
優しい性格の犬にするにはどうしたらいいでしょうか。犬の育て方が知りたいです。
こんなお悩みにお答えします。
- 優しい性格の犬種は
- 優しい犬にする育て方
- 犬の育て方で気をつけること
今回は、優しい犬にするための育て方についてご紹介します。

犬を優しい性格にするなんてムリ!
って思われるかもしれませんが、犬の育て方によって、優しい犬になったり、攻撃的な性格にもなってしまうんです。
そこで本記事では、犬をはじめて飼う人でも理解できるように、大切なポイントだけをわかりやすく解説していきます。
「育て方がわからない」「犬に癒されない」といった疑問も解消できますよ。


- ミニチュアシュナウザー と16年、日々が学びです。
- 留守番、イタズラ、ご飯食べないなどを克服しました。
- しつけは毎日続けています。
- ドッグフード研究家
それでは早速はじめていきましょう。
犬を優しい性格にするために

愛犬がずっと優しい犬であり続けるには、飼い主が優しい人になることがとても大切です。
犬は、飼い主を見て行動するからです。
我が家のミニチュアシュナウザー は、温厚で優しい性格にするために、毎日努力の日々です。
うちはどちらかといえば、物静かな家庭で、犬には優しいところもありますが。厳しさもあります。
犬のために、夫婦円満でいるようにしています。
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こんな家庭は気をつけて
いつもケンカばかりの家庭はどうでしょう。
犬も怯え、怖がりの性格になってしまうことが想像できます。
また家庭円満なら優しい性格の犬に育っていきます。
1つ気をつけないといけないのは、おしゃべりが過ぎて、家庭内がうるさくなっていることです。
犬もうるさくしても叱られない、吠えていいんだと勘違いして、吠え癖がついてしまうことがあるからです。
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優しい性格を持つ犬種

犬は生活環境によって、性格も変化しますが、もともと優しい性格の犬種はいます。
優しい性格の犬は?
- ゴールデンレトリーバー、ラブラドールレトリーバー
- ボーダーコリー
- パグ、トイプードル、パピヨン、フレンチブルドッグ
犬種や個体差によって違いはありますが、ゴールデンレトリーバー、ラブラドールレトリーバーなどは、体が大きく、性格が優しい犬種です。
大型犬は、頼り甲斐がありますね。
ただし大型犬は力が強く、散歩の時など引っ張られたら大変なので、しつけをしっかりとしていきましょう。
フリスビー犬でよく見る、ボーダーコリーも飼い主に従順で、優しい性格です。
パグ、トイプードル、パピヨン、フレンチブルドッグなども穏やかで飼いやすいですよ。
犬の性格は、犬種による違いはありますが、生活環境、飼い主の育て方が大きな要因になります。
優しい性格の犬になるように飼い方を工夫していきましょう。
犬を優しい性格にするには

もともと優しい性格の犬しか、優しい犬にならないのでしょうか。
そんなことはありません。育て方によって、優しい犬になります。
ではどうしたら犬が、従順で優しい性格の犬に育つのか、5つの方法をお話していきます。
犬を優しい性格にする育て方
- 飼い主さんが優しくなる
- 明るくおしゃべりになる
- 子供を優しく育てる
- 努力が必要
- 究極は盲導犬を育てるように
それでは1つずお話しします。
飼い主が優しくなる

犬を優しい性格にするには、飼い主さんが優しくなることです。
犬は飼い主に似る性質があるので、喧嘩などはせず、穏やかに暮らしていきましょう。
犬にとって飼い主は家族ですし、飼い主のことをみて行動するため、似てきます。
犬は社会的参照によって、自分で判断できない時や迷った時など、飼い主さんの顔色を伺いながら判断し、行動します。
犬を優しい性格にするには、まず飼い主さんが優し人になることです。
あなたが人や犬に優しく接してあげれば、犬もおだやかに育っていきます。
犬を優しい性格にするための家庭内チェック
- ガミガミと感情で怒っていませんか?
- 夫婦喧嘩はしていませんか?
- 一人暮らしで何かモノにあたったりしてませんか?
飼い主さんが心を落ち着かせて、優しい態度で接すれば、犬も優しい性格に育っていきます。
生活していると、イライラすることもあるかもしれません。
犬を顔を見て、優しい気持ちで生活していくことが大切です。
明るくおしゃべりになる

犬を優しい性格の犬にするには、家庭内を明るくしていきましょう。
犬に明るい声で、どんどん話しかけていけば、優しい性格の犬になっていくからです。
会話が弾んでいる家族は、犬もおしゃべり好きに育っていきます。
ですから吠え癖がつかないように、けじめをつけて生活をすることが大切です。
吠えることで、家族間の会話に参加している気持ちになっているからです。
犬が興奮し始めたら、一旦静かにして、沈めてあげましょう。
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子供を優しく育てる

犬を優しい性格にするには、子供も優しく育てることです。
小さいお子様がいる家庭で、子供が大騒ぎしていると、犬もつられて楽しくなってきます。
吠えたり、追っかけっこをしたりして、遊びたがるでしょう。
賑やかな家庭は、犬も活発になり、陽気な性格に育っていきます。
あなたが子供を優しく育てれば、子供が真似をして、犬に優しく接してくれるはずです。
時には犬と子供が喧嘩をしてしまうかもしれませんが、それも子供の成長にもつながっていきます。
子供と犬の両者、社会性を身につけていくのです。
犬を優しい性格にするには努力が必要

犬を優しい性格にするには、冷静で、平常心を保っていきましょう。
あなたも人間ですから、ずっと機嫌よく生活するなんて、仙人じゃない限りできることではありませんよね。
気分があがることもあるでしょうし、落ち込むことだってあるはずです。
でも、平常心を保つことが大事。
感情的に怒りに任せて、大声をあげることなく、生活していきましょう。
犬を優しい性格に育てるには、常に優しい気持ちで接するのは犬だけではなく、家族にも優しく接してあげることが大事です。
人間生きていくには忍耐が必要ですね。
犬を優しい性格に育てる究極は盲導犬を育てるように

犬を優しい性格にするには、盲導犬を育てるように優しく接していきましょう。
あなたテレビで、盲導犬になるパピーを育てるパピーウォーカーをみたことがあるでしょう。
ラブラドールなどの子犬を育てるには、細かい規定はあるのでしょうが、留守番が少なく、優しい家庭でないと育てることが条件です。
盲導犬の子犬は、ストレスがない家庭に育つことが大事。
将来、盲導犬になった時に、従順で素直で優しい性格にするためです。
それを犬がパピー時代に家庭で育んでいくのです。
だからあなたも盲導犬を育てるように、パピーウォーカーになったつもりで、愛犬を育てていけば、優しい性格の犬になっていくでしょう。
犬の性格は、優しい人はわかる

犬の動物的本能にとって、相手が優しい人かどうか瞬時に判断をしています。
相手が攻撃的なのか、優しい人なのか、また安全かどうかは瞬時に犬はわかります。
少しでもこちらが警戒心をあったり、叱られると思ったら、逃げる行動になってしまいます。
犬を優しい性格にするには、穏やかに接して、飼い主に従順に従うようにしていきましょう。
犬は、家族の行動ですら、喧嘩をしているのか、おしゃべりをしているのか、声のトーンや表情で認識しています。
争いごとがない家庭が、優しい性格の犬に育っていくのです。
犬を優しい性格に育てる上で気にすべきこと

犬を優しい性格に育てたいと思って、かわいがりすぎてわがままな性格になってしまうので、注意が必要になります。
犬をかわいがることと甘やかすのは、紙一重なので、甘やかさないようにしていきましょう。
例えば、おやつをあげるのは、欲しがるから与えてしまうのは、甘やかすことです。
「おすわり」をさせて、「おすわり」ができたことでごほうびとして与えれば、しつけにもなります。
犬を優しい性格に育てるのは、従順さもとても大切な要素です。
主従関係をしっかりと構築して、無駄吠え、噛み癖などのない優しい性格の犬にしていきましょう。
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犬を優しい性格についてのまとめ
今回は、犬を優しい性格にするコツをお話しました。
- 飼い主さんが優しくなる
- 明るくおしゃべりになる
- 子供を優しく育てる
- 努力が必要
- 究極は盲導犬を育てるように
犬が飼い主に似るってなんだか怖い気がしますが、見られているんですよね。
我が家の愛犬ミニチュアシュナウザー にもずっと見られ続けていました。
夫婦喧嘩をした時は、犬も食わないとばかりに、どこかに逃げてしまったり、本を読んでいると、静かに寄り添ってくれたりしました。
犬を優しい性格にするには、家族が優しくなることです。
喧嘩をした時は、すぐに犬がいるからと反省して、穏やかに心を整えました。
基本的には静かな家なので、犬も優しい性格になってくれたんだと思います。
家庭内での穏やかで優しい雰囲気は犬にも伝わります。
人間ずっと機嫌がいいわけにはいかないですが、努力することは必要です。
家族間でもお互いを認めて、ほめあったり、優しく接することで、犬もおだやかで性格のいい優しい犬に育っていきます。
<<ミニチュアシュナウザー の性格>>については、こちらでお話ししています。