犬が散歩で拾い食いをしたり、ひっぱるので困っています。
いいしつけ方法はありますか?
こんなお悩みにお答えします。
- しつけで治したいこと
- 犬の散歩のしつけ方
- 散歩のしつけの必要性
今回は犬を飼っている人のために、散歩のしつけ方をご紹介します。
あなたの犬は引っ張ったり、拾い食いをしたりしていませんか?
早くしつけをして治しておかないと、事故に巻き込まれたり、他人を傷つけてしまうことにもなりかねません。
そこで本記事では、散歩でのしつけがうまくできるように、大切なポイントだけをわかりやすく解説していきます。
「ずっと引っ張るからどうしよう」「リードの持ち方は?」といった疑問も解消できますよ。
それでは、早速はじめていきましょう。
犬の散歩。しつけで治したいこと
ひっぱり癖
犬の散歩で引っ張るのは、早く好きな方向に行きたいから興奮して、急ごうとするためです。
まずはリードを短く持ち、犬が引っ張ったら、立ち止まることです。
落ち着くまで待って、犬と一緒に歩き出したらすぐにおやつを与えます。
また引っ張る方向と違う方向にリードして歩き、犬が自分の思い通りにできないことをしつけていきます。
拾い食い
犬hs散歩で拾い食いをした瞬間に、「ダメっ!」と低い声叱りましょう。
犬はなんでも口に入れようとしますが、喉をつまらせてしまったり、害があるものがほとんどです。
犬が拾い食いをしようとしてしなかったら、褒めておやつを与えます。
散歩中は、すべて食べてはいけないものとしっかりと犬にしつけをしていきましょう。
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無駄吠え
犬の散歩で、ほかの犬や人に吠えそうになったら、「ダメ!」と短い声で叱り、リードを引っ張り、その場から離れます。
犬が落ち着いてきたら、体を撫でて安心させてあげましょう。
警戒心の強さや縄張り意識など、犬は吠えることがありますが、他人にとっては騒音です、
しっかりとしつけをしていきましょう。
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人への飛びかかり
犬が人や犬に飛びかかりそうになったら、リードを強く持ち、短く叱ります。
人への飛びかかりは、犬が好きな人であっても驚くし、転倒でもしたら大変です。
犬の散歩で他人が近づいてきても平常心でいられるように、しつけをしましょう。
犬の散歩でのしつけ方
犬の散歩のしつけ方についてお話しします。
コミュニケーションをする
犬の散歩するときは、飼い主に注目が集まるようにしつけをします。
「楽しいね」「天気いいね」「涼しいね」「きれいだね」「いいこだね」などと、短い言葉でいいので、話しかけながら散歩をします、
散歩中、犬に声をかけることで、飼い主に注目することができ、コミュニケーションのしつけになります。
犬と楽しく散歩をすることもしつけなので、楽しいことを伝えていきましょう。
リードを短く持つ
犬と散歩をするときは、なるべくリードを短く持ちましょう。
犬を飼い主に横に立たせて、リードに少し余裕があるぐらいの長さにします。
犬が引っ張ろうとしても、短くリードを持っていてば、犬の行動が制御できるがはずです。
リードを短く持ったら、ゆっくり歩いたり、少しスピードを変えてしつけをしていきます。
同じ方向に進むだけでなく、立ちとまったり、超スローペースにしたり、逆方向に歩いたりして、飼い主がリーダーであることを認識させてあげましょう。
リードは革製の1〜1.5メートルぐらいの長さがおすすめ。
ロングリードや伸び縮みするリードは、犬を自由にさせるだけでなく、他の人への危害を与えかねません。
自由行動はダメ
犬と散歩に行く時は、犬を自由にせず、飼い主が行き先を決めて行きます。
自由に行動させてしまうと、いざという時に、いうことをきかなくなってしまいます。
<<犬の散歩で引っ張り癖>>があるなら、こちらで詳しくお話ししています。
また散歩での引っ張り癖は、犬との主従関係を作っておくことも大事です。
スムーズにしつけができるように、<<主従関係>>を作っておきましょう。
リーダーウォークのやり方
犬の散歩のしつけで、リーダーウォーク(ついて)をしつけていきましょう。
おうちの中でのリーダーウォーク
まずは、おうちの中でリーダーウォークの練習をします。
いきなり散歩でやろうとしても、車の音や人の声、犬の存在などが気になって、しつけに集中できないからです。
リーダーウォークのしつけ方
犬にリードをつけ、リードを少したるんだ状態にして、犬があなたにくっついてくるように歩かせます。
もしひっぱりそうになったら、グイッと一瞬リードを引き寄せて、犬に伝えましょう。
何度も犬に飼い主を注目させます。
犬がこちらをみて、アイコンタクトができたら、褒めてあげます。
まっすぐ歩くのが慣れてきたら、方向転換をしたり、立ち止まったりして、しつけをしていきましょう。
左右どちらでもリーダーウォークができるように
人は道路で、右側通行が基本ですので、安全に散歩ができるように、犬をあなたの右についてくるようしつけをしていきます。
リードを左右どちらで持っても、リーダーウォークができるようにしつけていきましょう。
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待てのしつけのやり方
散歩で横断歩道に差し掛かったら、必ず犬を待てをさせてから、渡るようにします。
犬におすわりをさせて、待てを声をかけ、待機させます。
必ず「OK」と声をかけ、待てから犬を解放させてあげましょう。
<<犬の待てのしつけ>>はこちらでお話ししています。
犬との距離感を保つ
散歩では、人や他の犬から距離感を保ち、とびかからないように、しつけていきましょう。
犬好きな人でも、犬がが急に飛びかかってきたら、恐怖を感じてしまいます。
犬が急に飛びかかってしまい、他人の大切な洋服を汚したりしたら、大変です。
犬のリードでコントロールして、人が近づいてきたら、細心の注意をはらいましょう。
他人や他の犬との距離感を保ち、犬が散歩中、飛びかかったり、吠えたりしないように、しつけていきます。
犬の散歩のしつけで、距離感はとても大事です。
犬の散歩のしつけで持っていきたいグッズ
リード
犬の首輪やハーネスにつけるリードは、犬の大きさにあわせて、長さや材質、太さを選んでいきましょう。
長すぎず、手に馴染みやすいもので、革製のリードが滑りにくくて、おすすめです。
長いリードは誰もいない公園などで、待てやコイのしつけをするときに使えますが、普段は必要ないでしょう。
首輪もしくはハーネス
もし犬に引っ張り癖があるなら、ハーネスがおすすめです。
体に密着しているので、散歩のとき、飼い主がリードを制御しやすく、しつけも楽になります。
首輪やハーネスに、名前や連絡先などを書いておくと、迷子札の代わりになります。
鑑札
犬を飼い始めたときに行政機関に登録したときに発行される鑑札と、毎年狂犬病予防接種をしたときの証明証を、首輪他ハーネスにつけておきましょう。
散歩バッグ
散歩バックは、ウェストポーチやショルダータイプが両手があくので、しつけにはおすすめです。
ビニール袋やうんち袋がすぐに取り出すことができます。
おやつ
おやつは、犬がいいことをしたときに、すぐに取り出せるようにしておきます。
ポケットに入れたり、おやつバッグを用意するといいでしょう。
水
犬のしつけは、犬も緊張するし、喉が渇きます。
いつでも新鮮な水を用意しておきましょう。
ライト
夜犬と散歩に行く時は、ライトを用意しましょう。
懐中電灯よりも、キャンプ用のランタンは、散歩バッグにもつけることができるので、両手があき、しつけがしやすくなります。
うんち袋
うんちをしたときに、すぐに取り出せるようにしておきます。
ビニール袋ならなんでもかまいませんが、匂いが気になるなら、うんち袋を用意するといいでしょう。
地面にうんちがつかないように、キャッチするのもマナーです。
体調が悪く下痢気味のわんちゃんは、ふんばりそうになったら、ペットシーツをひき、道路などにこびりつかないようにしましょう。
ペットシーツ、水
犬がおしっこをしたときに、ペットシーツで拭き取ります。
水で少し流し、ふきとっておくといいでしょう。
ティッシュ、ウェットティッシュ
ティッシュやウェットティッシュは、汚れたときなどになんでも役立ちます、
少しの量でいいので、散歩バッグに入れておきましょう。
犬の散歩のしつけの必要性
社会性を身につける
犬を散歩に連れていくと、いろいろな人や犬にあうことで、社会性が身についていきます。
うちの中だけで犬を生活させていると、世間がせまくなり、心のストレスがあった時に対応が難しくなり、問題行動になってしまいます。
犬との散歩をする経験が、しつけになり、臨機応変の行動できたり、ストレスがたまらない心ができていくのです。
危険から守る
犬の散歩は危険がいっぱいなので、しつけで教えていく必要があります。
犬が拾い食いをしないようにしたり、けがをしないようにガラス片に注意して歩くなど、飼い主とのコミュニケーションが、散歩のしつけです。
ほかの犬に吠えないようにしつけをしたり、近づいてきた人や犬に吠えないようにするのも、大切なしつけです。
車やバイク、自転車などが危険なものと認識するのも、犬の散歩のしつけに必要なことです。
散歩でできるなら、おうちに帰ってからのしつけが簡単にできるでしょう。
犬の散歩のしつけのまとめ
今回は、犬の散歩のしつけについてお話ししました。
散歩中、犬やあなたや他人の安全を守る上でしつけはとても大切です。
犬との散歩のしつけは、おうちでやるよりも雑音が気になって、難しいかもしれません。
しっかりと身につけておけば、危険も回避できます。
うちのミニチュアシュナウザー も散歩でしつけることを心がけていたら、どんどんいい子になっていきました。
犬に習得させるコツは、毎日の散歩で、少しずつしつけをすることです。
ぜひ、散歩中、何度もしつけをして、楽しく犬との時間を楽しんでくださいね。
<<犬との散歩>>については、こちらでもお話ししています。