
犬が待てができないので、悩んでいます。
犬が待てをせず、すぐにおやつに飛びついてしまうのは、どうしたらいいでしょうか。
こんなお悩みにお答えします。
- 犬が待てをできないときのしつけ方
- 犬が待てができない理由
今回は犬が「待て」ができないと悩んでいる人に、しつけ方ををご紹介します。
愛犬が「待て」ができないと困ることがいっぱいありますね。
例えば、危険に遭遇しそうになったときは、「待て」で行動が止まれば、安心です。
そこで本記事では、犬の「待て」のしつけかたが簡単に理解できるように、大切なポイントだけをわかりやすく解説していきます。
「いくらしつけしても待てができない」「しつけ方法は?」といった疑問も解消できますよ。


茶リオ
犬のしつけ歴15年
茶色のミニチュアシュナウザーしつけ終了
白色のミニチュアシュナウザー 1歳 子犬からしつけ中です
Twitter https://twitter.com/chobistory フォロワー2200人超えました!
犬のしつけの経験をもとに、このブログを書いています。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
それでは、早速はじめていきましょう。
犬が待てをできないときのしつけ方

犬が「待て」ができないときの対策についてお話しします。
犬が待てができないときのしつけ
- 「待て」を理解させよう
- 成功体験をつくる
- ジェスチャーをしよう
- 待ての言葉は1つにしよう
- 誘惑を減らそう
- 集中させてあげよう
- いいことを作ってあげましょう
- おすわりを先にさせよう
- 主従関係を作ろう
それでは1つずつお話しします。
「待て」を理解させよう
犬が「待て」ができないなら、まずを「待て」を理解が理解できているか、確認してみましょう。
「待て」の正しい形を犬が理解させて、待てができたら、ごごうびをあげればいいからです。
「待て」のかたち
犬がおすわりやふせや立った状態から、「待て」と号令をかけたら、静止して、飼い主がOKを出すまで、そのままの状態でいることです。
待ての意味が理解でしたら、犬に待てをさせるだけですね。
成功体験をつくる
犬が待てができないのなら、待てからOKまでの時間を短くして、成功体験を作ってあげましょう。
最初は1秒、3秒、10秒というように時間を長くしていけばいいわけです。
犬の待ては、急にできるものではないので、時間をかけて、しっかりとやっていきましょう。
ジェスチャーをしよう
犬が「待て」ができないなら、ジャスチャーをしてみましょう。
言葉で「待て」が理解できないなら、手のひらを犬の顔の前に大きく差し出し、前にいけないようにします。
「待て」ど同時にジェスチャーすることで、犬も待てと言われたら、どうしたらいいのか、だんだんわかってくるはずです。
待ての言葉は1つにしよう
犬が「待て」ができないなら、「待て」という意味の言葉を1つにしましょう。
犬は、人間の言葉があまり理解できない動物なので、たくさんの言葉を教えても、混乱してしまうだけなのです。
「待て」や「おすわり」、ハウスに入ってほしい時の「ハウス」などしつけ言葉はたくさんあります。
トイレをしてほしい時の「シーシー」など、様々な言葉をしつけていく必要があるはずです。
現代の人はマルチタスクで行動することが多いですが、あまりにもタスクがあると、混乱してしまいますよね。
犬よりも優れている人間でも、いくつも覚えることがあると、混乱してしまうのです。
犬が「待て」ができないのは、たくさんの言葉で教えているからかもしれないので、少しずつ、少ない言葉をしつけていきましょう。
犬が待てができないなら、家族でチェックする
犬が「待て」ができないなら、家族間で、言葉を統一しているか確認してみましょう。
「待て」の言葉には、
「待て」、「待って」、「ステイ」、「止まれ」
など、いろいろな言葉で表現ができますが、犬はそれほど理解できないので、1つにすることが大事です。
<<犬の待てを英語でしつけ>>をしたいのなら、こちらの記事がおすすめです。
誘惑を減らそう

犬が「待て」ができないなら、誘惑を減らしていきましょう。
外よりもおうちの中の方が誘惑がなく、「待て」ができる可能性が高いからです。
また犬が、お腹がすいている状態で、食べ物を前にして、犬に待たせるのはかわいそうです、
空腹よりも少しお腹が満たされた状態で行うと、しつけがうまくいきます。
犬はあくまでも動物なので、まずは生理的欲求の食欲を満たすのを目的で生きてます。
欲しいものを目の前にして、犬が待てができないのは、当然です。
もちろん慣れている犬なら、食べ物が目の前にあっても、「待て」ができるかもしれません。
うちのミニチュアシュナウザー もおやつに執着がとても強い犬だったので、「待て」ができないことで、すごく悩みました。
おすわりをさせてもおやつが見えてしまうと、すぐに立ってしまうのです。
しつけの回数が少ない犬だと、「待て」ができないのです。
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集中させてあげよう

犬が「待て」を教えるときは、集中できる環境を作ってあげましょう。
あなたの犬がおうちの中で「待て」ができていたとしても、外に出てみると、待てができないかもしれません。
外は、いろいろな誘惑があったり、犬が集中できないからです。
散歩をしていると、匂い、車の音、人の声など、家に中では聞こえない音や匂いなど、集中できない理由がいっぱいあります。
落ち着いたおうちでしっかりと「待て」ができるようにして、どんなところでも、犬が「待て」ができるようにしていきましょう。
<<犬の待ての教え方>>についての記事もおすすめです。
いいことを作ってあげましょう

犬が待てができないなら、いっぱいほめてあげましょう。
もちろんおやつも大切なアイテムです。
犬が待てができないのは、ごほうびが少ないからです。
おやつを使うこと、そしてほめることをいっぱいしてあげましょう。
おすわりを先にしつけよう
犬が「待て」ができないなら、「おすわり」が完璧にできるかどうか、確認しましょう。
「おすわり」ができないと、「待て」もできないのです。
犬が「待て」ができないなら、「おすわり」を先にしつけると、しつけがやりやすくなりますよ。
しつけで主従関係を作ろう

犬が「待て」ができないなら、飼い主との主従関係を作っていきましょう。
いくら犬に「待て」をしなさいと命令しても、飼い主がリーダーとしてふさわしいと犬が認めていない限り、犬は待てをしようとしません。
あなたや家族の関係性がどうなのか、あなたよりも犬が上に関係になっていないか、見直す必要があるのかもしれません。
主従関係ができていれば、犬が待てができないことは、なくなるはずです。
犬が待てができない理由

犬が待てができない理由についてお話しします。
あなたとあなたの犬との行動の差がないか、チェックしてみてくださいね。
待てを理解していない
犬が「待て」ができないのは、犬が「待て」を理解していないことが多いようです。
あなたが正しい「待て」の状態を把握して、しっかりと覚えさせてあげることからはじめてみましょう。
すぐにできると思っている
犬が「待て」がすぐにできると思わないようにしましょう。
「待て」は基本的なしつけですが、「おすわり」よりもハードルが高く、時間がかかるしつけです。
おやつやご飯の前に待たせるのは、犬にとって苦痛です。
犬はすぐには「待て」ができないので、できるまで、何度でもしつけていきましょう。
飼い主との信頼関係ができていない
犬が「待て」ができないのは、飼い主との信頼関係ができていないためです。
犬と信頼関係をつくるには、待てをしたら、いいことがある、ごほうびがあるとしつけていくことで、信頼関係ができてきます。
犬が「待て」ができないなら、待てをやりたくなるように主従関係を作り、安心して従うようにしてあげましょう。
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子犬のしつけが早すぎる

生後3.4か月の子犬は、まだまだ社会性を身につける段階なので、「待て」ができないのは当然です。
子犬に「待て」をしつけるのは、トイレトレーニングやアイコンタクトができてからにしまましょう。
また犬が「おすわり」も完璧にできる状態にして、待てをしつけていきましょう。
待てのしつけ方が間違っている
犬が待てができないのは、しつけ方が間違っているからです。
最初から、長い時間、「待て」をさせようとしたり、「待て」をしてもほめてもらえないなど、しつけ方法にはコツがあるのです。
犬が「待て」ができないなら、しつけ方法をみなおし、あせらずゆっくりやっていきましょう。
犬が待てができないなら、待ての教え方を見直す

飼い主の行動
犬の待てができないなら、飼い主の教え方を客観的にみてみましょう。
できない原因が犬ではなく、飼い主のことも多いのです。
待ての声の掛け方、立ち振る舞い、おやつの与え方など、チェックすることはたくさんあります。
動画にとってみると、意外なことに気づくはずです。
もし自分で待てができない理由がわからないなら、ドッグトレーナーなど他の人にみてもらいましょう。
ボクも犬が待てができない時に、他人にみてもらったら、しつけをする時に腰が高かったので、犬が理解できていないことがわかりました。
待てとおいでをセットで教える
犬が待てができないなら、おいでと待てを一緒に教えると一石二鳥です。
おいででいいことがあるとわかれば、自然と待つこともできるようになるでしょう。
ボクは、「おいで」ではなく「こい!」としつけていましたよ。
しつけ教室に行く

犬が待てができないなら、しつけ教室に行くといいでしょう。
自分の行動を動画で撮るのと同様、他人に待ての教え方を聞くのは、習得する近道です。
犬のしつけ教室では、素直な気持ちで耳を傾けるようにすれば、待てができるようになるはずです。
犬が待てができない時に気をつけること

いっぱいほめてあげましょう。
犬が待てができないのは、しつけることだけを考えていると、なかなか待てを覚えてくれません。
犬が待てをするのは、とてもすごいことなのです。
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犬が待てができないのは、ほめてもらっていないからです。
ほめられる犬にとって、飼い主から存在を認めてもらっているので、うれしいはずです。
最初は待てをさせて、1秒とか2秒でいいので、できたことをほめてあげましょう。
ほめてあげると、犬もどんどんやる気になってきます。
3秒しか待てができないとしても、だんだんと待ての時間が長くてもできるようになるはずです。
ほめて、できないことをできるにしていきましょう。
犬の待てのしつけについては、こちらもご覧ください。
犬が待てができないときのまとめ
今回は、犬が待てができないことについて、お話ししました。
愛犬のミニチュアシュナウザー も待てがずっとできないことで悩みましたが、何度も何度も練習して、しつけをしたら、犬が待てができるようになりました。
できるまでやることが大事です!