犬が散歩を嫌がるので、悩んでいます。
どうしたら犬が散歩に行ってくれるでしょうか。
こんなお悩みにお答えします。
- 犬が散歩を嫌がる時の対処方法
- 体調が悪いなら
- 散歩を嫌がる理由
今回は、犬が散歩で嫌がるのは、散歩にいくと嫌なことが起こる気がしたり、体の不調があります。
散歩コースを変えたり、足腰が弱っていないか、チェックしてあげましょう。
犬が散歩を嫌がる時の対処方法
犬が散歩を嫌がるときの対処方法をご紹介します。
- 散歩を即す
- 短い距離、短時間にする
- 時間を変える
- 雨、路面が濡れているなら
- 散歩コースを変える
- おやつを使う
それでは1つずつお話ししていきます。
散歩を即す
犬が散歩を嫌がるなら、リードを短く持ち、首元からそっと弾みをつけてあげましょう。
動かない場合は、犬の後ろに回って、散歩を促してあげましょう。
犬は、後ろから近寄ったものに対して、恐怖を感じるので、自然と動いてくれるはずです。
短い距離、短時間にする
犬が散歩を嫌がるなら、短い時間で、短い距離から始めていきましょう。
散歩中の犬を観察を観察します。
- 行きたがらない方向はないか
- 疲れている様子はないか、
- 犬に出会ったときの反応
- 車などの騒音に怯えていないか
などを確認してあげることも大切です。
行きたがらない方向がある場合
犬が行きたたがらない方向がある場合は、過去に嫌な思いをしてトラウマになっている可能性があります。
たとえば、他の犬に吠えられたり、車の騒音など、犬が嫌がることがあるから行きたがらないのです。
無理することはないので、散歩は別の道をいくようにすればいいでしょう。
疲れている様子がある
犬が体調不良で、歩きたくないと思っているかもしれません。
息がハーハーしていたり、歩きかたがおかしいなら、短めの散歩にしておきましょう。
犬に出会ったときの反応
他の犬に出会った時、相手の犬が大きかったりすると、恐怖心を覚えて、散歩を嫌がることがあります。
尻尾をさげているなら、怖い証拠です。
犬から離れるなどの行動をしましょう。
車などの騒音に怯えていないか
車のエンジン音はもちろんですが、バースト音やクラクションの音などが怖くて散歩を嫌がる犬もいます。
特に車通りが激しい散歩コースは音も大きいので、怖がってしまうのです。
大きな音がしたら、体を撫でてあげながら、大丈夫だよと声をかけ、気持ちを落ち着かせてあげましょう。
ずっと音が続くようなら、その場を離れたり、抱っこをして安心させ、犬が散歩を嫌がることのないようにしましょう。
犬の性格も考えながら、耳や尻尾の動きを見ながら散歩コースを考えていきましょう。
時間を変える
犬は暑さに寒さに弱く、外に出たがらなことがあります。
夏場暑いなら、日中は避けて、夜は朝早くいくなど、時間を考えて散歩をしてあげましょう。
暑い日のアスファルトは、手で触れないほどの熱い温度や、道路の照り返しも強いです。
犬の肉球に直接、地面が当たるので、やけどをしては大変です。
特に、小型犬やダックスフンドなどは、地面との距離も近いので、熱中症になってしまう危険性が高いです。
夏に犬が散歩を嫌がるなら、車で公園などに連れていき、芝生などで散歩をしてあげるといいでしょう。
また暑い夏は、犬にクールビズの服を水で濡らして着せるのもいいですね。
路面が濡れている
犬は水が苦手な犬が多くいます。
雨が降っていたり、玄関を出た瞬間、地面が濡れていると散歩を嫌がってしまいます。
特に水を嫌がる犬は、多少地面が濡れていると、嫌なのです。
雨の日は散歩に行かないのがいいのですが、トイレを外でしない犬は、短めに散歩をしてあげましょう。
<<犬が雨の日に散歩を嫌がる>>なら、こちらの記事もおすすめ。
散歩コースを変える
犬がいつもの散歩コースを嫌がるなら、違うところを散歩してみましょう。
犬は吠えられることで覚えていて、恐怖心を感じていると、進もうとしません。
別の道を散歩したり、他の犬が通り過ぎるまで、抱っこするなどして回避してあげましょう。
まずは回避してあげて、徐々に慣らしてあげましょう。。
散歩でおやつを使う
犬が散歩を嫌がるなら、おやつを使って誘導してあげましょう。
散歩を楽しいと思ってもらうことが大切です。
短い距離でいいので、少しずつ慣らして、散歩を嫌がる原因を取り除いてあげましょう。
犬が散歩を嫌がるのは、体調が悪いなら
犬が散歩を嫌がるなら、体調を心配しましょう。
- 呼吸する息が荒くなっていないか
- 体の痛みがないか
- 後ろ足が弱っていないか
- ぐったりしていないか
などをチェックします。
多少でも心配なことがあるなら、早めに動物病院を受診しましょう。
また老化により筋肉が弱ってきて、散歩を嫌がることがありますので、様子を見ながら、散歩に行きましょう。
特に犬は後ろ足が弱くなる傾向があります。
リハビリも大切ですが、気遣ってあげることも必要になってきます。老犬の後ろ足が弱いなら。リハビリと筋力アップは無理をさせない続きを見る
犬が散歩を嫌がる理由
恐怖を感じている
犬が散歩を嫌がるのは、社会性ができていなかったり、予測できないことがおきたときに、恐怖心を感じているからです。
花火や雷、工事の作業などの大きな音は嫌がる犬が多くいます。
また、子供達が遊んでいる集団、ずっと吠えている犬がいると、怖がることがあります。
犬が恐怖を感じて立ち止まったり、散歩を嫌がることで帰りたがる場合は、しっぽを下げて、表情も心配そうな顔をします。
他の犬
犬が散歩を嫌がるのは、他の犬が怖いからです。
犬は群れで生活してきたので、縄割り意識が残っています。
散歩中、犬が縄張りを超えてしまうと、他の犬が吠えて威嚇することもあるでしょう。
天候、気温
犬は暑かったり、寒かったりすると、散歩を嫌がります。
また雨も苦手な犬が多いです。
我が家の愛犬はおうちの中からでも雨の日はわかるので、散歩には行きたがりません。
疲れているから
犬が疲れている場合は散歩を嫌がります。
おうちの中で走り回り、運動が十分たりていたり、ドッグランで走った後などは、もう散歩には行きたくないのです。
また、おしわりやマテなどのしつけをしたあとも、犬が疲れています。
もしも疲れていて、犬が散歩を嫌がるなら、お休みさせてあげましょう。
子犬の時にあまり散歩をさせなかった
子犬の時に、散歩の経験が少ないと、散歩を嫌がるようになります。
子犬の頃からいろいろな経験をさせて、社会性を身につけておく必要があります。
犬は社会性ができていないと、無駄吠えや噛み癖の原因にもなるので、気をつけましょう。
老化
老犬になり、足腰が弱くなってくると、歩くのが億劫になります。
嫌がるなら散歩に行かないではなく、筋肉維持のためにも、少しの時間でいいので、散歩に連れ出しましょう。
アスファルトを嫌がるなら、近くに公園まで車かカートに連れていくといいでしょう。
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愛犬が散歩を嫌がる。どうして?
ミニチュアシュナウザー は散歩が大好きなはずですが、嫌がることがしばしばありました。
散歩デビューしたころはしょうがないとしても、だんだんと慣れてくるはず。
犬の気持ちがわからない!
声をかけたり、リードを引っ張ったり、ときにはおやつを見せたりととても苦労しました。
犬が散歩を嫌がるときは、とにかく原因を特定することが大事。
- 怖い思いをしてトラウマになっている?
- 飼い主にいうことを聞きたくない
- 足が痛いから歩きたくない?
- 体調がすぐれない
いろいろ探りながら、散歩をしていたら、解決することができました。
今も犬を飼っていますが、散歩を嫌がることはありませんよ。
まとめ
今回は、犬が散歩を嫌がる時の原因と対処方法についてお話しました。
うちのミニチュアシュナウザー も散歩をしょっちゅう嫌がることがありました。
無理しない程度の時間を散歩したり、回数を減らしたりして、犬がおだやかに生活できる環境づくりをしました。
犬が散歩を嫌がるなら、体調や気分などを考えてあげるようにしましょう。