
犬との主従関係、やしつけ方で間違いがないか心配です。
犬がいうことをきくような主従関係を作るのはどうしたらいいか知りたいです。
こんなお悩みにお答えします。
- 犬の主従関係で間違いなこと
- 信頼関係は先に作る
- 主従関係で気にすべきこと
今回は、犬の主従関係が間違いなことについてご紹介します。
犬をしつけていると、「しつけ方法が間違っているのかな」「どうしていうことをきいてくれないの?」と悩むことがあります。
正しいと思ってやっていても、あまりにもいうことをきかなかったりすると、迷いが出てくるからです。
そこで本記事では、犬のしつけがうまくいかなった時にしっかり理解できるように、大切なポイントだけをわかりやすく解説していきます。
「しつけ方法が間違い?」「主従関係ってかわいそう?」といった疑問も解消できますよ。


- ミニチュアシュナウザー と16年、日々が学びです。
- 留守番、イタズラ、ご飯食べないなどを克服しました。
- しつけは毎日続けています。
- ドッグフード研究家
それでは早速はじめていきましょう。
犬の主従関係で放置すると間違いなこと

それでは、犬の主従関係を作る上で、放置すると間違いなことについてみていきましょう。
犬の主従関係で間違いなこと
- 一緒に寝る
- ソファーで抱っこ
- マウンティング
- 行きたい方向へ行かせてしまう
- ご飯は後
この記事は、主従関係の観点からみた犬との関係です。
決してすべて間違いということではないので、皆さん自身で決めていってくださいね。
一緒に寝る

犬との主従関係で一緒に寝ることが、犬種や育て方にもよりますが、間違いになってしまいます。
でも一緒に寝ると、犬の暖かさを感じ、かわいいですよね。
一緒に寝るのは。飼い主と犬が同じに高さになることで、犬が同等な立場と勘違いして犬がいうことをきかない危険性があるからです。
主従関係は、あくまでも飼い主が上、犬が下の関係性です。
犬と同じ立場になるのは、主従関係(上下関係)をつくる上で、間違いなことなのです。
また、犬と一緒に寝ると、主従関係が構築できないばかりか、犬が持っているノミダニなどに刺されてかゆい思いをします。
犬と主従関係を作りたいなら、特に子犬のうちは一緒に寝るのは間違いだと思ってやめましょう。
<<犬との主従関係の作り方>>については、こちらでお話ししています。
ソファーで抱っこ
犬との主従関係で間違いなのは、ソファーの上で抱っこすることです。
飼い主がソファーに座っていると、ポーンと犬が膝の上に乗ってきて、かわいいからと抱っこしてしまいがちです。
犬のほうが、立場が上になったと勘違いして、主従関係ができなくなってきます。
犬との主従関係を作りたいなら、ソファーの上に載せないようにしましょう。
<<犬との主従関係のチェック>>については、こちらでお話ししています。
マウンティング
犬との主従関係で間違いなのは、マウティングです。
マウンティングでなくても、おやつがほしくて飛びかかるような行動は間違いなので、直しておきましょう。
小さな子犬が飛びついてくるのは、とてもかわいいものですし、逆にきてほしいと思っている飼い主さんも多いはずです。
ただし、他人に飛びかかったら危ないですし、飼い主でさえ、急に飛びかかられたら、ケガをしてしまうかもしれません。
マウンティングは、犬が要求を通そうとしている間違いな行動なので、主従関係でできるように、しっかりとしつけをしていきましょう。
<<犬との主従関係の直し方>>については、こちらでお話ししています。
小型犬であっても、飼い主に飛びついてくるのは、名前を呼んだ時、命令した時だけにしましょう。
犬の行きたい方向へ行かせてしまう

犬との主従関係で間違いなのは、散歩でいきたい方向に行かせてしまうことです。
散歩では行きたい方向に行かせず、飼い主主導で歩くようにして、<<引っ張り癖>>がつかないようにしつけをしていきましょう。
犬の散歩の間、ずっと一緒に歩くことが難しければ、少しの時間でも犬のリードをしっかりと持ちます。
犬が自由に行動できないように、飼い主が決めた方向やスピードで歩くように心がけましょう。
<<ついてのしつけ>>については、こちらでお話ししています。
犬を自由にさせたいなら、ドッグランで思いっきり走らせてあげましょう。
ご飯は後

犬の主従関係を作る上で間違いだと思うのは、飼い主の食事よりも、犬のご飯を後にするというルールです。
主従関係を作るために、犬より先に飼い主が食べるというのは、無理があります。
留守番でずっとさみしい思いをさせて、犬がご飯があとなんて、かわいそうだし、間違いです。
もし犬との主従関係を作りたいなら、ご飯をあげる時に、少しの時間、待てをさせましょう。
待てをさせてご飯を食べさせることで、犬との主従関係が築くことができるはずです。
犬との主従関係で間違いなのは。信頼関係ができたからしつける

犬との主従関係を作る上で間違いなことは、信頼関係ができていないうちからしつけをすることです。
まずは信頼関係を作ってから、主従関係のしつけをしていきましょう。
犬を力づくで制御してしつけをしようとしたり、犬と飼い主との信頼関係がないのに、いうことを聞けと言っても無理な話です。
犬も心があります。
犬が気持ちよくしたがってくれるように、まずは犬と飼い主との信頼関係を作り、それから主従関係のしつけをしていきましょう。
犬との主従関係を作るのは間違いでは?

この記事を読んでくださった皆さんの中にも、「犬との主従関係を作るのは間違いでは?」「かわいそう」と思われる方もいらっしゃるでしょう。
室内で飼う3kg以下の小型犬に関しては、特に主従関係のしつけを意識しなくてもだいじょうぶかもしれません。
無駄吠えで騒音になったりしなければ、生活に困ることはないので、あえて必要はないのかもです。
ただし、ドッグランに行ったり、ホテルに泊まるようであれば、犬が間違いを起こさないように、主従関係のしつけはしておいたほうがいいでしょう。
犬との主従関係が間違いなことで気にすべきこと

やりすぎ注意
犬との主従関係を作る上で、間違いなのは、なんでもいうことを聞かせようとすることです。
犬だって意志があり、すべてを否定してしまうと、ストレスがたまり、問題行動の原因にもなりかねません。
犬との主従関係を構築しようとして、しつけと称してやりすぎるのは、間違いです。
ほどよい程度で、主従関係を作っていきましょう。
老犬は違う

老犬になってから、主従関係を作るのは、間違いです。
ベッドの一緒に寝るのは間違いかもしれませんが、急変に気づいてあげることもできます。
また最後の時間を過ごしたいなら、ぜひ一緒に寝てあげましょう。
老犬になったら、主従関係がすべて間違いとして片付けず、犬が何が幸せなのかを考えていきましょう。
<<老犬がかわいい>>と思うことについては、こちらでお話ししています。
人の意見を聞きすぎない

犬との主従関係を作る上で、間違いなのは、人の意見を聞きすぎることです。
1つのことに対してもいろいろな意見があるのは、当然です。
人の意見を鵜呑みのせず、犬の主従関係を作る上で、間違いかどうか、自分で考えて行動するようにしましょう。
犬との主従関係が間違いなことでよくある質問

犬のあごのせは主従関係を作る上で間違いでしょうか
犬の主従関係で間違いなのは、犬があごをのせてくるのを許してしまうことです。
顎のせは愛情表現の1つでもありますが、かわいいからとずっと許してしまうと、主従関係を作る上では、あまりよくないことです。
さりげなく、避けるような行動をしていきましょう。
表裏一体

犬の主従関係で間違いなのは、犬の気持ちを考えずに行動してしまうことです。
先程の顎のせは、愛情表現なので、無視するのはよくありません。
犬の行動をしっかりと見て、顎のせしてきたら、待てできたらおやつをあげるとかなでであげるなど、別な形で愛情表現に応えていきましょう。
犬との主従関係が間違いなことのまとめ
今回は犬の主従関係で間違いなことについてお話ししました。
愛犬のミニチュアシュナウザー を主従関係を作るときに、間違いなことはしないようにしたら、とてもおりこうな犬になりました。
少し気持ちを上で、辛いこともあるかもしれませんが、頑張って主従関係を作っていきましょう。