犬と一緒に寝ることで、分離不安になってしまわないか、心配です。
でも一緒に寝たいです。どうしてらいいか知りたいです。
こんなお悩みにお答えします。
- 犬と一緒に寝ると分離不安になる
- 分離不安よりも危険なこと
- 老犬は一緒に寝る
- 犬と一緒に寝るとメリットもある
今回は犬を飼っている人のために、犬と一緒に寝ることについてお話しします。
犬と一緒に寝るとよくないのかなあ。一緒に寝ると、あったかいし、離れたくないし。
そこで本記事では、犬と一緒に寝ることについてメリット、デメリットををわかりやすく解説していきます。
「犬と一緒に寝ると何か問題があるの?」といった疑問も解消できますよ。
それでは、さっそく始めていきましょう。
犬と一緒に寝ると分離不安になるー問題行動は?
犬と一緒に寝ると分離不安にリスクについてお話していきます。
犬と一緒に寝ることは、飼い主とペットの絆を深めますが、時には予期しない問題行動を引き起こすこともあります。
特に犬が分離不安を抱えている場合は注意が必要です。
分離不安の問題
分離不安は、飼い主が離れている間に犬が不安やストレスを感じる状態を指します。
犬は群れの一員であり、飼い主との絆が強いほど安心感を持ちます。
しかし、飼い主と一緒に寝ると、犬は寝ている間に飼い主がいなくなる可能性を恐れるようになります。
犬は飼い主がいないと不安やパニックに陥り、さまざまな問題行動を示すことがああるのです。
分離不安になった犬は家具を噛んだり、物を破壊したり、部屋中を駆け回ったりすることがあります。
手を舐める
犬と一緒に寝ると、飼い主から離れられなくなることで、分離不安になる可能性があります。
留守番などで飼い主と離れたときに、さみしくて退屈になってしまうからです。
犬が分離不安になると、手を舐めて、さみしさを紛らわようになります。
舐めすぎると、湿疹になったり、毛玉になるので、注意が必要。
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甘噛み
犬は留守番のさみしさから、甘噛みをします。
甘噛みはかまってほしいという分離不安の信号でもあります。
<<犬の甘噛み>>については、こちらでも解説しています。
無駄吠え
無駄吠えは、近所迷惑になるので、回避したい問題行動です。
犬の留守番は、一緒に寝る時のように、飼い主の暖かい体温を感じることができません。
そのさみしさの表現方法として、無駄吠えで訴えることになってしまうのです。
無駄吠えは早めに治しておく必要があります。
悩んでいるなら、しつけプラスがおすすめ。
ドッグフードなので、食べさせるだけです。
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いたずら
犬が分離分裏不安になると、精神的にも不安定になり、不安な気持ちからいたずらをします。
特に犬を留守番をさせると、いつも一緒にいるはずの飼い主がいないため、不安に思ってしまうのです。
故意にトイレを別のところでしたり、甘噛みなどもしたり。トイレシートをかじって、くちゃくちゃにしてしまうかもです。
犬と一緒に寝ることは、飼い主も犬も分離不安で、離れらなくなってしまうのです。
<<留守番のしつけ>>はこちらでも解説しています。
いうことをきかなくなる
犬と一緒に寝ると、分離不安で、主従関係が保てなくなる心配があります。
飼い主がベッドで寝て、犬が床で寝るなら、犬は飼い主よりも低い位置になるので、物理的にも上下関係になります。
飼い主と犬とが一緒に寝ると、同じ高さで寝ることになるので、物理的に上下の位置関係でなくなります。
もしもベッドで一緒に寝ると、犬との主従関係(上下関係)が崩れ、犬は同等の立つ場になり、いうことをきかなくなってしまうのです。
犬との主従関係が保てなくなると、外出するのは、飼い主のわがままだと、犬が理解し始めます。
犬自身が留守番をさせるなんて、と思い、分離不安になってしまうのです。
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犬と一緒に寝る?分離不安よりも危険なこと
犬と一緒に寝ることは、飼い主との絆を深めるだけでなく、リラックスした時間を過ごすこともできます。
犬と一緒に寝る場合は。リスクがあることも十分注意しておく必要があります。
首の負傷
犬が眠っている間に、飼い主が突然動いたり、寝返りを打ったりすると、犬の首や頭部が圧迫されたり、誤って押しつぶされる可能性があります。
特に小型犬や子犬の場合は注意が必要です。
窒息のリスク
犬と一緒に寝る場合、犬が飼い主の体に圧迫されて窒息する危険性があります。
犬が呼吸困難になったり、窒息することを防ぐためには、犬と飼い主の間に適切なスペースを確保する必要があります。
睡眠の妨げ
犬は人間とは異なる睡眠パターンを持っています。
犬が一緒に寝ることで、飼い主の動きや音が犬の睡眠を妨げることがあります。
また、犬が動いたり、飼い主に触れたりすることで、飼い主の睡眠も妨げられる可能性があります。
飼い主が寝返りをうったときに、犬に体や手足があたり、ケガををさせてしまうこともあります。
犬が分離不安になってしまうのではと心配する前に、犬と一緒に寝るリスクを考えておきましょう。
犬と一緒に寝るメリット
犬と一緒に寝ることには、いくつかのメリットもあります。
飼い主との絆が深まる
犬と一緒に寝ると、飼い主との絆を深めることができます。
犬は群れの一員として安心感を求めており、一緒に寝ることで、犬との信頼関係を築くことができます。
飼い主のストレスの軽減
犬と一緒に寝ることで飼い主のストレスを軽減する効果もあります。
犬は心地よい温かさや触れ合いを提供してくれるため、リラックス効果があります。
飼い主自身も犬と触れ合いながらリラックスし、日々のストレスを解消することができるのです。
愛情も深まり、母性愛もわいてきます。
犬と一緒に寝ると、あなたも犬も心を許しているので、お互い愛情を感じています。
優しい犬になる
犬は常に警戒心を持ち、行動している動物です。
飼い主と犬が一緒に寝ることで。安らぎを感じて、優しい犬になることができるのです。
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犬と一緒に寝るのは、分離不安になってしまう可能性があるので、おすすめできませんが、うたた寝だったらどうでしょうか。
リビングで、飼い主がうたた寝をして、犬と一緒に寝ることになり、寝る高さは同じだとしても、ベッドよりも特別感が薄れてくるので、少しの時間ならいいかもしれません。
犬の分離不安は、常に一緒にいることができないために起こります。
うたた寝は、犬と一緒に寝るとしても、寝るが主体ではなく、一緒にいるだけという意味合いが強くなります。
風邪をひかないようにして、時々うたた寝するぐらいなら、分離不安の心配もないでしょう。
ボクもうたた寝をしていると、愛犬がよってくるので、とても幸せな気分になりました。
犬と一緒に寝ることで、暖かさを感じましたよ。
老犬は一緒に寝ること。分離不安よりも大事なこと
老犬になると、一緒に寝ると、分離不安になることも少なくなるのかもしれません。
老犬の留守番は、さみしさがなくなったわけではなく、単に動くのがおっくうになるだけです。
老犬の分離不安を心配するなら、とにかく外出を控えて、一緒にいてあげる時間を作ってあげましょう。
犬は人間の生涯よりもかなり短いので、幸せに生きてほしいと思うなら、さみしい思いをさせないことが大切です。
老犬と一緒に寝ることは、もしかしたらいいことかもしれません。
飼い主さんが、老犬の近くや一緒に寝ることで、息が荒くなったなど、小さな変化にも気づくことができます。
病気になった場合もすぐに対応できるので、少しでも近くにいて、しっかりと観察してあげましょう。
<<老犬の留守番>>については、こちらでも解説しています。
うちの愛犬も老犬になり心配だったので、寄り添って一緒に寝ることで、呼吸を感じて、息が荒い場合は、動物病院に連れていくこともありました。
犬のお腹の音も聞こえるので、一緒に寝ることで気づくこともあるのです。
老犬は分離不安を心配することよりも一緒にいる時間を作ってあげましょう。
犬と一緒に寝ると分離不安以外で気をつけること
犬と一緒に寝る際には、分離不安以外にもいくつか気をつけるべきポイントがあります。
犬の体調を確認する
まず、犬の体調を確認することが重要です。
犬が病気や怪我をしている場合、一緒に寝ることで症状を悪化させる可能性があります。
犬の健康状態を定期的にチェックし、問題がある場合は獣医師に相談しましょう。
犬が安心しているときに、体の隅々までさわってあげることが大切です。
衛生面
また、犬と一緒に寝る場合は衛生面にも注意が必要です。
犬は野外でさまざまなものに触れるため、細菌や寄生虫の感染リスクがあります。
犬の被毛には、ノミダニが潜んでいます。
一緒に寝ることで、刺されるリスクがあります。
春先から夏場にかけて、ノミダニの薬を犬にすると、被毛から一気に放出されます。
布団でなくてもカーペットなどはこまめに掃除機にかけるようにすることが大切です。
寝るスペースを作る
犬と一緒に寝る場合は快適な寝具やベッドを用意することも大切です。
犬が自分のスペースを持ち、安心して休める環境を整えることが必要です。
適切な大きさとクッション性のあるベッドを選び、清潔に保つようにしましょう。
まとめ
犬と一緒に寝ると分離不安になることについて、お話してきました。
我が家のミニチュアシュナウザー は、飼い主である私たちと一緒に寝ることをしなかったので、主従関係が保たれて、いいこに育っていきましたよ。
犬と一緒に寝ると、ずっと離れたくない気持ちが強くなります。
分離不安も心配ですが、留守番ができなくなってしまうかもしれないと思い、我が家では一緒に寝ることはしませんでした。