悩んでいる人
犬がいたずらばかりで困っています。どうやって犬を叱ればいいのでしょうか。
叱るのは苦手です。叱らなくてもすむ、犬のしつけ方法はありますか?
こんなお悩みにお答えします。
- 犬をしつけで叱るポイント
- 犬が叱られないよう誘導してあげよう
- 「怒る」ではなく「叱る」
- 叱るのは、危険をともなうとき
- 犬の叱るしつけで、気をつけること
- 犬をしつけで叱るときのよくある質問
今回は犬を飼っている人のために、叱るしつけの方法をご紹介します。
犬を飼い始めると、いたずらをされると、イライラしてきますよね。
そこで本記事では、犬の有効的な叱り方について、大切なポイントだけをわかりやすく解説していきます。
「どうやって叱ればいいの?」といった疑問も解消できますよ。
それでは、早速はじめていきましょう。
犬のしつけ、叱り方
犬のしつけでの叱り方についてお話しします。
- その場で叱る
- 低い声で短く叱る
- 音で叱るしつけをする
- 無視する
- 叱った後は褒める
- 平常心で叱る
1つずつ解説していきます。
その場で叱る
犬を叱るには、いけないときをにには、その場ですぐに叱ることがとても重要です、
犬は、今を生きている動物なので、叱るのは、問題行動をおこしている今しかありません。
過去のいたずらを見つけた時に、犬を叱ったらどうでしょう。
犬は、今しかわからないので、なぜ叱られているのか理解できないのです。
過去のことを叱ると、犬にはストレスがたまり、不安な気持ちだけが残ってしまいます。
犬が悪いことをしたら「今」その瞬間しか、叱るしつけの意味がありません。
犬のしつけのタイミングについては、こちらでも解説していますので、参考にしてみてくださいね。
犬をしつけで叱る時は、低い声で短く
犬をしつけで叱る時は、低い声で短く叱りましょう。
- 高い声は、ほめる時。
- 低い声は、叱る時です。
犬は、声のトーンで叱られているのか、ほめられているのか、理解しています。
犬をしつけで叱る時の言葉も家族内で、1つにしていきましょう、
「コラっ」「いけない」「ノー」「あっ」などあなたが言いやすい言葉で、低い声で叱りましょう。
高い声と低い声を使い分けて、言葉は1つにしましょう。
大きな音を出す
低い声、大きな声が苦手な人は、大きな声を出して叱るしつけをしていきましょう。
声が小さいと、犬が理解してくれないこともあるからです。
手を叩いて伝える
犬をしつけで叱る時は、手を叩いて伝えるのも1つです。
声を出すのが苦手だったり、伝わっていないなと感じだ時は、拍手をしてみましょう。
2、3回、ゆっくりと強い力で大きな音が出るように手を叩きます。
遠くでガシガシとかじったりしていても、犬には聞こえるはずです。
いたずらしている最中に「パン・パン・パン」と音がすると、犬も気になってやめる場合が多いのです。
犬が遠くで床をほるなどのいたずらをしていたら、手を叩いて「いけない」ことを伝え、叱るしつけをしていきましょう。
新聞紙を使う
犬をしつけで叱る時は、新聞紙を使うといいでしょう。
拍手をするのも、手が痛くなってしまうし、遠すぎて聞こえない場合もあるでしょう。
声で叱っても言うことをきかなかったら、新聞紙を丸め、床を叩いて大きな音を出す方法を試してみるといいですね。
犬が大きな音を聞くのは、とても苦痛です。
特に無駄吠えをするときに、犬をしつけで叱るときに有効です。
犬の無駄吠えは、マンション住まいの人にとっては、近所迷惑になりますので、ぜひ早めに克服したい行動です。
無視する
無視されるのは犬にとってとても苦痛なことです。
いたずらをしたり、噛まれたりしたら、だまって無視しましょう。
いたずらをしたから無視されたんだ、噛んだから相手にしてもらえないと理解させるのです。
叱った後は褒める
犬を叱ったあとは、褒めてあげましょう。
いつまでも無視したりしていると、なぜ叱られているのかわからなくなり、いうことをきかなくなってしまうからです。
叱ることと褒めることをしっかりと区別することが大切です。
叱った後は、おすわりなどをさせて、おすわりができたからおやつをあげるなど、理由を明確にして褒めてあげましょう。
犬をしつけで叱るときは、平常心で
犬をしつけで叱る時は、平常心で叱ることが大事です。
飼い主がイライラしている時に、犬にいたずらをされると、余計に勢いで怒ってしまいそうになります。
でもそれはだめ。
他のことでイライラしている時でも感情的に叱らず、常に平常心です。
犬をしつけで叱ることを習得していきましょう。
犬に怒りの精神状態だと、犬には伝わりないし、犬も飼い主も嫌な気持ちになってしまいます。
犬を叱るしつけをするときに大事なのは、飼い主が冷静でいることです。
犬が悪いことをしたことを認識させて、いい方向に導いてあげることが重要です。
犬のしつけは「怒る」ではなく「叱る」
犬の叱るしつけで、犬の行動を正すのでははなく、飼い主の感情で起こるっても、犬には伝わりません。
なんで飼い主が不機嫌になっているのかわからなかったり、怖さだけが伝わり、ストレスになります。
犬のしつけの叱るは、平常心で、犬が人間のルールを把握して、
正しい行動に導くことです。
犬のしつけは叱るのは危険が伴う時
犬のしつけは、基本的には叱ることはせず、褒めるようにいきましょう。
何か悪いことをしたときは、いたずらをやめたら褒める、何か噛んでやめたら褒めるなどでしつけをしましょう。
ただし危険が伴うときは別です。
危ない状況に遭遇したら、すぐに犬を叱るようにしましょう。
犬をしつけで叱るときに気をつけること
犬を叱るしつけは、名前をつけない
犬をしつけで叱る時は、名前をつけないようにしましょう。
名前をつけるのは呼ぶ時、ほめる時だけにしましょう。
「こらっ、ちょび 」「ちょび 、いけない」などとは言わないようにしましょう。
(ちょびは我が家の愛する愛犬の名前です。)
犬の叱るしつけでよくある質問
犬に限らず叱るのは、苦手です。
犬をしつけで叱るのは、エネルギーがいるし、誰だって嫌なものです。
叱るのが苦手なら、ほめること中心にしつけをして、どうしても叱る必要がある時だけ、しつけだと思って、犬を叱りましょう。
叱らなくても、ほめることに変換すればいいのです。
まとめ
犬を叱るしつけについてお話ししました。
犬の主な問題行動
- チャイムの音で吠える
- 人の手を噛む
- カーペットを掘る
- テーブルの足やスリッパをガシガシかじる
- 自分の手を舐める
- マウンティング
犬の問題行動はいろいろあります。
飼い主がどうやって、問題行動だと伝えていくかが、しつけです。
犬は、なかなか覚えてくれないかもしれませんが、根気よくやれば、必ず問題行動が治ると信じて、冷静に叱るしつけをしていきましょう。
うちのミニチュアシュナウザー もいたずらっ子でしたが、何度も何度もしつけることで、いいこに育っていきましたよ。
<<子犬のしつけ>>がうまくいかないなら、こちらの記事も参考になさってください。