老犬になって水をあまり飲まなくなりました。
水を飲ませる方法が知りたいです。
こんなお悩みにお答えします。
- 老犬が水飲みの選び方
- 水飲みnの環境作り
- 飲まない老犬には
今回は、老犬に水飲みについてご紹介します。
老犬は、筋肉が衰え、足腰が弱くなっていることもあるので、老犬に合わせた水飲みにしてあげることが大切です。
そこで本記事では、老犬の水飲みで悩んでいる人に、大切なポイントだけをわかりやすく解説していきます。
「水を飲ませる方法は?」「水飲みで変更したほうがいい?」といった疑問も解消できますよ。
それでは早速はじめていきましょう。
老犬が水をよく飲むときは、自動給水器がおすすめです。
老犬の水飲みの選び方・ポイント
自宅用水飲み
うつわ
老犬の筋肉の衰えで後ろ足が弱く、ふらふらしてこぼすこともあるので、安定感があるものを選びましょう。
また水飲みの高さも重要です。
低すぎると、かがみにくく飲まないこともあるので、なるべく立ち上がって自然に飲めるようにしてあげましょう。
水飲みの大きさが大きすぎると、うつわの向こう側のふちに口が近づけられないこともあります。
一回り小さな水飲みの方が老犬の負担が少なくてすみます。
ウォーターノズル付き水飲み
ペットボトルをウォーターノズルにつけて、水を飲ませている飼い主さんも多いでしょう。
病気なので、水を飲む量を把握したい場合は、ウォーターボトルにメモリがついたものがおすすめです。
老犬で吸引が難しい場合は、水飲みをうつわに変えてあげる必要がでてきます。
自動給水器
噴水のように水が自動的に出てくる水飲みは、水をよく飲む老犬におすすめです。
お出かけ・携帯用
ペットボトルと器
我が家の場合、人間が飲む水と犬用を兼用し、ペットボトルをおでかけのときに持っていきます。
別途老犬には、折りたたみできるシリコンの水飲みを持参します。
コンパクトな水飲みなので、荷物も減らすことができます。
ウォーターノズル付き水飲み
自宅同様、ペットボトルにノズルをつけるタイプです。
外だと緊張して飲まない老犬もいるので、落ち着いた場所で使うことをおすすめします。
飲み皿とセットのウォーターボトル
飲み皿がウォーターボトルにくっついていて、飲ませる時は、L字に広げて使います。
お出かけにはもっとも便利です。
少しずつしか出ないので、飲むのが苦手な老犬もいます。
老犬の水飲みの環境づくり
置き場所を変える
老犬が水飲みを使いにくそうなら、場所を変えてあげましょう。
老犬が水飲みに行くまでに、段差があったり、普段生活している場所から遠かったら、億劫になって水を飲まないかもしれません。
老犬にとって、水は体を潤すために、とても大切なものです。
老犬の後ろ足が弱くなったり、散歩にいきたがらない、息が荒いなど、様子が変化したら、水飲みの場所を変えてあげましょう。
老犬が水を飲みたいのに、あきらめてしまったら、1日のとるべき水分量がたりなくなってしまいます。
特に介護中の老犬は、水がたよりです。
<<老犬介護>>については、こちらでお話しています。
高さを変える
老犬の水飲みが高さがあっていないなら、調整してあげましょう。
老犬の体をかがめるのが億劫になってきて、水飲みが高さがあわず、飲むことをあきらめてしまうことがあります。
体が弱くなった老犬にとって、水飲みが床と同じ高さだと低すぎます。
高くしてあげたり、水飲みそのものを変えてあげるようにしましょう。
新鮮な水を
老犬の水飲みには、新鮮な水を入れてあげましょう。
今まで、水道水の水を飲んでいたかもしれませんが、歳をとり、体が対応できなくなってくるかもしれません。
もちろん、水道水で、体調が悪くなることはないかもしれませんが、水の匂いが気になり、老犬が水飲みを嫌うこともあります。
老犬になったら、新鮮な水を水飲みに入れてあげて、飲ませてあげましょう。
外出時の水分補給について
外出時は、緊張して水を飲まないことがあるので、車内に移動してから飲ませるなど、環境づくりが大切です。
車で病院に連れて行く場合は、途中暑くなったり、老犬が咳き込んでしまうかもしれないので、水飲みの持参は必須です。
また車の中で、老犬の水飲みを使う場合は、車をしっかり停車させて水を飲ませてあげましょう。
水飲みが使えない老犬
水飲みを使って、水を飲むことができなくなった老犬には、シリンジを使ってあげるといいでしょう。
注射器の先の部分が尖っていないものです。
むせないようにゆっくりと飲ませてあげることが大切です。
水飲みで水を飲まない老犬には
水に味をつける
水飲みで水を飲まない老犬には、水に犬用の牛乳を少しませるなど、味に変化をつけるといいでしょう。
ご飯をウェットにする
水を飲まない老犬には、フードをふやかすのも1つの方法です。
またウェットフードやフレッシュフードを使うのもおすすめです。
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水飲みで飲まないときのおすすめのウェットフードは
おすすめのウェットフード
- ペトコト
- ブッチドッグフード
- カナガンウェットフード
ペトコト
ペトコトは、新鮮な食材で作られた水分豊富なので、老犬にもいいドッグフードです。
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ブッチドッグフード
ブッチドッグフードは、ソーセージのような形状をしたウェットフードです。
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カナガンドッグフードウェット
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老犬の水飲みで気にすべきこと
老犬の水飲みで気にすべきことをお話しします。
老犬の水飲みは、脱水症状をおこさないためにも大切
老犬にとって、水分補給はとても大切です。
ご飯があまり食べられない老犬もいるので、老犬が水飲みでいつでも新鮮な水が飲むことができるようにしてあげるようにしましょう。
<<老犬介護の必要なもの>>については、こちらでもお話しています。
老犬の水飲みは、容量が大事
老犬になったら、水飲みの容量がとても大切になってきます。
1日どのぐらいの量を老犬が飲むのを把握して、水飲みが空にならないように気をつけてあげましょう。
もし容量が小さくて、水飲みに水がなかったら大変です。
実は老犬が病気になると、急に<<水をよく飲む>>こともあるのです。
うちのミニチュアシュナウザー は、体重が10kg程度で、1日100-200mlが通常でした。
病気になってからは、1日2リットル弱、飲むようになりました。
あなたの老犬も水をよく飲むようになったら、動物病院と連携して、水飲みを工夫するようにしましょう。
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老犬の水飲みについてのまとめ
今回は、老犬の水飲みについてお話しました。
老犬にとって、水飲みは、とても大切なものです。
水飲みをおく場所、サイズ、材質など、老犬が快適に水飲みを使うことができるようにしてあげましょう。
我が家のミニチュアシュナウザー も、老犬になり、足腰が弱くなってきました。
ケージの中に置いてあった水飲みをサークルの外に出したり、高さを変えてあげました。