
老犬が水をよく飲むようになったのですが、大丈夫でしょうか。
水をよく飲むときの対応方法が知りたいです。
こんなお悩みにお答えします。
- 老犬が水をよく飲む原因
- 老犬がよく水を飲むなら、観察する
- 老犬が水をよく飲むのが病気なら
- トイレのことを考える
- 水をよく飲むようになったら、迷うこと

- 妻とわんこが家族
- ミニチュアシュナウザー と16年暮らしています。
- 留守番、イタズラ、ご飯食べないなどを克服
- 犬のことをたくさん勉強して、しつけ中
- 現在は、2代目のわんこを迎え、楽しく生活
老犬が水をよく飲むのは、喉が渇いているからという理由よりも、病気の可能性が高いので、早めに動物病院に連れていきましょう。
水分は、水飲みから飲む水や、ご飯をふやかしているなら、それも水分です。
老犬が水をよく飲むようになったら、だいたいでかまわないので1日の摂取量と、体重の推移を記録して、獣医師に伝えておくと、診察の際のヒントになります。
この記事を読んでいるあなたも、老犬が水をよく飲むなら、対応方法が見つかりますよ。
それでは、さっそく始めていきましょう。
愛犬が老犬になって急に水をよく飲むようになった

動物病院の先生から、「水をよく飲むようになったら要注意」とよく言われていました。
水をよく飲むのは、膵炎などの病気の疑いがあるからです。
うちの愛犬も老犬になり、急に水をよく飲むようになったので、すぐに病院に連れて行きました。
案の定、膵炎の診断でした。
獣医師と相談しながら、薬を服用させたり、水を飲む量を調整して、老犬介護をしました。
犬は運動したあと、ご飯を食べたあとも水をよく飲みます。
今回は、尋常じゃない飲み方だったので、病気だということはすぐに気づきました。
老犬が水をよく飲む原因

老犬がよく水を飲む原因についてお話しします。
老犬がよく水を飲む原因
- 脱水状態になっている
- 食事の変化
- ストレス
- 薬の服用
- 病気が原因
それでは1つずつお話ししていきます。
脱水状態になっている
老犬が水をよく飲むのは、運動をたくさんしたり、暑い時期に外で長時間過ごすと、喉が渇いてくるからです。
犬は発汗作用がないので、口を開けて呼吸をしているときは、熱を放出しようとしたり。水をよく飲むようになります。
食事の変化
老犬は食事が変化しても、水をよく飲むようになります。
老犬の水の摂取量は、ドッグフードに含まれる水分も入ります。
ドライフードをふやかしたり、ウェットフードに切り替えることで、水分量は増えていきます。
老犬は水おを飲むことで、体力温存になるので、ほどよい水分補給が大切です。
ウェットフードでおすすめなのは、ブッチドッグフード。
ブッチは、食べない老犬にもおすすめです。
-
-
「ブッチドッグフード」は老犬におすすめ。ご飯を食べない老犬にも。
2023/3/25
こんなお悩みにお答えします。 「ドッグフードを食べないので困る」、「元気がなくなったら、どうしよう」と悩んでいるなら、ブッチがおすすめです。 老犬は、とにかく食べることがとても大切だからです。 私がブ ...
ブッチドッグフードについては別記事で詳しく紹介していますので、参考にしてみてくださいね。
ストレス
老犬が水をよく飲むのは、留守番が多かったり、あまり飼い主にかまってもらえないとストレスが原因になっていることもあります。
老犬が飼い主に注目されたい気持ちから、水をよく飲むことがあります。
薬の服用
老犬が薬の服用によって、水をよく飲むようになることがあります。
皮膚病や炎症を抑えるために処方されたステロイドなどで、喉が渇き、水をよく飲むようになります。
病気が原因
老犬が病気になっても、水をよく飲むようになります。
ミニチュアシュナウザー に多い膵炎を発症してしまうと、水を普段の3、4倍の水を飲むようになります。
水をよく飲むのは、病気のサインなので、早めに病院で診察してもらいましょう。
老犬がよく水を飲むなら、観察する

老犬が水をよく飲むなら、水を飲む量、体調などどしっかり観察していきましょう。
水をよく飲むなら、水分量をメモしておくといいですよ。
健康チェック
老犬が水をよく飲むなら、体全体をチェックしていきましょう。
成犬が水をよく飲むことがあっても、問題がないことが多いですが、老犬は少し事情が違います。
犬はもともとは水を飲む習慣がなく、汗もかかないので、急に水の量が増えたら要注意です。
老犬の水は、飼い主が用意しているはずなので、水をよく飲むようになったら、すぐにわかるはずです。
いつもと違い、老犬が水をよく飲むようになったら、他にどこか異変がないか、食欲や体調などの健康チェックしてみましょう。
老犬が水をよく飲むようになったら
- ボディチェック(痛いところがないかなど)
- 老犬が息が荒い
- 散歩に行きたがらなくなっていないか。後ろ足が弱くなっていないか
- 食欲は変わっていないか
- 吠えるようになっていないか
- 下痢をしていないか
- 排便は黒くないか
飲む水の量を把握しておく

老犬が水をよく飲むかどうかは、普段の飲む水の量を把握していることがとても大切です。
老犬に水を与える時に、無意識に行動しているかもしれません。
老犬になったなら、きちんと水を飲む量を把握しておきましょう。
老犬が水を飲む量は、季節や気温によって、水を飲む量が変わります。
老犬の水をよく飲むかどうか把握するために、同じ人か、与えるようにしましょう。
老犬に水を与える人が、朝と夜など家族内で違う人が与えるなら、報告しあうようにしましょう。
水をよく飲むかどうか把握できるはずです。
水は飲料水の他、ご飯をふやかして与える場合も水分が含まれています。
正確に測る必要はありませんが、把握しておくことをおすすめします。
老犬が水を飲む量は目安として、小型犬なら100-500ミリリットル、大型犬でも1ー1、5リットルぐらいです。
水分量は、飲料水の他、ドッグフードをふやかして与えていたり、ドッグフード自体がウェットなフードも含まれます。
老犬が水をよく飲むかどうか、変化を見逃さないようにしておきましょう。
ちなみにうちのミニチュアシュナウザー は、体重10kgで、普段、だいたい1日、300-500mlぐらい飲んでいました。
いつ水を補充したのか、夫婦で確認し合いながら、老犬の様子を観察していましたよ。
老犬が水をよく飲むのが病気なら
病気のサイン

老犬が水をよく飲むようになったら、病気のサインです。
普段、犬が水を飲む量もだいたい把握しておいて、大量に摂取した時は、要注意です。
もし老犬が、水をよく飲むようになれば、腎臓は膵臓などの疾患になっているかもしれません。
老犬が水をよく飲むのは、散歩にたくさん行った後や暑い場合は、多少、水をたくさん飲んだとしても心配はありません。
平常時、水をよく飲むようであれば、心配ですね。
動物病院でみてもらいましょう。

老犬が水をよく飲む場合は、早めに獣医さんにみてもらいましょう。
老犬がよく水を飲むなら、重度の病気のことも高いです。
すぐに血液検査をしてもらって、数値のチェックをしてもらいましょう。
動物病院でみてもらう際の報告したいことです。
- 食欲不振かどうか
- 体調に変化がないかどうか
- 体重の増減
- トイレの回数
- 嘔吐下痢の有無
- 血便
老犬が水をよく飲む場合は、細かくチェックして、先生に伝えましょう。
愛犬のミニチュアシュナウザー
うちの愛犬ミニチュアシュナウザー が老犬になり、水をよく飲むようになったなあと思ったと同じ時期に、下痢をするようになったのです。
すぐに病院に行き、血液検査、エコーなどを実施してもらいました。
結果、甲状腺異常と膵炎との診断結果でしたが、何も異常がなければ、それでいいので、チェックはしておきましょう。
動物病院でも老犬になる前から、水をよく飲むかどうか観察するように言われていました。
愛犬が水をよく飲むようになってしまってからは。しっかりと介護をしていこうと心に決めました。
老犬介護については、別記事で詳しく紹介しています。
処方箋の影響

老犬が動物病院で処方される薬によっても、水をよく飲むようになります。
うちのミニチュアシュナウザー は、甲状腺と膵炎を処方された後、水を飲む量がそれまでよりも数倍に増えました。
それからは、1、5ー2リットルぐらい水をよく飲むようになりました。
病気のミニチュアシュナウザー の老犬とはいえ、飲む量が多すぎるし、大型犬よりも多い感じです。
老犬が水をよく飲むならトイレのことを考える

老犬が水をよく飲むなら、トイレの回数も増えるはずです。
ペットシーツをたくさん用意しよう
老犬が水をよく飲むなら、トイレシートをたくさん用意しておきましょう。
老犬が、トイレも近くなったり、間に合わなくなってしまうことも考えられます。
老犬が水をよく飲むなら、トイレの排水量が多すぎで、トイレシートが1枚では足りないこともあります。
たくさん用意しておきましょう。
<<老犬介護のトイレ>>については、こちらでお話しています。
トイレを事前予測してあげる
老犬が水をよく飲むなら、トイレ時間を把握してあげましょう。
成犬の頃は、朝と夜だけだったかもしれませんが、老犬が水をよく飲むようになると、トイレの回数も自然と増えてきます。
老犬自身が思っている以上に回数は多くなるはずですし、トイレは失敗させないことが大切です。
老犬が水をよく飲むようになったら、トイレをしたくなる前に、トイレに誘導してあげることが大切です。
老犬に失敗させない注意ポイント
- 朝起きた時
- ご飯を食べた後
- 水を飲んだ時
- 寝る前
- お昼寝から起きた時
- 夜中起きた時
オムツの準備を
老犬が水をよく飲むようになったら、オムツのことを考えておきましょう。
オムツは嫌がる子もいますし、自分でトイレをしたいというのも老犬の願いです。
老犬が介護になった時でも対応できるようにしておきましょう。
老犬が水をよく飲むようになったら、迷うこと

水を飲む量を制限したほうがいい?
老犬が水をよく飲むから心配だからといって、無闇に水を飲む量を制限せず、動物病院の指示を従うようにしましょう。
老犬が、嘔吐や下痢をした時など、動物病院で絶飲絶食を指示されることはありますが、同じ疾病とは限らないからです。
膵炎などの病気は、水の量を制限してしまうと、悪化することもあります。
老犬が水をよく飲む場合は、獣医さんと相談しながら、制限するのか、しないのか決めていくといいですね。自己判断はしないほうがいいと思います。
うちの老犬のミニチュアシュナウザー は、水をよく飲むので、制限をしていいか動物病院に聞きました。
水をよく飲むのをとめてしまうと、老犬の命のかかることなので、制限をしないほうがいいと言われました。
飲むだけ水を飲ませていました。
老犬が水をよく飲むことで気にすべきこと

定期的な検診をしよう
老犬が水をよく飲むかどうかの把握も大切ですが、1年に1回程度、定期健診をしてもらうようにしましょう。早期発見が重要です。
老犬が水をよく飲むなど、変化は起きる前に、血液検査、レントゲン、エコーなど、人間と同じような検査を受けることができます。
また注射1本でも金銭的な負担が大きいことがあるので、保険の加入も早めに検討しておきましょう。
cmemo]
∪*^ェ^*∪大切なペットの保険選びは! こちらから。
エアコンをつける
老犬が水をよく飲むなら、エアコンで温度調節をしてあげましょう。
少しでも暑いと息が荒くなり、水をよく飲むので、しっかりチェックをしましょう。
<<エアコンの設定温度>>については、こちらでお話しています。
冬場加湿器をつけて、乾燥を防いであげて、老犬のケアをしてあげましょう。
老犬が水をよく飲むのまとめ
今回は、老犬がよく水を飲むことについて、お話しました。
老犬でなくても、犬が普段より水をよく飲むになったら、病気のサインかもしれません。
うちのミニチュアシュナウザー も老犬になり、ドッグランなどで運動したわけでもないのに、水をよく飲むようのなったので、とても心配でした。
老犬の体調変化は、自分では訴えることができないので、あなたがしっかりと観察して異変に気づいてあげることが重要です。