犬のしつけのときの褒め方がよくわかりません。
どうやって褒めればいいのでしょうか。
こんなお悩みにお答えします。
- 犬を褒める理由
- 褒めるしつけのしかた
- 褒めるタイミング
今回は犬を飼っている人のために、おすすめの褒めるしつけのやり方をご紹介します。
犬を褒めるようにすると、従順に飼い主のいうことをきくようになり、しつけがやりやすくなります。
そこで本記事では、犬のしつけがうまくいかなくて困っている人に、大切なポイントだけをわかりやすく解説していきます。
「犬の褒め方がわからない」「叱ってはだめなの?」といった疑問も解消できますよ。
それでは、早速はじめていきましょう。
愛犬を褒めるしつけに切り替えた
怒ってばかりの自分
以前の僕は、怒ってばっかりいました。
愛犬がトイレに失敗したら、猛烈に怒り、また失敗したら、怒りの繰り返し。
犬をしつけるのではなく、感情を吐き出しているだけだったのです。
「褒めるしつけ」って言葉は知っていましあが、「悪いことはしたら、叱るのが当たり前でしょ」と思っていたのです。
怒っても何も解決しない
犬が失敗して怒っても、何も解決しないことが最初はわかりませんでした。
犬は怒られている意味がわからず、「飼い主さん機嫌悪いな」「怖い」としか思っていません。
飼い主である私たちが怒ることで、愛犬は萎縮するだけだったのです。
犬を褒めるしつけに変える
いくらしつけをしても、愛犬が失敗するばかりの毎日で、しつけができないことのストレスがピークに達していました。
困った挙句、すぐに褒めるしつけには切り替えるこてはできませんでしたが、冷静に考えることができるようになり、だんだんと褒めるようにしました。
- トイレを失敗したときは、何も言わず片付ける
- トイレに成功したら褒める
- 失敗しないようにトイレに誘導する
この方法で、愛犬がおりこうになっていきました。
2代目の愛犬も、トイレの上手にできますし、ハウス、おすわり、待てなどのしつけもできています。
おいしいおやつも大切
最初褒めても、なかなかしつけがうまくいかないので、おやつを使います。
うちの愛犬は太りやすいので、市販のおやつではなく、美味しいモグワンドッグフードでしつけをしています。
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犬のしつけで褒めるのは?
犬と人間が、安全んに一緒に生きるために、人間社会のルールを教えていく必要があります。
犬は言葉がわからないので、いいことをしたら褒めてもらえると理解させてあげることが大切です。
- いいことをしたらおやつがもらえる
- いいことをしたらご飯をもらえる
- いいことをしたら外に出してもらえる
と教えていけば、犬も積極的にやりたい気持ちになります。
犬のしつけは、いいことをした時に褒めることで、犬は楽しいと感じたり、うれしいと感じて、従おうとするのです。
しつけは、強制的にやるのではなく、褒めることで、犬がやりたい気持ちにさせてあげることが大切です。
犬を褒めるしつけの方法
犬を褒めるしつけの具体的な方法をお話しします。
高い声で褒める
犬のしつけで褒める時は、普段の声より、1オクターブあげて高い声で褒めてあげましょう。
「いいことをした」、「何かできた」、「成功した」とき、できるだけ高い声でテンションをあげて褒めると、犬もうれしくなり、しつけげうまくいきます。
犬にしつけをする時は言葉も大切ですが、声のトーンがとても重要です。
低い声で「いいこ」などと褒めるようにしても、犬は褒められているかどうかがわからないのです。
褒める時は、名前をつける
犬をしつけで褒める時は、名前をつけるとさらに効果的です。
たとえば、「おいで」のしつけの時に、名前をつけて呼んであげましょう。
「おいで」ができたら、「◯◯ちゃん、いいこ」「◯◯ちゃん、できたね」などと名前をつけてあげると、自分の名前も同時に覚えてくれます。
名前を呼ばれたらいいことがあるとしつけをしていくのです。
アイコンタクト
犬のしつけで褒める時は、愛犬の目を見るアイコンタクトもしていきましょう。
目と目とあわせてアイコンタクトをすると、犬との信頼関係が生まれて、さらにしつけがうまくいきます。
犬が目を見たら、すぐに褒めるようにしていきましょう。
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叱る時は短めに
犬を褒める時は長くなっても構いませんが、叱る時は短く低い声です。
短い言葉でも、声のトーンや表情で犬は理解するはずです。
とにかく犬は褒めるしつけをしていきましょう。
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テンションを下げるのも忘れずに
犬のしつけで褒めると、犬もうれしくて、テンションマックスになります。
ハイテンションになることは決して悪くないのですが、しつけが終わったら、落ち着く時間を作ってあげましょう。
特に子犬は、気持ちが高揚していると、ウレションをしてしまうことがあります。
ウレションを防ぐためにもトイレに誘導して、できたことを褒めてあげます。
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犬をしつけで褒めるタイミング
犬をしつけで褒める時は、いいことをしたらすぐに褒めてあげましょう。
褒めるタイミングは、
- 名前を呼んで、こちらを向いた瞬間
- 目を見た瞬間
- トイレがうまくできたらすぐ。
- おすわりをした瞬間
- 噛んでは困るものを離したら褒める
とにかくなんでもいいことをしたら、犬を褒めてあげましょう。
褒めるしつけは時間との戦いです。
とにかくできた瞬間を狙って褒めてあげましょう。
何度も何度も褒めてあげれば、どんどん犬がいい子になっていくはずです。
犬の褒めるしつけでプラスしたいこと
優しく撫でる
犬を褒める時に、優しく体も撫でてあげると、飼い主の愛情を感じたり、うれしくなります。
犬がいいことをしたことを称賛してあげると、また犬がやりたくなって、しつけが定着してきます。
頭やマズル(口)、足先は触らない
犬は、マズル(口)や頭を上から触られるのが苦手な動物です。
しつけで犬を褒める時は、喉や体の横など、犬が好きな場所を優しく撫でてあげます。
足先、肉球も触られるのは嫌がるので、褒める時は、触らないようにしましょう。
おやつを使う
犬のしつけがうまくいかなかったり、褒めことが慣れていないなら、おやつを使うといいでしょう。
犬ができた、おやつをすぐに与え、同時に思いっきり褒めてあげます。
ただ市販のおやつは与えすぎると肥満のj原因にもなるので、ドッグフードで代用するのがおすすめです。
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犬は褒めるしつけをすると伸びます
犬を褒めるしつけをして、成功体験を作り、どんどん伸ばしていきましょう。
犬は褒められることで、どんどん言葉や動作を習得して、できることが増えていくのです。
しつけはとにかく褒めることがとても大切なのです。
ただし犬のしつけは、とても時間がかかり、根気のいる作業です。
犬が何度やってもできなくても、失敗しても、1回の成功があったら、思いっきり褒めてあげて、失敗を忘れさせてあげましょう。
犬は成功体験を積むことで、成長していきます。
飼い主も褒め続けるのは、とても大変かもしれませんが、犬のできた姿を想像しながら、しつけをしていきましょう。
まとめ
今回は、犬の褒めるしつけのお話をしました。
褒めることが慣れていないとなかなかできないかもしれません。
ボクも実は褒めることが苦手でした。
ましてやハイテンションで、高い声で犬をほめるなんてできません。
それでも犬のしつけだと思って、ずっと褒め続けていたら、犬がいい子になっていったので、できるようになりました。
誰でも叱られるより、褒められる方がいいはずです。
犬も飼い主もお互いが気持ちよく暮らせるように、褒めつづけましょう。