
老犬になって、愛犬が寝てばかりなので心配です。
老犬が睡眠時間が長くなっていますが、気をつけることはありますか?
こんなお悩みにお答えします。
- 老犬の睡眠の必要性
- 老犬の睡眠時間を快適にするには
- 老犬の睡眠時間が長いなら
- 老犬の睡眠で気をつけること
今回は、老犬の睡眠時間についてお話しします。
老犬になり、朝も起きてこなくなったり、昼夜、逆になってしまうと、適切な睡眠時間が取れているのか心配になりますね。
老犬は疲れやすくなったり、体を動かすのがおっくうになって、睡眠時間が長くなる傾向にあります。
無理に遊んだりすると、体調を悪くしてしまうこともあります。
そこで本記事では、はじめて老犬を飼っている人に睡眠時間いついて、大切なポイントだけをわかりやすく解説していきます。
「ゆっくり眠ってもらうにはどうしたらいい?」「老犬の睡眠時間ってどのぎらい」といった疑問も解消できますよ。

それでは早速はじめていきましょう。
\ 食べない老犬に /
老犬の睡眠時間の必要性

老犬の睡眠時間は、体力温存するためのとても大切な時間です。
老犬は、少し動いても疲れやすくなってしまうので、睡眠時間は増やして疲れをとろうとするためです。
夜、寝付けないことで、睡眠時間が足りなくなり、昼間逆転してしまうこともあるでしょう。
では、老犬がしっかり睡眠時間がとれるようにするには、どうしたらいいかお話ししますので、参考にしてみてくださいね。
老犬の睡眠時間を確保するには

老犬の睡眠時間が快適になるようにしていきましょう。
老犬の睡眠時間を快適にする方法
- 食事のタイミングを変える
- 快適になるように、エアコンをつける
- 昼間遊んであげる
- 睡眠時間を考慮した生活
- 睡眠時間確保のため、静かに過ごす
それでは1つずつお話しします。
食事のタイミングを変える

老犬の睡眠時間を考えて、食事の時間を変えてみましょう。
老犬になってくると、体調だったり一度の食べられる量もへり、なかなか食べてくれないことがあるからです。
老犬は、わがままで食べないわけではないので、複数回に分けてあげるようにするといいでしょう。
老犬は、昼間と夜の境目が曖昧になってくるので、睡眠時間と同じように、食事のタイミングも考えてあげるようにしましょう。
老犬がたっぷり睡眠時間がとれるように、愛情をもって接してあげましょう。
もし<<老犬が食べないなら>>、別記事でお話ししていますので、参考にしてみてください。
老犬が食べないならブッチ ドッグフード
うちのミニチュアシュナウザー も老犬になって、生活リズムが変わってきたので、しっかりと夜睡眠時間が確保できるように、食事時間を工夫していました。
エアコンをつける

老犬が睡眠時間をしっかり確保できるように、エアコンをつけてあげて、快適な温度を保ってあげましょう。
飼い主さんが暑いとか寒いと感じていなくても、思った以上に疲労をしてしまうからです。
室内の低い位置で生活している老犬は、温度変化に対応できないのです。
暑い時もそうですが、寒い時も、老犬の睡眠時間が快適になるように、室内温度は25度ぐらいで一定にしてあげましょう。
昼間だけでなく、夜寝ている時もエアコンをつけてあげることで、老犬の睡眠時間が快適になります。
エアコン以外に、冬場は寒いので、毛布をかけてあげて、暖かくしてあげましょう。
<<犬のエアコンの設定温度>>については、こちらでお話ししています。
うちの愛犬も老犬になって、温度調節が難しくなってくると、夜もなかなか寝つけていないことがありました。
エアコンを24時間つけっぱなしにして、睡眠時間が確保できるようにしました。
睡眠時間がとれるように昼間遊んであげる
老犬の睡眠時間をより快適にするために、程よい疲労感を与えてあげるのも1つです。
昼間寝て、夜起きてしまう老犬の場合は、無理をさせないように気をつけましょう。
長めの散歩に行ったり、昼間や夕方、おうちの中で遊んであげて、老犬にほどよい疲労感を与えてあげると睡眠時間が快適になります。
老犬とおもちゃを使って遊ぶのは、興奮しすぎて疲れてしまうので。気をつけましょう。
老犬に合わせて運動を取り入れながら、快適な睡眠時間にしていくことが大切です。
老犬は、ちょっと遊んだだけでも疲れやすいです。
負荷はあまりかけないようにして、休み休み遊んであげるようにして、夜の睡眠時間が快適になるようにしていました。
睡眠時間を考慮した生活

老犬の睡眠時間が、長くなりすぎるのも、よくありません。
老犬が、朝、起きてこないとしたら、起こしてあげましょう。
なるべく規則正しい生活をしてあげることが、老化を減らすことになります。
老犬の体調を見ながら、睡眠時間を確保しつつ、無理をさせない生活をさせてあげましょう。
子犬や成犬の頃は、朝になるとピタッと起きてきますが、老犬になると朝の目覚めもよくなくなります。
静かに過ごす
老犬の睡眠時間は、静かに過ごすことも愛情表現の1つです。
お子様がいらっしゃるご家庭では、静かな環境を作ってあげる努力をしましょう。
老犬のことが心配になってかまったり、遊び声が気になって。ゆっくりと睡眠時間が取れないことがあります。
老犬は、ほとんどの時間、寝ているぐらいの睡眠時間がちょうどいいので、静かにそっとしてあげる配慮が必要です。
老犬が穏やかに過ごせるように、テレビの音量を下げたり、話し声に気を使い、老犬の睡眠時間は静かにしてあげましょう。。
老犬の睡眠時間が長いなら

老犬の睡眠時間があまりにも長いなら、病気の可能性も考えて、動物病院でみてもらいましょう。
老犬が寝ていると思っても、ただ調整が悪くて休んでいるだけだったり、痛みがあり、動けないのかもしれません。
また息が荒いなど、その他異常がないか、チェックしていきましょう。
老犬になると睡眠時間が長くなるのは当然ですが、あまりにも長く感じた場合は、気分転換に短い時間散歩に行ったりしていました。
老犬の睡眠時間で気をつけること

老犬の睡眠時間で気をつけることをお話していきます。
疲れさせない工夫を
老犬になると、睡眠時間が長くなり、運動量も減り、疲れやすくなってきます。
過度の運動やストレスを感じるようなことは避けましょう。
老犬が運動しすぎると、疲れてしまうのと、興奮が覚めず、快適な睡眠時間がとれません。
ドッグランは、そろそろ卒業も考える時期がきているかもしれません。
もし、老犬がドッグランで疲れてしまうなあと思ったら、遊ぶ時間を短くするとか、リードをつけたままで歩くなどにしましょう。
散歩の時もそうですが、水分をしっかりとるようにし、熱中症などにならないように気をつけます。
老犬が疲れすぎると、睡眠時間が快適でないので、運動はほとほどにしてあげましょう。
老犬の睡眠時間の変化に対応してあげる
老犬は、睡眠時間の変化ともに、体力が低下し、散歩などをなかなか行きたがらなくなります。
おもちゃで遊びに誘っても、疲れているせいか誘いにのってこないでしょう。
運動量もへり、老犬の代謝が落ちてきて、ご飯もあまり食べなくなります。
子犬や成犬時代には、早起きで散歩をせがまれたぐらいなのに、朝も起きてこないことが多くなります。
犬は常に緊張状態なので、あまりいびきを聞くことはありません。
老犬になると、その緊張感がなくなり、いびきもよく聞こえるようになります。
我が家のミニチュアシュナウザー も、老犬になってから、膝の上でいびきをかいて寝ることがありました。
成犬の頃は、体をまたごうとしただけで、危険を察知したかのようにピクッと起きますが、反応すらしなくなりました。
老犬は睡眠時間と起きている時間の区別がつきにくくなり、寝つきが悪くなって、夜ずっと起きていることもあります。
消化のいい商事を
もしも寝てばかりの老犬なら、消化のいい食事にしてあげましょう。
おすすめは、ブッチドッグフードです。
ブッチドッグフードは、ウェットタイプなので、やわらかく消化もいいので、老犬におすすめです。
脱水症状をおこさないように、水分も多くとることができるのもメリットです。
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老犬の睡眠時間の変化

老犬は、歳をとるにつれて睡眠時間が長くなったり、夜眠れなくなったりしてきます。
睡眠時間の変化についてお話しします。
老化
老犬は、歳をとってくると、体も疲れやすくなり、睡眠時間が長くなります。
寝つきも悪くなり、快適な睡眠がとれなくなります。
昼間ゆっくり睡眠を長くとってしまうと、夜眠ることができなくなり、昼と夜が逆転する悪循環も起こりかねません。
温度の感じ方の変化
老犬は温度の感じ方が変わってきて、睡眠時間のタイミングが変化します。
人間でも歳をとると、暑さを感じにくくなることがあると一緒で、犬も暑さや寒さの感じ方が変わってきます。
成犬の時にはしっかりと睡眠時間が確保できていたのに、老犬になると、ゆっくり寝ることが難しくなってきます。
不安になる
老犬は気持ちが不安になったりして、睡眠時間がとれないことが出てきます。
今まで平気だった留守番も我慢できず、心が不安定になったり、体が思うように動かず、快適な睡眠時間にならなくなってしまい、ちょっとした音でも反応してしまいます。
認知症や病気
老犬になり、病気や認知症になってくると、睡眠時間が短くなったり、寝る時間が不定期になってきます。
痛みが出て、寝ることが難しくなってきたり、お腹が調子が悪く、寝つきが悪いこともあります。
認知症になって昼と夜の区別がつかず不安な気持ちから、快適な睡眠時間にならず、眠ることができないこともあるでしょう。
老犬の睡眠時間についてよくある質問

老犬の睡眠時間について、よくある質問についてお話しします。
老犬の睡眠時間はどのぐらいでしょうか。
老犬の睡眠時間は、元気な老犬でも15時間以上、病気になると20時間以上になることもあります。
老犬、年齢によって、体調などにより、睡眠時間は違いますが、老犬になると、一般的に睡眠時間が徐々に長くなってきます。
体を横にするだけでも、睡眠時間が確保でき、体力温存になるので、静かに過ごさせてあげましょう。
老犬の睡眠時間が長い場合、起こした方がいいでしょうか。
老犬の睡眠時間が長いと心配になってきます。
老犬にとって睡眠時間はとても大事ですが、立って生活することも筋肉が維持されるので、必要です。
ずっと寝ている老犬は、睡眠時間に、時々体を起こしてあげたりしてあげましょう。
うちもあまりにも長い場合は、立たせてあげるだけでも筋肉の運動になるので、時々起こしていました。
老犬の睡眠時間のまとめ
今回は、老犬の睡眠時間についてお話ししました。
犬が歳をとってくると、平穏な生活が老犬にとって必要になってきます。
うちのミニチュアシュナウザー も12歳を超えた頃から、睡眠時間がとても長くなってきたことを、自然なことだと捉え、穏やかに生活できるように努めてあげました。
老犬にとって、睡眠時間は、とても大切です。
<<老犬介護>>については、こちらでお話ししています。
\ 大切なペットの見守りに /