甘噛みをやめさせる方法が知りたいです。
こんなお悩みにお答えします。
- 子犬が甘噛みする理由
- 子犬の甘噛みのしつけ
- 犬の甘噛みと本気噛み
今回は子犬の甘噛みをやめさせる方法をご紹介します。
子犬の甘噛みは、歯が生え変わってしまえば。ほとんどの場合、噛まなくなります。
しかし、本気噛みになったり、甘噛みがなかなか治らないこともあるのです。
そこで本記事では、子犬の甘噛みについて、大切なポイントだけをわかりやすく解説していきます。
「手を噛まれて痛いからどうしよう」「散歩で噛むのはどうしたらいい?」といった疑問も解消できますよ。

それでは、さっそく始めていきましょう。
なぜ噛む?子犬が甘噛みする理由

永久歯への生え変わりでむずがゆい
子犬の甘噛みの原因は、歯の生え変わりはむずがゆく、かゆさをまぎらわしたくて、甘噛みをします。
時期がくれば直りますが、ストレスなどの原因でなることもあるので、気をつけて観察していきましょう。
遊びたがったいる
犬は人の手足を遊ぶ道具としてとらえてしまっていることがあります。
ひんぱんに手や足を動かしていると、興味から噛んでいるのです。
ストレス
飼い主からかまってもらえない、留守番が多いなどのストレスから、甘噛みにつながってしまうことがあります。
犬にとって。留守番はとても退屈なので、噛んで紛らわしているのです。
噛むのは犬の本能
子犬のうちの甘噛みは、本能からきています。
犬はもともと狩猟をして、生活をしてたので、噛む行為は犬が本来持っている本能です。
人は手で箸やスプーンで食材を口に運びますが、犬は口で食材をつかみ食べるので、噛む行為自体は止めることができないのです。
口に入れて確認したい
子犬の甘噛みは、なんでも口にいれて確認しようとしています。
犬は嗅覚が発達していますが、子犬には臭いでものを判断する力があまりないので、口に入れてから確認をしているのです。
まずい、おいしい、硬い、やわらかい、食べられるもの、食べられないものを甘噛みすることで、子犬は確認しています。
甘えている
子犬は遊んでいたり、甘えたい気持ちを甘噛みで表現します。
子犬が口をパクパクさせて、「遊んでよ」とか「抱っこして」などの気持ちの表れが甘噛みになっているのです。
子犬の甘噛みのしつけ

それでは1つずつ解説していきます。
おもちゃで遊びながらしつける
子犬におもちゃを与えて、遊びながらしつけをしていきます。
おもちゃを使って遊ぶことで、ストレスをが解消され、甘噛みのかわりになります。
一緒に遊ぶときには、飼い主が主導権を持つことが大切です、
遊びを始める時、やめるときは、飼い主が決めます。
飼い主が許可したときだ噛んでいいとしつけをするためです。
一緒に遊ぶ
子犬を遊ぶ時は、声をかけたら、スキンシップをして、一緒に楽しみながらしつけをしていきます。
子犬に声をかけたり、体に触るのは、甘噛みをしていないときです。
子犬が噛んでいるときは、知らん顔をして、甘噛みをやめて落ち着いてから声をかけます。
噛むのをやめたら遊んでもらえる、甘噛みをしているときは相手にしてもらえないと理解させるようにします。
手足を噛むなら、相手にしない
犬と遊んでいて噛まれるなら、まずはいったん遊びを止めて、相手にしないことです。
また手を左右や上下に素早く動かしたりしないようにしましょう。
動く手は、おもしろいおもちゃだと思ってしまうからです。
気を逸らす
子犬が甘噛みするなら、気を逸らしてあげることも効果的です。
気を逸らすことで、噛むことを楽しいことが見つかるからです。
しつけができないのは、さみしいから
子犬が甘噛みのしつけをして治らないのは、子犬がさみしいからです。
子犬のしつけの前に、一緒にいてあげる時間を作って、ストレスを解消してあげましょう。
飼い主が外出が多く、分離不安は愛情が足りていないので、甘噛みをするのは、当然のことです。
子犬が寂しくて、甘噛みをするなら、愛情をかけてあげながら、留守番のしつけもしていきましょう。
<<留守番のしつけ>>はこちらでも詳しくお話していますが、最初は短い時間から、徐々に長くしていきます。
外出をするのは人間の都合なので、もし留守番中、犬が甘噛みをしていたずらをしたとしても、しつけと称して叱らないようにしましょう。
家にいるときは、子犬に愛情いっぱいで接してあげましょう。
しつけよりも、片付けておくことです!
子犬が甘噛みをして困っているなら、しつけをする前に、部屋を整理整頓してきれいにしておきましょう。
部屋の中が散らかっていると、子犬は、家の中のものはなんでも甘噛みしたくなります。
基本は噛まれて困るものは片付けておくこと!
家が整理整頓されて、きれいだと、子犬は甘噛みもできないし、しつけも必要なくなりますね。
しっかりと片付けて、子犬にスキを与えないこともとても大事です。
床に何かが落ちていたら、噛みたくなっちゃいますよ!
もしテーブルの脚を子犬が噛むなら、甘噛みしても困らないように、布なのを巻いて、対処しておくのも1つです。
うちのミニチュアシュナウザー が子犬のとき、どこからか洗濯物を出してきて、甘噛みをしていました。
甘噛みをした瞬間ではなかったので、その場で叱るしつけはせず、何事もなかったようにしていました。
市販のスプレーを使う
子犬の甘噛みがしつけでどうしても治らないなら、甘噛みが癖になっています。
甘噛みをやめないようなら、子犬の嫌いなしつけ用のスプレーを大切な家具などにしておくと、治るかもです。
子犬が甘噛みをしようとしても、犬が嫌な匂いがするので、噛むとしないはずです。
子犬の甘噛みのしつけは時間がかかります。
何度も何度も注意して、甘噛みをしないようにしつけをしていきましょう。
専門家に相談する
甘噛みはすぐに治るものではありませんが、心配なら、獣医師やドッグトレーナーに相談することをおすすめします。
歯の状態を見てもらったり、ストレスをためていないか、性格など、客観的に判断してもらい、甘噛みの原因を取り除くアドバイスをもらいましょう。
子犬の甘噛みが本気噛みにならないように気をつける

子犬の甘噛みは、本気が身にならないように気を付ける必要があります。
永久歯に生えかわる時期は、どうしても子犬は甘噛みをしてむず痒さを解消しようとします。
感情で噛む、威嚇して噛むのとはよくないことです。
甘噛みをなぜするのか、理由をしっかりと考えながら、子犬のしつけをしていきましょう。
子犬の甘噛みのしつけのよくある質問

子犬の甘噛みのしつけをしても治りません。
時間が解決する
子犬の甘噛みの原因が歯がむず痒い場合は、しつけの時間が解決してくれます。
子犬から、成犬になるにつれて、歯が生え変われば、むず痒くもなくなるので、しつけをしなくても子犬が甘噛みはなくなるはずです。
子犬から成犬になっても甘噛みする場合
子犬が大人になっても甘噛みをする場合は、しつけをするよりも寂しさのストレスなどの精神的な問題を解決してあげましょう。
留守番が多くて、分離不安の可能性が高いので、おもちゃで遊んであげたり、留守番のしつけをして、さみしい気持ちを紛らわしてあげましょう。
どこかが痛くて、甘噛みをすることもあるので、もしどうしても直らないなら、動物病院に相談してみましょう。
<<留守番のしつけ>>はこちらでもお話しています。
子犬の甘噛みのしつけのまとめ
今回は、子犬の甘噛みのしつけについてお話ししました。
我が家のミニチュアシュナウザー が子犬の時に、甘噛みが止まりませんでした。
留守番が多く、さみしかったせいもあったと思います。
おもちゃで遊んだらほめることと、甘噛みをした瞬間に叱るを繰り返して、甘噛みをしなくなりました。
しっかりとしつけをして、幸せなドッグライフを過ごしましょうね。
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