犬は主従関係を築くことで、安全で安心した生活をすることができます。
もし主従関係を築かなかったら、犬は自由に行動し、危険な目にあったり、人に危害を与えてしまうことだってあります。
犬を従順に従わせるのはかわいそうというのは、間違いです。
むしろ、主従関係を作ることが安全なのです。
犬と生活していると、家族間で特にしつけ面で意見が食い違うことがあります。
たとえば
- ベッドに一緒に寝たい
- ご飯を犬は後にする
- ソファーで一緒に座る
- 立ったままマテをさせる
みなさんはどう思いますか。
考えながら読み進めていただけるとうれしいです。
さて、我が家の愛犬、とても吠える犬でした。
- 主従関係のしつけ
- 無駄吠え対策しつけプラスを食べさせる
ことで克服することができました。
犬の主従関係で放置すると間違いなこと
それでは、犬の主従関係を作る上で、放置すると間違いなことについてみていきましょう。
信頼関係を作ることが優先
犬との主従関係を作るとき。まずは信頼関係を作ることが大切です。
おやつを与えたり、褒めたりすることで信頼関係ができてきます。
まずは信頼関係を作ってから、主従関係のしつけをしていきましょう。
しつけをするときに間違いなのは、
- 犬を力づくで制御してしつけをする
- 大きな声で威嚇する
犬も心があります。
犬が気持ちよくしたがってくれるように、まずは犬と飼い主との信頼関係を作ることです。
それから主従関係のしつけをしていきましょう。
一緒に寝る
犬との主従関係で一緒に寝ることはあまりいいことではありません。
一緒に寝ると、犬の暖かさを感じ、かわいいですよね。
一緒に寝るのは。
- 飼い主と犬が同じに高さになる
- 犬が同等な立場と勘違いする
ことで、犬がいうことをきかない危険性があるからです。
主従関係は、あくまでも飼い主が上、犬が下の関係性です。
高さも犬が低い位置が正しい関係性です。
だから、犬と同じ高さになるのは、主従関係(上下関係)をつくる上で、間違いなです。
また、犬と一緒に寝ると、
- 主従関係が構築できない
- 犬が持っているノミダニなどに刺される
リスクもあります。
犬と主従関係を作りたいなら、特に子犬のうちは一緒に寝るのは間違いだと思ってやめましょう。
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ソファーで抱っこ
犬との主従関係で間違いなのは、ソファーの上で抱っこすることです。
ポーンと犬が膝の上に乗ってきて、かわいいからと抱っこしてしまいがちです。
犬のほうが、(位置)立場が上になったと勘違いして、主従関係ができなくなります。
これ以外にも間違いなことはたくさんあります。
一度主従関係をチェックしてみましょう。
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マウンティング
マウティングをかわいいからと放置してしまうのはよくありません。
マウンティングでなくても、おやつがほしくて飛びかかるような行動は間違いです。
直しておきましょう。
小さな子犬が飛びついてくるのは、とてもかわいいものです。
逆にきてほしいと思っている飼い主さんも多いかも。
ただし、他人に飛びかかったら危ないです。
飼い主でさえ、急に飛びかかられたら、ケガをしてしまうかもしれません。
マウンティングは、犬が要求を通そうとしている間違いな行動です。
主従関係でできるように、しっかりとしつけをしていきましょう。
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犬の行きたい方向へ行かせてしまう
犬の散歩のときに、犬の行きたい方向に行かせてしまうと、
- 自由に歩いていいんだ
- 私(犬)リーダーだ
- 飼い主をリードして守ろう
と犬は行動します。
だから、犬と行きたい方向に行かせてしまいのは、間違いです。
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ではどうしたらいいのでしょうか。
犬の散歩の間、犬のリードを短くしっかりと持ちます。
犬が自由に行動できないように、飼い主が決めた方向やスピードで歩くように心がけましょう。
引っ張るようなら、
- 立ち止まる
- 逆方向にいく
- おやつで誘導
していきましょう。
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ご飯は後
うちは、犬の方を先にご飯をあげたり、また同時に食べるこよもあります。
人によっては、主従関係を作る上で、ご飯を先に与えるのは間違いという意見があります。
でも実際、犬より先に飼い主が食べるというのは、無理があります。
わたしたちは、夕食でお酒を飲んだりして、時間がかかることもあるでしょう。
犬がご飯があとなんて、かわいそうです。
1つ主従関係を守る方法があります。
犬にご飯をあげる時に、少しの時間、待てをさせます。
待てをさせてご飯を食べさせることで、犬との主従関係が築くことができるはずです。
「おすわり」より先に「待て」をさせる
主従関係ができていると、「待て」はピシッとできるはず。
「待て」をさせる前にやらないといけないのは、「おすわり」が完璧にできることです。
「おすわり」ができてこそ、「待て」のしつけなのです。
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吠えているときにおやつを与える
吠えている時におやつを与えておとなしくさせるのは、間違い。やってはいけないことです。
吠えれば、おやつがもらえると理解してしまうのです。
吠えるときは
- 相手にしない
- 興奮をおさめる
ことが大切です。
おとなしくなったら、おすわりをさせて、おすわりができたことを褒めてあげましょう。
愛犬のしつけの間違い
我が家のミニチュアシュナウザー もとても吠える犬でした。
最初しつけ方法がわからず、かまっていました。
だから無駄吠えが止まりません。
しつけ方法が間違いでした。
その後、ドッグトレーナーに出会い、かまってはいけないことを教えてもらいあした。
同時に無駄吠え対策しつけプラスを食べさせていたら、無駄吠えが減りました。
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やりすぎ注意
犬との主従関係で、なんでもいうことを聞かせようとするこるのは、やりすぎ、間違いです。
犬だって意志があり、すべてを否定してしまうと、ストレスがたまり、問題行動の原因になります。
1つ1つ丁寧に、そして犬の能力以上には、求めないようにしましょう。
老犬は違う
老犬になってから、主従関係を作り直そうと思ってもうまくいかないことが多いです。
また、今まで禁止していたことを、OKにすることも必要になってきます。
たとえばベッドで一緒に寝る。
ベッドの一緒に寝るのは間違いかもしれませんが、急変に気づいてあげることができるのです。
また体調が悪くなり、最期までの時間を過ごしたいなら、ぜひ一緒に寝てあげてください。
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- 従順に従ってほしい
- いうことをきいてくれないと困る
とてもよくわかりますが、老犬になったら、おだやかに過ごすことが大事だと私は考えるのです。
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人の意見を聞きすぎない
犬との主従関係を作る上で、人の意見を聞きすぎないようにしましょう。
1つのことに対してもいろいろな意見がありますし、意見が間違いなことだってあるはずです。
人の意見を鵜呑みのせず、犬の主従関係を作る上で、間違いかどうか、自分で考えて行動するようにしましょう。
犬との主従関係が間違いなことでよくある質問
主従関係を作るのは間違いでは?
この記事を読んでくださった皆さんの中にも、
- 「犬との主従関係を作るのは間違いでは?」
- 「かわいそう」
と思われる方もいらっしゃるでしょう。
室内で飼う3kg以下の小型犬に関しては、特に主従関係のしつけを意識しなくてもだいじょうぶかもしれません。
無駄吠えで騒音になったりしなければ、生活に困ることはないので、あえて必要はないのかもです。
ただし、
- ドッグランに行く
- 散歩に行く
- ホテルに泊まる
- ペットホテルに預ける
ようであれば、犬が間違いを起こさないように、主従関係のしつけはしておいたほうがいいでしょう。
主従関係は大切
主従関係を作るのは、犬を安全に生活させるための大切なしつけです。
- 急に飛び出さないように
- 他人を噛まないように
- 吠え癖で騒音にならないように
主従関係を間違いだと思わず、しっかりとしつけをしていきましょう。
犬のあごのせは間違い?
犬があごをのせてくるとかわいくて愛おしくなりますよね。
顎のせは愛情表現の1つでもあります。
でも、かわいいからとずっと許してしまうと、主従関係を作る上では、あまりよくないことです。
さりげなく、避けるような行動をしていきましょう。
犬の気持ち
犬との主従関係を作るときは、犬の気持ちを考えて、行動しましょう。
たとえば、顎のせをしてきそうになったら、
- 待てをさせる
- 待てができたらおやつをあげる
など、別な形で愛情表現に応えていきましょう。
犬との主従関係が間違いなことのまとめ
今回は犬の主従関係で間違いなことについてお話ししました。
愛犬のミニチュアシュナウザー を主従関係を作るときに、間違いなことはしないようにしたら、とてもおりこうな犬になりました。
少し気持ちを上で、辛いこともあるかもしれませんが、頑張って主従関係を作っていきましょう。