現在、年齢が70 代ですが、犬を飼うことはできるでしょうか。
70代で犬を飼う方法が知りたいです。
こんなお悩みにお答えします。
- 70代で犬を飼うために
- 高齢者におすすめね犬種
- 70 代で犬を飼うと心配なこと
- 70 代で犬を飼うリスク
今回は70代で犬を飼うために、飼うための条件や気をつけることをご紹介します。
正直、70代で犬を飼うのは厳しいですよね。
確かに!
70代で犬を飼うのは簡単なことではありませんが、あきらめるにしても、納得した結論が出したいですよね。
「飼うことは無理、飼えない」と結論づけるにしても、納得できる内容にしたいです。
そこで本記事では、70代で犬を飼いたい人に納得できるように、大切なポイントだけをわかりやすく解説していきます。
「70代で犬を飼うのはほんとうに無理?」」といった疑問も解消できますよ。
それでは、早速はじめていきましょう。
70 代で犬を飼うのは?
先日飼い犬がなくなった70代の方が、さみしいと犬を飼うことも切望して、飼うことになったという話をききました。
家族はもちろん猛反対。
新しく迎えたのですが、しつけもままならず、手に終えなくて困っているとのことです。
70代で犬を飼うのは、とても厳しいと感じました。
また他の方のお話ですが、体は70代で元気。
その方は、ラブラドール(大型犬)を飼うことを決めたそうです。
70代で犬を飼うなら、自分の希望ではなく、
- 客観的にみること
- 他人の意見をきくこと
がとても大切だと感じました。
70 代で犬を飼うために
70 代で犬を飼うために必要なことをお話しします。
70 代で犬を飼うために
- 費用を用意する
- 家族が面倒をみてくれるかどうか確認する
- 健康な体を作る
- 老犬ホームを利用する
- ペット保険に入る
それでは1つずつお話ししていきます。
費用を用意する
犬を70代で飼うなら、犬を飼うために費用を準備しましょう。
もし年金生活なら、貯蓄は十分あるかどうかも大事です。
日々のドッグフード代、トイレシート 、病院代など、犬を飼うためには、様々な費用がかかってくるからです。
犬は何歳まで生きるのかわかりませんが、ある程度の費用は必要です。
日本ペットフード協会の資料によると.2020年 1ヶ月当たり支出総額(医療費等含む)は
月平均 ¥12,020(2019年 ¥11,562)です。
あくまでも平均ですが、今月は大丈夫いうことではなく、犬の寿命も考えながら、飼うために将来設計を立てていきましょう。
費用の見通しが立たないなら、70代で犬を飼うことをあきらめる方が、正しい選択です。
参考:一般社団法人日本ペットフード協会HP 令和2年(2020年)全国犬猫飼育実態調査 結果より
家族が面倒をみてくれるかどうか確認する
70代で犬を飼うために、家族が面倒をみてくれるでしょうか。
人間にば絶対はないはず。いくら元気でも70代で犬を飼うなら、犬を託せる家族の存在は大事です。
家族の気持ちもそうですが、家族が犬を飼うことができる家に住んでいるのかも大切ですね。
別居している家族が犬がいくら好きでも、ペット禁止の賃貸マンションに住んでいたら、犬を飼うことができません。
健康な体を作る
70代で犬を飼うために、健康な体を作っていきましょう。
食事、運動に気をつけ、散歩や病院に連れていく体力は維持しておきましょう。
オーガニック野菜や新鮮な食材で、70代でも犬に飼うことができるように、体力維持は大切です。
新鮮な食材の調達なら、食べチョクがおすすめです。
オーガニックな野菜やお肉が生産者から直接手に入るので、とても新鮮です。
食べチョクについては、別記事で詳しく紹介していますので、参考にしてみてくださいね。
老犬ホームを利用する
70 代で犬を飼うなら、老犬ホームも調べておいたり、入居できるかどうかも考えていきましょう。
今元気な状態でも自宅で犬を飼うことができなくなってしまうことだってあるはずです。
老犬ホームなら、犬も飼い主も両方面倒をみてくれるので安心です。
ただし費用がかなりかかるので、70 代で犬を飼うなら、余裕資金を用意しておきましょう。
ペット保険に入る
70 代で犬を飼うなら、ペット保険に入っておきましょう。
飼い主には、健康保険がありますが、犬にはありません。
犬が病気もなって、動物病院にかかると、注射、手術代、薬代など、高額に請求があることもあります。
ペット保険に入っていれば、ある程度負担が減るので、家計が助かります。
急な出費にならないように、70 代で犬を飼うなら、ペット保険に入っておきましょう。
<<おすすめのペット保険>>はこちらでお話しています。
70代、高齢者が飼うならおすすめな犬種
恋例者が犬を描うには、犬種選びがとても大事です。
子犬よりもしつけができている成犬を譲り受けるのも、おすすめです。
トイプードル
トイプードルは、若い世代から、高齢者まで飼いやすい犬種としてとても人気があります。
抜け毛が少なく、掃除も楽なので、70代でも飼育がスムーズでしょう。
人懐っこい性格で遊び好きなので、散歩に行ったり、おうちで遊んであげてるといいですよ。
健康のことを考えているなら、トイプードルがおすすめです。
マルチーズ
マルチーズは、小型犬でありますが、落ち着いている感じです。
散歩も少なくて済み、飼いやすい犬種です。
少しの散歩か、おうちでおもちゃで遊んであげる程度でいいでしょう。
被毛が純白で汚れやすいので、こまめなブラッシングやお手入れが必要です。
マルプー
マルプーは、トイプードルとマルチーズのミックス犬です。
それぞれのいいとこどりですので、70代の人でもおすすめの犬種です。
かわいくまーるくカットすると、とても癒される存在になるはずです。
チワワ
チワワは、成犬でも体重が1~2kgと体が小さく軽いので、高齢者でも簡単に抱っこすることができます。
散歩も短くですみ、おうちの中で動き回るだけでも、十分運動になります。
怖がりな一面もあるので、かまいすぎないことがポイントです。
ご飯代もあまりかからないのもメリットです。
ただし、体調管理には十分注意して飼うようにしましょう。
ヨークシャーテリア(ヨーキー)
ヨークシャーテリアは、好奇心旺盛で活発な性格です。
小型犬ですが、運動量も豊富で、毎日の散歩は必須です。
「高齢者には飼うのは難しいのは?」と心配されるかもしれません。
ミニチュアシュナウザー のように力はそれほど強くないので、安心して飼うことができます。
ヨークシャーテリアは、被毛は長くなりますが、抜け毛が少ないので、お掃除もそれほど大変なことはないでしょう。
シーズー
シーズーは、おだやかでフレンドリーな性格です。
誰にでもなつき、癒しがほしいと思っている高齢者の方にはピッタリです。
ただ、シーズーは定期的なトリミングや毎日のブラッシングが必要です。
手間がかかるかもしれないので、面倒くだがり屋の人にはおすすめできません。
トリミングも費用がかかりますね。
おすすめできない犬種
力が強いラブラドールなどの大型犬や、警戒心がある柴犬などはやめておいたほうがいいでしょう。
高齢者が犬を飼うことのメリット
社会とのつながりができる
犬と飼い始めると、散歩で出会いが生まれ、社会とのつながりがでてきます。
70代で仕事をしている人はいるかもしれませんが、働きを終えた高齢者にとって、社会とつながっているのはとても難しくなってきます。
散歩で他人や他の犬と接することで、会話が生まれたり、犬友などのコミュニティにも参加しやすくなります。
生きる意欲が出る
犬を飼うと、人間本来の欲求を満たされ、生きる活力になります。
食べるなどの生理的欲求、他人に認められたいという承認欲求の他に、役に立ちたいと思っています。
仕事をしていれば、社会とつながり、他人に貢献することもできますが、70代の高齢者になると難しくなります。
ペットをはじめると、ご飯やトイレのお世話、散歩などをする必要があります。
犬を飼うことで、何かの役にたちたいという要求を満たされるのです。
70代で犬を飼うことが心配なこと
犬を飼う最後の年齢を超えている
単に70 代で犬を飼うことを、具体的な数字から考察してみましょう。
70 代になると、統計的に犬を飼う最後の年齢を超えているので、難しいのです。
<<犬を飼う最後の年齢>>については、こちらで詳しく解説しています。
飼い主は、犬を最後まで面倒をみたいと思うなら、犬を飼う時に、自分の健康寿命が、犬の寿命より先のことが条件になります。
飼い主の健康寿命ー犬の寿命 がプラスでないと犬は飼えない
健康寿命とは、本来の寿命ではなく、病気もせず健康な状態の年齢です。
70代で犬を飼うのが難しいのは、健康でない可能性が高いということです。
家族の反対がある
70 代で犬を飼うと家族内で発言すると、必ず反対されるはずです。
家族は根拠もなく、反対しているわけではなく、飼い主になろうとしている人のことを心配しているからです。
犬を飼う反対する理由は、70 代のあなたもわかっているだろうし、反対されたら、余計に飼いたい気持ちが募っていくでしょう。
その時重要なのは、自分が70 代であるということを強く認識し、冷静に判断することです。
もし70 代で本気で犬を飼うことを決めたいなら、家族を説得できるだけの根拠を持って、話をしましょう。
もし自分が70代で犬を飼うことができなくなったら、犬のお世話をお願いすることになるわけですから。
飼い主と家族の健康が大事
70 代で犬を飼うなら、飼い主と家族の健康のことを考えてみましょう。
今、あなたが健康であっても、いつ病気になるかわからないし、足腰が悪くなって、歩くのが難しくなるかもしれません。
若い人も犬を飼うリスクはありますが、70 代になるとさらにリスクが高まってきます。
足腰が悪くなり、散歩にもいくことができなくなったら、犬がかわいそうです。
自分が病気になって、入院でもしたら、誰が犬の面倒をみるのか、なんとなくではなく、しっかりと決めておくことも必要でしょう。
また、あなたが元気でも、家族の人が病気になったらどうでしょうか。
犬を飼っているから、病院の付き添いには行くことができないと言えないはずです。
70代で犬を飼うのは、若い人よりリスクが高いので、慎重に考えていきましょう。
ぼくも70代でばありませんが、それでも犬を飼うことに躊躇してしまう理由があります。
それは犬と最後まで一緒に暮らしていけるかどうかです。
わがままとかそういうのではなく、一度きりの人生、なんとか叶えたいものですよね。
犬が病気になったらどうする
70代で犬を飼うことを決めて、犬が病気になってしまったら、どうでしょうか。
もし保護犬で歳をとった犬だったら、いわゆる老々介護になり、体力的にも精神的にも負担がかかってきます。
<<老犬介護>>については、こちらで詳しくお話ししています。
老犬介護は、犬を抱えることも必要でしょうし、かがんで世話もすることもあるでしょう。
70代で犬を飼うなら、老老介護になってしまう可能性があるので、しっかり考えましょう。
70代で犬を飼うなら、犬を連れて通院できるかどうかも考えておきましょう。
今車の免許を持っていたとしても、車の運転に不安があったり、免許を返納してしまったらどうでしょうか。
犬が病気になったり、ワクチン摂取のため、病院にいくことすらできません。
自分だけなら、電車やバス、徒歩で病院に連れていく事はできますが、犬がいたら、難しいですね。
70 代で犬を飼うなら、車の免許が持ち続けられるかも、考えておきましょう。
もし犬を飼うとしたら、車の免許がなくても、タクシーに載せればいいのですが、他人の車に乗せるなら、匂いの対策とか、無駄吠えは必須のしつけです。
70 代で犬を飼うリスク
犬の世話が大変になる
若いうちは、簡単なことでも、70代を超え、高齢になってくると、体力も落ちて、犬の世話も大変になってきます。
犬のご飯をあげることも腰を落とさないといけないので、体が思うように動かなくなったり、息が切れたりして、70代で犬を飼うことが大変になります。
急な入院などで世話をする人が見つからない
犬を飼う70代は、病気やケガのリスクが高くなり、急な入院で犬の世話をみつからずに苦労します。
放置するわけにもいかないし、いくら犬好きでも、住んでいる環境などで、誰もが犬を飼うことはできないので、難しい選択になります。
犬より先に亡くなってしまうリスク
70代で犬を飼うのは、犬より先に飼い主が亡くなってしまう危険性があります。
取り残された犬はとてもかわいそうです。
保護犬ですぐに見つかればいいのですが、なかなか簡単なものではないのです。
70 代で犬を飼うことで気にすべきこと
70 代で犬を飼うなら、犬が幸せかどうか考える
70 代で犬を飼うなら、犬が幸せに生活できるかどうか考えてみましょう。
70 代であるあなたが、犬を飼うことで幸せになることも大切ですが、犬の命を預かるわけですから、犬も幸せである必要があります。
犬がさみしい思いをしないように、ずっとうちにいてあげたり、散歩も一緒に行ってあげたり、遊んであげたりすることができるなら、70 代で犬を飼うことに意味があります。
そして自分が面倒をみることができなくなってしまい、家族に託せるなら、70 代で犬を飼うことの可能性が出てきます。
70 代で犬を飼うことのまとめ
今回は、70 代で犬を飼うことについてお話しました。
70代で犬を飼うのは、勢いだけで飼うのはリスクがありますが、もし条件が揃うなら、飼ってもいいかもしれません。
愛犬のミニチュアシュナウザー がいなくなって、ボク自身はまだ70代ではありませんが、それでも考えてしまうのです。
納得のいく結論を出していきます。