
老犬が介護になったらと思うと心配になります。
仕事もあるので、老犬の面倒をどうやってみればいいのでしょうか。
こんなお悩みにお答えします。
- 老犬介護って何をすればいいの?
- 老犬が寝たきりになってしまったら
- 老犬の問題行動と対処方法
- 老犬介護で気にすべきこと
今回は老犬介護の方法をご紹介します。
いつかはくるかもしれない老犬介護を心配されている飼い主さんもいらっしゃるでしょう。
またまさしく老犬介護真っ最中という飼い主さんは、ほんと大変ですよね。
そこで本記事では、老犬介護をしたことがない人でも理解できるように、大切なポイントだけをわかりやすく解説していきます。
「老犬介護って大変そう」「疲れてきたらどうする?」といった疑問も解消できますよ。

それでは早速はじめていきましょう。
愛犬の老犬介護を経験して思ったこと

愛犬がいつの間に歳をとり、気がついたら老犬介護になっていました。

突然です。老犬介護になってびっくり!
徐々になったりとかではなく、うちの場合、急に介護状態になってしまったのです。
まだ支えれば立つことはできたのですが、ご飯は食べないし、下痢や血便など大変でした。
この経験をもとに、老犬介護に必要なもの、仕事のこと、イライラししないコツについてお話ししていきます。
老犬介護って何をすればいいの?

老犬介護でやるべきことについて、お話しします。
老犬介護でやらないといけないこと
- トイレのお世話
- ご飯を食べさせる
- 体を動かす
それでは1つずつお話ししていきます。
トイレのお世話
老犬介護で大切になってくるのは、トイレのお世話です。
足腰が弱くなって、トイレに失敗することも多くなります。
また老犬が病気で、下痢の症状。血便など、心配なことがたくさん出てきます。
また自分では立つこともできなくなり、寝たたりの老犬のトイレの介助も、大切な介護です。
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ご飯を食べさせる
介護している老犬に、栄養をとって、体力を温存させることはとても大切です。
運動することも少なくなり、食事をあまりとらなくなってしまいます。

食べないと体力がおちてくるので、とても心配な気持ちになります。
どうか食べてくれっていう気持ちでした。
(老犬が食べないならという記事もあわせて参考にしていただけるとうれしいです。)
それでも栄養バランスのいい食事と水分をとることは大事です。
水分だけでもとれば安心するし、少しだけでも元気になります。
水を飲まないときは、ドッグフードをふやかしてあげたり、回数をふやすなどの工夫をしていきましょう。
ドッグフードをふやかして食べないなら、ウェットフードのブッチがおすすめです。
ふやかす必要がないウェットタイプのドッグフードで、栄養バランスがよく、適切な水分が含まれているからです。
水の飲まなくなってしまう老犬も多いので、とても便利です。
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体を動かす
老犬介護で必要なことは運動です。
寝ることが多くなってしまうかもしれませんが、できれば軽い散歩をしていきましょう。
介護している老犬が歩くのが難しければ、カートに乗せて移動すると、飼い主の気分転換にもなります。
おうちの中で立たせるだけでも、足腰の筋肉の衰えを防ぐことにつながるので、無理をしないような運動をしていきましょう。
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老犬が寝たきりの介護なら

床ずれの防止
老犬が寝たきりになってしまったら、床ずれをおこさないように、時々体を動かしてあげる介護が必要です。
老犬介護は、重労働になるので、家族で協力しながらやっていきましょう。
バスタオルやハーネスと使って、介護している老犬を楽に寝返りさせたり、立たせるなどするといいですよ。
<<老犬介護の必要なもの>>については、こちらでもお話しています。
バリアフリー
老犬もそうですが、介護する飼い主にとっても段差などがあると危険です。
リフォームができるなら、バリアフリーを検討してみましょう。
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老犬介護の問題行動

介護している老犬の考えられる問題と対策についてお話します。
考えられる老犬の問題行動
- 認知症への対応
- 無駄吠え・夜鳴き
認知症(痴呆)への対応
老犬が認知症になってしまったら、家の中を徘徊したり、理由もわからず動き回ることがあります。
いつでも運動できるとように。コンパスで円を描くような動きができる介護器具もあります。
介護している老犬が小型犬なら、子供用プールでも代用できます。
無駄吠え・夜鳴き
老犬介護で夜泣きをしないように対策を立てていきましょう。
夜泣きをするのは、心の不安、痛み、認知症などさまざまな原因が考えられます。
昼間なるべく起き、夜寝る時間を増やしてあげましょう。
老犬介護で気にすべきこと

寝たきりにならないようにする
老犬の介護は、犬が立って生活できると、介護がかなり楽になります。
老犬が一度寝たきりになってしまうと、リハビリという考え方がないので、もう一度立たせるのは困難です。
老犬が介護になっても寝たきりにならないように、立つことを意識させましょう。
老犬に無理をさせるのは禁物ですが、補助しながら立たせてあげることが大切です。
老犬と散歩で歩くのが難しいようであれば、家の中で、数歩でもいいので歩かせてあげましょう。
もし老犬が歩けないようであれば、その場で立たせてあげるだけでも、介護が楽になります。
寝たきりにさせないことが、老犬介護をするコツなのです。
我が家のミニチュアシュナウザー のなくなる数日前の映像です。
おうちの中ではずっと寝たきりでしたが、最後までがんばって歩きました。
介護は気楽にやる

老犬の介護は、無理をせず気楽にやりましょう。
愛犬を大切に思う気持ちはわかりますが、飼い主も人生を楽しみ、生活をしていくことが大事なのです、
老犬介護は大変かもしれませんが、楽しい思い出を思い出したり、どうしたら幸せでいられるか考えていきましょう。
幸せに老犬介護をする方法
老犬介護でしあわせになる方法は、老犬の体をなでなでしてあげることです。
老犬が介護になった今だからこそ、おだやかに愛犬が暮らせるように、スキンシップをとってあげましょう。
老犬が痛くて苦しんでいる場合は、緩和ケアにもなるので、たとえ数秒でもいいので、なでなでしてあげましょう。
犬の体の暖かさを感じて、きっとあなたも癒されるはずです。
おだやかな優しい眼差しとともに、愛犬の最期の瞬間まで愛してあげましょう。
老犬介護はできる範囲で。

老犬の介護は、自分ができる範囲でやりましょう。
老犬の体調が悪化して、動物病院に連れて行ったり、トイレのお世話も必要になってくると、イライラすることもあるでしょう。
飼い主は、仕事もあるし、家事もしないといけません。
お子様がいらっしゃったら、子供の面倒をみる必要もあります。
愛犬も大切な家族ですが、あなたの生活も大事です。
無理をせず、できる範囲で老犬介護をしてあげる方法を見つけていきましょう。
- できる範囲でボチボチ
- 無理しないで
- 明るく笑顔で
老犬介護がいつまで続くかと思うと、嫌になって、気分が落ち込んでしまうこともあるかもしれません。
愛犬を守ってあげられるのは、あなたしかいないので、老犬がおだやかに暮らせるように、介護をしてあげましょう。
老犬介護でイライラしない秘訣については、別記事で紹介していますので、参考にしてみてくださいね。
老犬介護が疲れたなら

気分転換をする
老犬介護が疲れたら、気分転換をしましょう。
そんあことできないよ¡
「老犬は目が離せないし、生活もいっぱいだし。」
両手を上に持ちあげて、笑顔を作るだけでも、気分転換になるはずです。
後悔しないように老犬介護をせいいっぱいすることも大事ですが、無理をしないことも大切です。
いつかは終わる
老犬介護に疲れたと思っても、犬にも寿命があるので、いつかは終わります。
どんなに介護を頑張ったとしても、老犬が最期を迎えた時に、もう少しやってあげていればよかったと思うこともあるでしょう。
また、後悔はない、せいいっぱいがんばったと思う人もいらっしゃるでしょう。
老犬介護は、いつかは終わり、最期を迎えることになります。
老犬がいなくなって一番したくないのは、後悔です。
あの時、ああしていればよかったとか、あれを食べさせてあげればよかったなど、後悔しないように、精一杯介護してあげましょう。
老犬介護は、無理をせず、自分のできることを全力で愛情を注いであげましょう。