犬のシャンプーのやり方が知りたいです。
自宅でシャンプーするときの仕方や注意点を教えてください。
こんなお悩みにお答えします。
- 犬をシャンプーする時に準備するものがわかる
- 犬のシャンプーのやり方がわかる
- 犬のシャンプーのやり方で気にすべき点
今回は犬を飼っている人のために、おすすめのシャンプーのやり方をご紹介します。
犬のシャンプは、体調が良い時に、しっかりと準備をしてからやることが大切です。
そこで本記事では、犬のシャンプーのやり方について、わかりやすく解説していきます。
「シャンプーの頻度は?」「準備したいことは?」といった疑問も解消できますよ。
ちなみに我が家のミニチュアシュナウザー は皮膚が弱いので、薬用シャンプーを使っています。
犬のシャンプーのやり方<準備するもの>
犬のシャンプーする時に揃えておきたいグッズをご紹介します。
犬のシャンプーで準備するもの
- ブラッシング用ブラシ
- バスタブ
- ネット
- シャンプー
- 泡立てネット
- タオル
- ドライヤー
- 保湿液
事前にブラッシングしておく
犬をシャンプーをする前に。ブラッシングをしておきましょう。
異物が被毛に絡まっていたり、毛玉がないか確認します
毛がもつれている場所はほどいておきましょう。
毛玉がある状態でシャンプーをすると汚れが取れなかったり、シャンプーが残ってしまうからです。
犬が痒がる原因になるので、毛玉はしっかりと処理をします。
毛玉がほどけない場合は、皮膚を傷つけないようにして、思い切ってカットしてあげます。
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ペット用バスタブ
犬をシャンプーする時に、ペット用バスタブがあると便利です。
あればでかまいません。
犬が動き回ってしまったり、シャンプー液をしっかりとつけるためです。
特に痒みがある犬は、 バスタブに少しの時間過ごさせて、シャンプーを染み込ませます。
ネットを排水口につける
浴室の排水口に、犬の毛がつまらないように、ネットをかけておきましょう。
キッチンで使っているストッキング状のネットは、目が細かいので、被毛や異物なども流れることないないのでおすすめです。
愛犬に合わせたシャンプー
犬が痒がる場合は薬用シャンプーを使います。
膿皮症(のうひしょう)など、皮膚の弱い犬や、痒みが強い犬は、薬用シャンプーを体につけてから、時間をおいてシャンプーしましょう。
ちなみに愛犬は舐めて皮膚が赤くなり痒がるので、獣医師からおすすめされたノルバサンシャンプーを使っています。
泡立てネット
泡だてネットは、犬をシャンプーする時に必須アイテムといっても過言ではありません。
シャンプーを泡立てて、体にこすりつけるようにすると、より効果的なシャンプーができます。
我が家では愛犬をシャンプーする前に、洗面器に少量のお湯とシャンプー液を混ぜて泡だてています。
タオル
犬をシャンプーをしたあと、吸水性のいいタオルで体を拭いてあげます。
何枚か用意しておくといいでしょう。
一旦体を拭いたあと、乾いたタオルで乾かしながら拭いてあげます。
ドライヤーを嫌がる犬が多いので、なるべくタオルで水分をとっておきましょう。
ドライヤー
ドライヤーは、体の負担がかからないように、遠くからかけていきます。
逃げないように、浴室や脱衣所のドアを閉めておくといいでしょう。
犬が嫌がって暴れる場合、二人がかりでシャンプーとドライヤーをするのがおすすめです。
保湿液
皮膚の弱い子犬は、保湿液をつけてあげましょう。
犬が舐めたりしないように、なるべくさらっとした、べとべとしていない保湿液がおすすめです。
犬のシャンプーのやり方
ぬるま湯をかける
犬にシャンプー液をかける前に、35-37°Cぐらいのぬるま湯を体全体にかけてあげます。
シャワーのやり方は、いきなり顔や体にかけるのではなく、足からゆっくりを濡らしていくと、犬も安心してシャワーができます。
顔からいきなり濡らすと、びっくりしてしまうので、気をつけてくださいね。
足から、順番に、お尻、背中、首などを濡していきましょう。
シャワーヘッドを犬の体に密着させると、音や水圧が軽減されます。
お尻が汚れていたり、毛が絡まっている時は、シャワーで流しながら、ゆっくり毛をほぐしてあげましょう。
肛門腺絞り
犬のシャンプーの時に肛門腺絞りもやっておきましょう。
肛門腺絞りは、犬の肛門を鹿から上に絞り上げながら行います。
慣れていないと大変かもしれませんが、簡単なので、マスターしておきましょう。
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シャンプーをつける
シャンプー液を洗面器で泡立て器を使い泡立て、体につけていきます。
皮膚の弱い子犬は、被毛の隅々までシャンプーがいきわたるように、丁寧にこすりつけるようにつけましょう。
汚れが強い場合は、シャンプー液を洗い流したあと、2回やってあげるといいでしょう。
皮膚の弱い犬
犬のシャンプーは、犬用のシャンプーを使い、体を洗ってあげましょう。
人間用のシャンプーは刺激が強すぎるために、皮膚トラブルの原因になってしまうからです。
皮膚が弱い犬の場合は薬用シャンプーで洗ってあげましょう。
シャンプーを洗い流す
シャンプーが残っていると、痒みの原因になってしまうので、ぬるま湯でしっかりと洗い流してあげます。
洗い残しがないか、汚れがついていないか、また痛がるところがないかなど、犬の健康状態もチェックしておきましょう。
ぶるぶるさせる
犬のシャンプーが終わったら、バスルームから出る前に体を触ってあげて、ブルブル ブルブル と何回か体の水分が取れるように身震いさせてあげます。
タオルで拭く前に、なるべく水分をとっておくことが大切です。
体を乾かす
吸水性のいいタオルで、犬の体をしっかりと拭いてあげます。
ドライヤーが苦手な犬は、タオルで水分を十分とったあと、エアコンをつけて自然乾燥してあげましょう。
犬へのドライヤーは、熱くなりすぎないように気をつけます。
犬の体から20センチ以上離して、熱い風が直接あたらないようにあげましょう。
犬は思ったよりも、熱く感じてしまいますので、注意してあげてくださいね。
バスルームの掃除
犬のシャンプーが終わった後は、匂いや毛が残らないようにしっかりと掃除しましょう。
汚れが、壁に飛び散っていることもありますので、念入りする掃除をします。
排水口にネットも忘れずに、何かに包んでゴミを捨てます。
犬のシャンプーの必要性、頻度は?
シャンプーの頻度
犬のシャンプーの頻度は、月に1、2程度、犬に体調や季節に合わせていきましょう
子犬や老犬は、体調を崩してしまうことがあるので、頻度よりも体調が大切です。
子犬をシャンプーを初めてするときは、獣医さんと相談しながらシャンプーしていくようにしましょう。
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老犬のシャンプー
老犬をシャンプーする時は、十分体調に気をつけてやるようにしましょう。
とにかく体調です。
シャンプーもずっとできるわけではありません。
シャンプーを卒業する時期がきたら、水を使わないウォーターレスシャンプーで洗ってあげましょう。
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犬が嫌がるときのシャンプーのやり方
シャワーのやり方
犬にシャワーをかけるときは、手足から順番にかけていきましょう、
いきなり頭からシャワーをかけると、シャンプーがトラウマにならってしまうからです。
水が怖くないように、ゆっくりとかけていくことが大切です。
シャンプーが楽しいことを教える
お風呂場でおもちゃを鳴らしたり、音楽をかけたりして、シャンプーが楽しいことを教えてあげましょう。
飼い主が声をかけ続け、怖がらないようにすることも大切です。
場所を変える
自宅シャンプーが無理なら、ホームセンターなどに設置してある、犬専用のシャンプースペースを利用するのもおすすめです。
場所がかわれば、おとなしくしてくれる犬もいます。
またバスタブが深いので、シャンプーが嫌で逃げ出すこともないでしょう。
ドライヤーも犬専用で固定できるので、両手でで体を乾かすことができます。
どうしてもシャンプーを嫌がるなら
どうしてもシャンプーを嫌がるなら、トリミングサリンや動物病院にお願いしましょう。
飼い主と犬と尾信頼県警を保っておくことがとても大事です。
また飼い主がこわがってシャンプーをすると、犬にも伝わります。
シャンプーを嫌がるなら、プロにお任せしましょう。
犬のシャンプーのやり方で気にすべきこと
濡れたままにしない
犬をシャンプーしたあとは、しっかりと被毛を乾燥してあげましょう。
濡れたままだと、最近は増えたり、濡れた部分を嫌がって犬が舐めで毛玉になってしまうことがあるからです。
タオルでしっかりふきとって、ドライヤーで乾燥してあげましょう。
人間用のシャンプーはNG
犬をシャンプーするときは、人間用のシャンプーは使わないようにしましょう。
人間と犬では、毛室や体質が違うので、皮膚炎を起こしたり、体調を悪くしてしまいます。
必ず犬用のシャンプーを使うようにしましょう。
目ヤニは取ってあげてから
犬の目ヤニが固まっている場合は、しっかりととってからシャンプーしてあげましょう。
ティッシュなどでは、目や皮膚を傷つけてしまう恐れがあるます。
専用のウェットコットンやガーゼでふいてあげるのが
シャンプーが目に入ってしまったら
シャンプーが目に入ってしまったら、焦らずすぐに優しく洗ってあげましょう。
目が充血するなど、気になる場合は、かかりつけの獣医師に相談しましょう。
体調が気になるなら、シャンプーしない
ちょっと元気がない、いつもと違う、熱があるなら、犬の体調が気になるなら、シャンプーは控えるようにしましょう。
妊娠中や老犬で体調が悪いなら、シャンプーはやめて、体を拭いてあげる程度にしましょう。
汚れがひどい場合は、水を使わないウォーターシャンプーもおすすめです。
ワクチン接種とシャンプー
ワクチン接種に前後1週間ずつは、シャンプーを控えるようにしましょう。
シャンプー後、もし体調が気になるなら、ワクチンを延期しましょう。
皮膚が弱い犬
皮膚が弱い犬は、シャワーをかけてお湯で濡らした後に、薬用のシャンプー液を体全体にスポンジでこすりつけて、被毛になじませます。
5分程度待ってから、シャンプー液を洗い流すと、湿疹などもやわらいで、かゆみがなくなってきます。
うちの愛犬のミニチュアシュナウザー も皮膚が弱く、とても体を痒がるので、シャンプーは、少しシャンプー液をつけて、時間をおくようにしています。
シャンプーの種類や、犬のシャンプーのやり方によって、皮膚トラブルを起こしてしまう犬もいます。
獣医師と相談しながら、シャンプーしてあげてくださいね。
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犬のシャンプーが終わったら、肉球のケアをしてあげましょう。
特に冬場は、カサカサになりがち。
保湿クリームで、肉球に潤いも与えてあげましょう。
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犬のシャンプーを避けたいのはいつ?
老犬のシャンプーをしてはいけないlことについてお話しします。
体調が悪い
犬が元気がなかったり、下痢や嘔吐をしているなど、体調が思わしくない場合はシャンプーは控えましょう。
シャンプーすることで体調を悪化させては大変です。
熱がある
犬の背中から首元を触り、熱があるようなら、シャンプーはやめておきましょう。
咳が出る
犬が咳きこんだり、咳が出る場合も体調が悪い証拠です。
犬が食べない
犬の食欲がない。食べない場合、シャンプーはやめておきましょう。
しっかりと栄養をとって、体力を万全にしてからシャンプーしましょう。
子犬のシャンプーは、獣医師に相談を
子犬のシャンプーするときは、獣医師に相談をしましょう。
予想以上に子犬は、弱いものです。
シャンプーは体に負担がかかるので、動物病院の指示に従いましょう。
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老犬は、シャンプーで体調を崩してはかわいそうなので、暖かい環境でやってあげましょう。
また頻度も少なくし、できればしないほうがいい時もあります。
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獣医師から止められている
獣医師からトリミングやシャンプーを止められている場合は、シャンプーをしないでください。
シャンプーすることで、体調が急変することも考えられます。
命の危険にされされてしまうこともあるので、汚れたらふく程度にしておきましょう。
犬のシャンプーのときにボディチェックしよう
犬のシャンプーは、体をきれいにすることが第一の目的ですが、体をゆっくりとチェックできる最高のチャンスです。
シャンプーをして洗う時、体の隅々まで触って、チェックしておきましょう。
セルフボディチェックポイント
- でき物はないか
- 触った時に痛がったりしないか
- 被毛に何かものがついていないか
- 目は充血していないか耳の中はどうか
- 歯は大丈夫か
犬のシャンプーの時のボディチェックのやり方のポイントはたくさんあります。
愛犬を体全体のセルフボディチェックをしておきましょう。
もし異常があったら、動物病院で診てもらいましょう。
まとめ
今回は、犬のシャンプーのやり方についてお話ししました。
定期的に犬のシャンプーすることで、犬を清潔に保つことができ、体を順番に触っていくので、皮膚のできものや痛がったりするとわかります。
犬の体調変化や、異常を確認するのにいい機会です。
うちのミニチュアシュナウザー もシャンプーの時にボディチェックをするやり方で、いろいろな病気を見つけることができました。