犬にしつけをしても、なかなかいうことを聞いてくれません。
夫婦でも意見が違う時があります。どうしたらいいでしょうか。
こんなお悩みにお答えします。
- 犬のしつけは一貫性を持ってやる
- 犬のしつけの一貫性で気にすべきこと
こんなお悩みにお答えします。
今回は犬を飼っている人のために、しつけのコツをご紹介します。
犬がいうことをきいてくれないと、いらいらするし、何度しつけをしても覚えないので、途方に暮れてしまうこともあります。
そこで本記事では、犬のしつけのコツが簡単に理解できるように、わかりやすく解説していきます。
「夫婦で意見が違うけどどうしたらいい」「なかなか覚えてくれないのはなぜ?」といった疑問も解消できますよ。
それでは、早速はじめていきましょう。
犬の4つのしつけのコツ
犬のしつけには、4つのコツがあります。
- タイミング
- ボイスコントロール
- 忍耐
- 一貫性
<<犬のしつけの4つのポイント>>については、こちらで詳しくお話ししています。
しつけのタイミング
犬をしつけるときは、その場のことだけを、叱ったり、褒めたりしましょう。
過去のことや未来のことは犬は理解できません。
トイレができたらすぐ褒める、いけないことをしたら、そばですぐに叱るようにします。
褒めるときは高い声で大袈裟にし、叱るときは短く、低い声でしつけていきましょう。
ボイスコントロール
犬は、飼い主の声のトーンで、叱られているのか、褒められているのか、理解します。
褒めりときは高い声で、叱るときは、低い声でしかるといいでしょう。
たとえば、高い声で「コラっ」と叱っても、遊んでもらえると理解してしまうのです。
また表情にも犬は敏感です。
褒める時は笑顔で、叱る時は、険しい顔でしつけていきましょう。
忍耐
犬のしつけは、とても時間がかかるものです。
すぐにできないので、イライラしてしまうこともあるかもしれませんが、しつけは忍耐です。
犬ができるまで、しつけをし続ける忍耐力がとても大事なのです。
一貫性
犬にしつけをするときは、言葉やルールなど一貫性をもってしつけていきましょう。
おすわりをさせるなら、「おすわり」「すわれ」「シットダウン」など使い分けはせず、家族間で統一して1つにします。
もしドッグトレーナーさんにしつけをお願いするなら、事前に伝えておきましょう。
この一貫性については、次の章で詳しく説明していきますね。
犬のしつけにおける一貫性
犬のしつけは一貫性をもってやる
- 犬のしつけ言葉は1つに
- ルールは1つ
- お子様がいる場合
それでは1つずつ解説していきます。
犬のしつけ言葉は1つに
犬にしつけをするときは、1つの動作について、1つのコマンドにしましょう。
早く習得させるには、コマンドは極力少なくすることだからです。
例えば、犬に待てという動作をさせようとしたとき、いくつかの言葉が思いつきます。
待てとしつけのコマンド例
- 待て
- Stay
- Wait
- Stop
人間はいくつもの言葉でも、同じ動作をすればいいものだということは理解できますが、犬には別の言葉で認識されます。
飼い主は、1つの動作を教えているつもりでも、犬はたくさんの言葉を覚えないといけなくなってしまいのです。
犬にしつけるときは、1つの動作に対して、1つのコマンドで教えるようにしましょう。
英語でしつけをする時も、同様です。
別記事で「待てを英語でしつける」ことについて、お話ししていますので、参考にしてみてくださいね。
家族も1つの言葉に
特に気をつけないといけないのは、家族で違った言葉にしてしまうことです。
パパが犬に英語でしつけをするとき、Stay、ママは、日本語で待て。お子様はストップだと、犬は3つの言葉を日本語、英語とも覚えないといけなくなるので、負担になります。
犬のしつけをするときは、英語でも日本語でもいいので、家族全員が同じ言葉でしつけをするようにしていきましょう。
犬のしつけは、一貫性が大事。ルールは1つに
犬を飼い始めて、しつけに対する考え方が違うのは、よくあることです。
よくあるしつけの相違点
- 生活空間を自由にする or ケージで過ごさせる
- ベッドで一緒に寝る or ベッドにはのせるのはNG
- ごはんは飼い主が食べたあと
- おやつの与え方
どうしたらいいの?
犬は顔色をみて行動することはできませんので、混乱していうことをきかなくなってしまいます。
一貫性をもつには、とにかく家族で話し合うことしかありません。
よくありがちなのは、パパはマウンティングはダメだけど、ママは可愛いから許すとか、ベッドに寝ていいかどうか、ご飯は一度「待て」をさセてからなど、人によって教えることが変わらないようにしておきましょう。
犬にしつけで難しいのは、家族間の意見を一致させることなのです。
私は、「こうしたいのに」とか「こっちの方がいい」などを、家族間の意見をまとめるのはかなり大変です。
とにかく家族間で話し合って、ルールを1つにすることが犬にとって大切なんだという観点で意見をまとめていきましょう。
犬にしつけを一貫性を持ってするときに気にすべきこと
ずっと一貫性を持って犬に接するー 日によってルールは変えない
犬のしつけは、最初から最後まで一貫性を持って教えることが大事です。
「昨日はベッドに寝てもいい日」だったけど、「今日はベッドに寝るのはいけない」とかなど、一貫性がないことは犬には理解できません。
しつけをするときは、日によって変わることなく一貫性があることが大事です。
犬の一貫性のしつけのまとめ
今回は、犬のしつけの一貫性についてお話ししました。
犬のしつけに一貫性を持たせるのは、最初は結構難しいかもしれません。
でも慣れれば大丈夫。
ルールはいつの間にか自然な行動になっていくでしょう。