犬を散歩でリードを引っ張ります。
散歩でのしつけの方法が知りたいです。
こんなお悩みにお答えします。
- 犬が散歩で引っ張り理由
- 散歩のしつけ方のコツ
- リードを使ったしつけ<シュチュエーション別>
今回は犬を飼っている人のために、散歩でのしつけ方法をご紹介します。
犬がリードを引っ張ると、ケガをしたり、他人に迷惑をかけたるすることもあるので、しつけは必要です。
そこで本記事では、犬との散歩が気持ちよくできるように、大切なポイントだけをわかりやすく解説していきます。
「犬がぐいぐい引っ張って困る」「散歩のしつけ方法は?」といった疑問も解消できますよ。
それでは、早速はじめていきましょう。
リードを使った犬の散歩でのしつけ方のコツ
引っ張ったら立ち止まる
犬が散歩で引っ張ったら、リードを強く持ち、止まりましょう。
飼い主が止まれば、犬も行くことができないとわかります。
できれば、「ストップ」などの静止の言葉を添えてあげるといいでしょう。
歩き出して、また引っ張り出したら、リードを使い、止まります。
声をかけることが散歩のしつけの上達するので、一緒に歩いてくれたら、必ず褒めてあげましょう。
<<犬の引っ張り癖>>については、こちらでお話ししています。
逆方向に行く
犬が散歩で引っ張るのは、自由にさせてしまうことにやめませる必要があります。
リードを使って、引っ張る方向とは反対方向に、散歩をしましょう。
逆方向に行くことで、主導権が飼い主にあることを教えていくのです。
注意したいことは、方向転換する時は、リードを引っ張らず、自然に逆方向に歩き出すようにしましょう。
毎日同じ時間に散歩をするのではなく、時間を変えたりコースを変えて散歩するようにするといいでしょう。
犬の散歩のリードを使ったしつけ<おうち編>
リードの持ち方
犬の散歩のしつけをする前に、おうちで事前いリードの持ち方を練習します。
最初から散歩でしつけをしようとしても、雑音などで気が散って、なかなか思うようにいきません、
おうちで事前に練習しておくことが、散歩のしつけのうまくいくのです。
犬をしつけるよりも、飼い主のリードの使い方が重要です。
リードの持ち方は、犬を左側にして、左腕を伸ばし、ピンピンにならない状態ぐらいで、短くリードを持ちましょう。
- 腕はしっかり下ろして、犬に近い場所にします。
- 余ったリードは、右手でもちます。
アイコンタクトをしよう
犬の散歩とする前に、おうちでアイコンタクトのしつけをマスターしましょう。
家で練習する場合でも、犬にリードをつけ、ごほうびのおやつを使いながら、しつけをしていきます。
- 犬にリードをつけて、飼い主の左側におすわりさせます。
- 犬の視線と、飼い主の視線がぶつかるところにおやつをおきます。
- アイコンタクトが取れたら、おやつをあげます。
- 犬が飼い主とアイコンタクトができたら、何度でもおやつをあげます。
アイコンタクトは、散歩でしつけをする前の準備運動です。
とても大切なしつけなので、犬と信頼関係をつくり、完璧にしていきましょう。
>>子犬のしつけのアイコンタクト。覚えさせたいしつけの基本
歩こう
次に、おうちでリードをつけて、散歩のように歩いてしつけをしていきましょう。
- 「ついて」と声をかけて、歩き出します。
- 犬と飼い主の視線があったら、おやつをあげる。
このとき、犬がリードを引っ張ったりしないように気をつけながら、しつけをしていきましょう。
しつけ言葉は、「ついて」でなくても、「ゴー」など別な言葉でも構いませんよ。
犬をあなたの体にぴったりとくっつくように、一緒に歩くように誘導しますが、もしうまくできないようなら、鼻先におやつをチラつかせながら、「ついて」と声をかけながらやっていきましょう。
最初は数歩歩くことができただけでも、おやつをあげて、褒めてあげましょう。
犬のリードを使ったしつけ<散歩に出よう>
ゆっくり歩く
犬の散歩のしつけは、よちよち歩きからはじめていきましょう。
リードを引っ張らないように気をつけながら、アイコンタクトができたら、どんどんおやつをあげましょう。
飼い主の足元にいることが楽しいということをしつけていくのです。
声をかけながら散歩する
犬の散歩のしつけをしているときは、犬を飼い主に注目させるために、声をかけながら歩きましょう。
「いいよ!」「その調子」「行き過ぎ」「ついて」「Good!」など、ずっと話しかけます。
犬に話しかけていると、ときどきこちらも向いてくれるので、その瞬間を狙って、おやつをあげたり、褒めてあげましょう。
犬のしつけはタイミングが大事なのです。
低い場所で
犬が散歩でひっぱらないように、リードを短くもち、おやつの位置を低くして、口元で誘導するようにして歩きましょう。
飼い主より前に行かないように注意して、散歩のしつけをしましょう。
散歩で褒めるしつけ
犬の散歩中、飼い主を見たり、歩幅があって歩いてくれれば、とにかく褒めてあげましょう。
しつけは褒めることがとても大事です。
どんどん褒めてあげましょう。
興奮を抑えながら歩く
犬が散歩で興奮したら、しつけがうまくいかないので。立ち止まって心を沈めてあげましょう。
リードを引っ張るようなことがあったら、しばらく動かないようにして、リードが緩むまで、まちましょう。
一瞬を見逃さない
犬の散歩のしつけがとても難しいのは、動きの中でしつけをしないといけないからです。
犬のしつけはタイミングが大事。
常に犬の行動を見つけ、一瞬こちらみた瞬間に褒めます。
1秒以内です。
犬の散歩のしつけをするときは、全集中でやりましょう。
リードの使い方
もし犬が前に行こうとしたら、リードを引っ張らず、止めるだけにしましょう。
散歩では、歩くペースを一定にして、前に行こうとしたら、リードを止めて、犬の動きが止まるまでまちましょう。
犬がおやつが欲しくて飛びついてくるなら
犬がおやつがほしくて飛びついてくるなら、無視して相手にしないようにしましょう。
それでも飛びついてくるなら、手で制止して飛べないようにします。
犬のしつけは、散歩でしつける前に、おうちで完璧にしておくことが大切です。
できるまで何度でも練習しておきましょう。
犬の散歩のリードのしつけ<次のステージ>
スピードを変える。「ゆっくり」
犬の散歩の「ついて」のしつけで、普通の速さで歩くことができるようになったら、今度は「ゆっくり」とコマンドをかけて、ゆっくり歩きます。
犬が急ごうとする場合は、リードをしっかりとコントロールして、同じスピードになるようにしつけをしていきます。
「ゆっくり」のコマンドをしつけておけば、犬も歩くスピードを緩めてくれるので、散歩が楽になります。
「速く」
犬の散歩のしつけで、今度はスピードを速めて、外だったら小走りのスピードでも、犬がくっついてくるように、リードをうまく使いながら、しつけをしていきましょう。
犬の散歩途中でやると危険なこともあるので、安全のため、公園など広い場所でやるといいでしょう。
犬の散歩は、雑音など障害も多いですが、スピードを変えても、犬がしっかりと飼い主の横にくるようにしつけをしていきましょう。
両刀使いにする
犬の散歩のしつけで、犬が飼い主のどちら側でもできるようにしておきましょう。
道路によっては、左側や右側どちらかしか、リードを持って、歩けないところもあるからです。
犬の散歩が安全にできるように、しつけで、犬が飼い主の道路側の反対になるように、どちらの側でも散歩ができるようにしておきましょう。
終わったことを教える
犬の散歩にしつけは、安全を確保して、メリハリをつけてやるようにしましょう。
犬の散歩中、ずっとしつけをすると、犬も集中力がなくなってくるし、いつも緊張した状態になり、疲れてしまいます。
少ししつけの練習したら、必ず犬に「オッケー」のコマンドをかけて、リードを緩めて、犬を練習から解放してあげましょう。
犬を散歩でしつけるときは、犬も特に緊張しています。
犬のしつけがうまくいったら、思いっきりほめて、あげましょう。
散歩大好きなミニチュアシュナウザー との散歩の楽しみ方を紹介していますので、そちらもご参考になさってください。
>>ミニチュアシュナウザーの散歩はどのぐらい必要?運動としつけは?
「待て」のコマンドも教える
犬の散歩で、「待て」をしつけていきましょう。
「待て」のコマンドは、犬が散歩で、どこかにいきそうになった時にも役に立つので、必ずしつけをしておきましょう。
「待て」は、散歩途中で、犬をおすわりをさせて、リードをたるんだ状態で待たせるしつけです。
<<犬の待てのしつけ>>は、こちらでお話ししています。
犬の散歩でのリードを使ったしつけーあれこれ
犬の散歩のしつけは、おうちでやるのと違い、騒音や人の声など、障害が多いので、最初は難しいかもしれませんが、根気よく続けていきましょう。
「ついて」や「待て」などの他にも、「おすわり」や「コイ」、「伏せ」など、犬の散歩中、公園などの安全な場所でしつけをしていきましょう。
犬のしつけが散歩でできるなら、おうちでは簡単にできるはずです。
<<犬が他人を噛む>>ことについては、こちらでお話ししています。
犬が散歩でリードを引っ張る理由
好奇心旺盛
好奇心旺盛な犬は、リードをグイグイと引っ張り、前にどんどん進もうとします。
この先に何があるか知りたくなり、引っ張ってしまうのです。
また匂いに対して好奇心旺盛で、匂いを嗅ぎたいあまり、引っ張ってしまう犬もいます。
ぐいぐいとリードを引っ張ることで、咳き込んだり吐いたりすることもあります。
自分が立場が上だと思っている
犬より飼い主の方が立場が上なのか、正常な関係性がしつけの基本です。
逆に犬との主従関係ができていないと、立場が逆転してしまいます。
犬は命令する立場になってしまい、リードを引っ張り、飼い主をリードしようとします。
散歩中、リードを急に引っ張られると、とても危険なので、しつけで治しておくようにしましょう。
リードの距離が定まらない
犬と散歩をするときjは、距離感がとても大事です。
リードが長すぎると、犬は不安になり、リードを引っ張ろうとします。
犬は束縛されると安心する面があるので、リードを短く持ち、そばを歩かせるようにしましょう。
犬が散歩でリードを引っ張ると困る
うちのミニチュアシュナウザー は散歩でとても引っ張るのが癖でした。
リードを強く握っていないと、とたんに体をもっていかれます。
人や犬に反応したり、葉っぱがとんでもリードを引っ張ります。
こちらを向くように声をかけながら散歩して、引っ張りそうになったら、おやつでし向けたりしました。
完璧ではありませんが、リードを引っ張ることも少なくなりました。
おやつを与えるときは、「おすわり」「待て」をさせているので、しつけの練習にもなります。
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犬の散歩のしつけのまとめ
今回は、リードを使った犬の散歩のしつけについて、お話ししました。
我が家のミニチュアシュナウザー も雑音でなかなか散歩でしつけがうまくいきませんでしたが、続けることにより、待てやおすわり、ついてなどできるようになりました。
<<犬との散歩>>は楽しんでやっていきましょう。