しつけ

犬の「待て」のしつけの必要性とは。初心者でもできる教え方

犬の待てのしつけ

悩んでいる人

犬の「待て」のしつけがうまくできません。

どうしたら犬に「待て」をしつけることができるでしょうか。

こんなお悩みにお答えします。

本記事の内容

  • 待てのしつけの環境作り
  • 待てのしつけのやり方
  • 待てをどこでもできるようにする

この記事を書いている人

茶リオ01

茶リオ

犬のしつけ歴14年

茶色のミニチュアシュナウザーしつけ終了

白色のミニチュアシュナウザー 子犬しつけ中

犬のしつけの経験をもとに、このブログを書いています。
ぜひ参考にしてみてくださいね。

ご飯を前にして待たせている飼い主さんも多くいらっしゃいますが、しつけとしての「待て」を教えると、あなたやあなたの犬、他人を守ることにもつながります。

犬に「待て」のしつけをしたいときは、「待て」の状態、つまり「おすわり」しっかりマスターしてからなにしましょう。

「おすわり」がパーフェクトでないと、しつけがうまくいかないからです。

「待て」の最終形は、外でしっかりできることですが、まずは、おうちの中でしっかり練習しましょう。

>>子犬のおすわりが誰でも簡単にできるしつけ方法

犬の「待て」のしつけをする理由

ミニチュアシュナウザー おすわり

危険から守る

犬の「待て」のしつけは、犬や人を危険から守るためにとても大切なしつけです。

愛犬と散歩をしていて、人や犬に衝動的に飛びかからないように止める時にも必要でしょうし、首輪がはずれてしまった時、「待て」で犬が止まってくれれば、安心ですね。

ボク自身も何度も助けられたし、助けたことがあります。

犬の「待て」のしつけはこんなとき役立つ

  • 拾い食いをしそうになった時
  • 家のドアが開いているのに気づかず、犬が外に出てしまった時
  • 首輪がはずれた時
  • 犬のリードが、手から離れてしまった時
  • 犬が他の犬に攻撃的になろうとしている

「待て」は、犬の特技として、ぜひしつけをしておきましょう。

「待て」で感情を制御する

犬は感情で動く動物なので、心をおさめるという意味では、待てのしつけは大切です。

おすわりをさせた後、待てをさせれば、より一層心を抑えることができ、興奮をさせないように穏やかに育てることができます。

犬の待てのしつけで、犬が飼い主の言葉で感情を制御できれば、勝手な行動もなくなり、従順な犬になり、育てるのが楽になります。

犬に「待て」ができる環境を作ろう

ミニチュアシュナウザー

犬が「待て」を上手にできるように、しつけをする環境を作っていきましょう。

 静かな場所で集中

犬の「待て」のしつけをするときは、集中できる静かな環境で行っていきましょう。

おうちの中だったら、テレビやラジオなどは消し、多頭飼いをしているなら、他の犬は別の部屋に移すなどして、しつけをする犬だけにします。

家族にも協力してもらい、静かにしてもらったり、洗い物や洗濯、掃除機の音も聞こえないようにして、犬が集中して、待てができるようにしましょう。

犬を冷静にさせる

犬の「待て」のしつけは、まずは犬を冷静で落ち着いた状態にしましょう。

犬が興奮した状態では、待てのしつけは、教え方がうまい人でもなかなかうまくいきません。

おもちゃで遊んだあと、犬がまだ遊びたくて、飛び上がるような状態だったら興奮をしずめて、落ち着かせてから行いましょう。

ドッグランやおうちの中で走らせた後や、遊んだ後などは、しばらく時間をおいて、犬の待てを確実にする教え方をしましょう。

犬の待てのしつけの準備

待て

犬の「待て」のしつけをする前に、準備をしておきましょう。

 好きなおやつを用意

犬が喜んでしつけで「待て」ができるように、おやつ、ごほうびを用意しましょう。

犬によっては、好き嫌いもあるし、食いつきが悪い犬もいるので、事前に何が好きなのか、把握しておくことも大切ですね。

柴犬は、警戒心が強く、おやつに執着することが少ないかもしれないので、お腹を空かせておくようにすると、「待て」のしつけがうまくいきます。

「待て」の前におすわりを習得

犬の「待て」は、おすわりの状態で待てをさせるようにしましょう。

立った状態だと、動いてしまう可能性が高くなるからです。

犬の腰を落とさせ、落ち着いた状態で「待て」ができるようにしつけていきましょう。

<<おすわりのしつけ>>については、こちらでお話ししています。

子犬のおすわりが誰でも簡単にできるしつけ方法続きを見る

犬に「待て」のしつけをする

犬のおすわり

待つといいことがあると教える

犬にしつけの「待て」は、いいことがあると教えていきましょう。

犬にとっていいこととは、

  • ごほうびのおやつがもらえる
  • 飼い主にほめてもらえる

です。

もし犬が「待て」ができたら、すぐにごほうびを与えたり、高い声でほめてあげて、その気にしていきましょう。

ほめれば犬もうれしくなって、どんどんやりたくなっちゃいますよ。

しつけのコツは

  • 焦らないこと
  • ほめること

最初から「待て」ができないのは、当然です。

焦らず、できるまでしつけを続けていきましょう!!

2秒待てをさせる

いよいよ犬に「待て」のしつけをしていきます。

2秒から待たせてみましょう。

2秒、短い!って思われるかもしれませんが、最初は意外と難しいものですし、長く感じてしまうはずです。

2秒の待てのやり方

  1. おすわりをさせます
  2. 「待て」と声をかけます。
  3. 2秒たったらおやつのごほうびを与えます。
  4. ごほうびを与えるのと同時に、高い声で「いいこ、いいこ」などとほめてあげたり、体を撫でてあげます。
犬のおすわり

犬にとって、2秒間、待てができたことは、成功体験です。

成功したら、ほめてあげて、2秒間確実に「待て」ができるようにしつけていきましょう。

10秒待てをさせる

犬の「待て」が2秒間、確実にできるようになったら、今度は10秒間に挑戦してみましょう。

そこで大事なのは、犬との信頼関係です。

犬が「待て」をするのは、10秒待った後に、ごほうびがもらえるからなので、おやつは犬の見えるようにして、アイコンタクトをしっかりして、10秒間待たせましょう。

犬が「待て」ことができたら、奇跡が起きた!ぐらいの感じで、喜びあいましょう。

ごほうびとほめることはしつけのセットですよ。子犬のしつけのアイコンタクト。覚えさせたいしつけの基本続きを見る

「待て」の言葉と動作を一致させる

飼い主の「待て!」の号令と犬の待ての動作を一致させていきましょう。

「待て」のしつけを連続して何回かしていけば、犬も体で覚えていくはずです。

「待て」って聞いただけで、わぁーおやつがもらえるぞー!って思ってくれれば、完全一致ですね。

OKで解放してあげる

犬に、しつけの解放言葉も教えてあげましょう。

例えば、あなたが陸上部で先生から、グラウンドいいというまで走れって言われたら、嫌になっちゃいますよね。

犬には目標概念がないので、ここで終了という言葉がほしいのです。

ボクの場合は、『OK!」

「OK」と犬に声をかけて、思いっきリほめてあげて、「待て」のしつけが終わったことを伝えます。

例えば、3回練習をしたら、OKの声をかけて、犬を解放してあげます。

しつけの緊張時間と、解放の時間があれば、メリハリがついて、犬も集中して、「待て」のしつけをしてくれるはずです。

犬が待つことができなくて、飛びついてくるかもしれませんが、飛びついてきたら、失敗なので、手を遠ざけて最初から犬の待てのしつけをやり直しをしましょう。

<<犬の待てを英語でしつけ>>をしたいのなら、こちらの記事がおすすめです。

犬に「待て」の位置を変えてしつける

ミニチュアシュナウザー

正面の犬の「待て」のしつけ方

犬の「待て」の教え方(正面)

  1. 犬をおすわりをさせる
  2. 犬の正面に立つ
  3. 犬に「待て」と低い声で短く声をかけながら、掌を犬の顔の前に向けます。
  4. 犬が静止したら、「OK」と待てを終了させる。
  5. 待ての成功です。犬をほめてあげましょう。

最初の犬の待ては、1秒でも十分なので、犬が待てができたことをほめてあげましょう。

犬に待てのしつけがなれてきたら、だんだんと時間を長くしていきましょう。

うちの愛犬も落ち着くがなく、1秒も待てができませんでしたが、何度もしつけをすることで、待てができるようになってきました。

横位置の犬の「待て」

今度は、犬を飼い主の横におすわりさせて、待てができるようにしていきましょう。

犬の待ての教え方(横)

  1. 犬の横に立つ
  2. 少し体をかがませて、犬の顔の前で、手のひらで静止して、待てと声をかける。
  3. OKと声をかけて、しつけ終了
  4. ほめる

犬を横に立たせてから、待てのしつけは、少し難しいかもしれませんが、頑張ってやっていきましょう。

ボクも犬の待ての教え方がわからず、悩んでいましたが、ビデオにとった自分の行動を見て、何がいけないのか、研究することで、待てのしつけができるようになりました。

正面と横の「待て」

今度は、犬を飼い主の横におすわりさせて、待てができるようにしつけていきましょう。

犬の待ての教え方(正面と横)

  1. 犬の正面に立ちます。
  2. 犬の顔の前で掌で静止して、待てと声をかける
  3. 犬の横に移動する。
  4. OKと声をかけて、しつけ終了
  5. ほめる

<<犬の「待て」の具体的なしつけの方法>>については、こちらでもご紹介しています。

犬から離れても「待て」ができるようにする

犬の待てのしつけがある程度習得したら。離れた場所からでも、ロングリードを使い、待てができるようにしていきましょう。

犬の「待て」のしつけ(離れる)

  1. 犬をロングリードにつなぎ、待てと声をかけます。
  2. 犬から離れます。
  3. 数秒経ったら、犬のところに戻ります。
  4. OKと声をかけて、犬をほめます。

犬の「待て」と「コイ」

犬の「待て」てをしつける時に、「コイ」も教えていきましょう。

犬の「待て」の教え方(待てとコイ)

  1. 犬に待てと声をかけて、またせる
  2. ロングリードを持ちながら、犬から離れる
  3. 「コイ」と声をかけて、ロングリードを引き寄せる。
  4. 犬がそばにきたら、OKと声をかけてほめる

犬がどこかに行きそうになった時、「待て」と言って犬を静止させて、「コイ」でこちらにくるようになったら、どんなに楽になります。

犬が「待て」と「コイ」がなかなかできないかもしれませんが、時間をかけて、教え方を工夫して何度も練習しましょう。

教え方に答えはありませんが、客観的に自分をみたり、犬のしつけのトレーナーさんからアドバイスをもらうといいですね。

犬の待てのしつけは、完璧にしておく

トイプードル

犬の「待て」のしつけは、一度習得したとしても、教え方が甘いと、失敗が増えてくることがあるので、確実にできるようにしておきましょう。

不意に手からリードを離れてしまった時、どこかに犬が行きそうになったとき、食べてはいけないもの食べそうになったとき、犬がしつけで「待て」という命令で待つことができたら、犬や人間の安全確保にも、大変役に立つはずです。

犬の待てのしつけは、完全にできたとしても、毎日続けてしつけをして、完璧にしておきましょう。

時間と距離を伸ばす

犬が「待て」ができるようになったかなと感じてきたら、時間と距離を伸ばしていきましょう。

10秒ができたら、15秒。30秒と長くしていきます。

あまり長いと、なぜ待っているのか犬が理解できなくなるので、30秒から1分程度までにしましょう。

犬との距離を伸ばすのは、高度で難しいしつけです。

失敗してもだいじょうぶ。

犬を信頼して、何度も何度も練習していきましょう。

距離に関しては、遠くにするのもそうですが、犬の鼻先に近づけて待てをさせ、距離を短くするのも高度なしつけ方法です。

どちらもできるようにできるといいですね。

おやつは使わない。指示だけにする

犬の待てがおやつでできるようになったら、おやつなしでできるよウにしていきましょう。

飼い主の演技力が試されますよ。

犬が待てができたら、思いっきりほめてあげて、喜びをわかちあいましょう。

犬は、飼い主からほめられれば、とてもうれしいので、おやつがなくても、待てができるようになるはずです。

環境を変える

おうちの中などの静かなところで「待て」ができるようになったら、環境を変えてみましょう。

公園など雑音があると、おうちの中でできていたとしても、できなくなってしまうかもしれません。

犬を安心させて、ゆっくり「待て」をさせていきましょう。

犬が苦手なのは、雑音もありますが、他の犬がいても、しつけがしにくくなります。

ドッグランでは難しいので、しつけ教室に行って、他のいる前で待てをさせるのも、高度なことなので、試す価値はありますよ!

子犬の「待て」の教え方のコツ。いつでも待てができるようにする

犬が待てができない時はハードルを低くする

犬が待てができないなら、しつけのやり方を変えていきましょう。

<<犬が待てができないならという記事>>もおすすめです。

時間を短くする

犬の待てのしつけができないなら、待ての時間を短くしてやりなおしましょう。

できるようのなったと思っても、何度も何度も短い時間でしつけをして確実にしていきましょう。

少し時間を長くして、また短い時間に戻す教え方をすると、犬も確実に待てができるようになるでしょう。

根を詰めてやっても犬が疲れるだけです。

ボクもなぜ待てができないの?と悩むこともありましたが、しつけは時間がかかるものです。

ゆっくりと時間をかけて、犬の待ての教え方をしたらできるようになりました。

距離を変えてみる

犬の「待て」の教え方は、距離感がとても大事です。

飼い主と犬との距離、おやつの位置などを見直してみましょう。

最初は、遠くから、そして徐々に近づけて待ての教え方をすると、難易度がだんだんと上がり、習得させるコツです。

おやつを変える

犬が「待て」ができないなら、も好きなおやつではないかもしれないので、おやつの種類を変えてみましょう。

しつけで使うごほうびのおやつは重要です。

臭い、大きさ、種類など、工夫していきましょう。

手を使う

犬が「待て」をしてくれないなら、手を使うのも有効な方法です。

待ての言葉と同時に、犬の顔の前に手のひらを出し、静止させます。

手を犬の前にすることで、犬が座っている状態から、立ちにくいこと、おやつが遮断されること、飼い主の強い意思が示されることなどの理由からです。

手を出さなくても、犬が待てができるようになったら、声だけで、待てができるようにしつけていきましょう。

他人にみてもらう

犬が「待て」ができないなら、ドッグトレーナーにみてもらうと、上達が早いです。

しつけは、犬に行動を変えさせるのではなく、飼い主が行動を変える必要があるからです。

おやつの位置、声の掛け方、姿勢など、何かしつけのヒントが見つかるかもしれませんよ。

>>犬が待てができない理由。いつでも待てができるようにするには

犬の待てについてのよくある質問

いつから待てをしつければいいの?

犬の待てのしつけは、生後5ヶ月頃から、成犬になる1歳過ぎまでにすると、習得が早く、しっかりと身についていきます。

生後5ヶ月は、子犬の散歩デビューの時期と重なります。

安全に散歩ができるように、待てのしつけをしっかりとやっていきましょう。

待ての時に動いてしまうなら

犬が待てができず、動いてしまうのは、あるあるです。

犬が動いてしまうなら、待ての時間を短くしましょう。

おやつを手に持った瞬間に「待て」と声をかけて、すぐにおやつをあげるところから始めると、なんとなく待てとおやつが一致してきます。

そして段々と時間を長くしていきます。

失敗したら、おやつをあげず、何度でも待てのしつけをやり直していきましょう。

犬の待てのしつけのまとめ

今回は、犬の待てのしつけについて、お話ししました。

うちのミニチュアシュナウザー も、最初は待てがまったくできませんでしたが、時間をかけて、待てのしつけをしたら、できるようになりました。

犬の待てのしつけは、おうちの中だけではなく、外でもできるように、散歩の時などに、しつけの練習して起きましょう

外は犬も車の音や雑踏など集中できないので、難易度がとても高いので、できたら一緒に喜びましょう。

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