
犬が噛む理由がわからず、困っています。
犬が噛まないようにするには、どうしたらいいか知りたいです。
こんなお悩みにお答えします。
- 犬が噛む理由と対処方法
- 犬が噛む理由を理解ししつけをする
- 犬が噛む時に気をつけたいこと
犬は人間のように手を使って物を持ったりできないため、噛むことで物をつかんでいます。
噛むことは、つかむこと、食べること、気持ちを伝えることなど、犬にとって自然で本能的な行動です。
犬の歯は尖っていて、噛む力も強く、しつけをしないとトラブルの原因になってしまいます。
犬が噛むことが正しいことを理解し、その上で、しつけをしっかりとしていくlことが大切です。
今回は犬を飼っている人のために、噛む理由としつけ方についてお話しします。
そこで本記事では、犬が噛むことで悩んでいる人に、大切なポイントだけをわかりやすく解説していきます。
「なぜ噛むのかわからない」「手をよく噛まれてしまうのはなぜ?」といった疑問も解消できますよ。

それでは、早速はじめていきましょう。

茶リオ
犬のしつけ歴15年
茶色のミニチュアシュナウザーしつけ終了
白色のミニチュアシュナウザー 1歳 子犬からしつけ中です
Twitter https://twitter.com/chobistory フォロワー2200人超えました!
犬のしつけの経験をもとに、このブログを書いています。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
それでは、さっそく始めていきましょう。
犬が噛む理由と対処方法

犬が噛む理由と対処方法についてお話しします。
犬が噛む理由と対処方法
- 興奮しすぎて噛む
- 恐怖心で噛む
- 抵抗するために噛む
- 相手を攻撃的に噛む
- 保身で噛む
- 病気やケガで噛む
- 自分の手足を噛む
- おもちゃを噛む
それでは1つずつお話ししていきます。
興奮しすぎて噛む
犬は興奮すると、噛むことと遊んでいることの区別がつかなくなり、噛んでしまうのです。
遊びであっても噛むのはよくないことなので、しつけで治していきましょう。
あなたが、気持ちが抑えれていないなと感じたら、、犬に冷静さを取り戻してあげます。
犬のl興奮状態を鎮めるには、いったん遊びをやめて、しばらく無視します。
噛んだら相手にしてもらえない、遊んでもらえないと教えていくのです。
おうちで遊んでいるときに噛むなら、遊びをストップして、落ち着いたらまた遊んであげます。
ドッグランで興奮して噛む
ドッグランで他の犬を噛むのは問題です。
いくら遊んでいるのが理由だとしても、相手に迷惑がかかってしまうので、いったん外に出すなど対処をしていきましょう。
犬の噛むしつけをしたいなら、
を参考にしてみてくださいね。
犬が興奮して噛むのが理由なら、興奮しても遊んでもらえないと理解させることが大事です。
恐怖心で噛む
犬が噛むのが、恐怖心が理由なら、社会性を身につけていきましょう。
犬に社会性ができていないと、知らないものは恐怖心を感じてしまい、噛む行動になってしまいがちです。
急に社会性はできるわけではないのに、だんだんと慣れさせていきましょう。
たとえば、犬の頭を撫でようとして噛まれるなら、あごの下から手を出して、怖くないことを教えていきます。
自分より大きな存在が上から手を出してくるのは、攻撃していると思ってしまうのです。
手を開かず、グーで近づけるのも噛まれない方法です。
抵抗するために噛む
犬にとって、嫌なことをすると噛む行動になるのは、抵抗したい理由からです。
急にぎゅーっと抱っこしたり、水が嫌いな犬にシャンプーをすると、抵抗のために、噛んでしまうのです。
飼い主は愛犬が嫌なことはわかっているはずので、噛まれることのないように気をつけてやりましょう。
ブラッシングが嫌な犬にとっては噛む理由になってしまうので、だんだんと慣らしていきましょう。
攻撃的に噛む
犬が噛む理由が攻撃的なら、対象物から回避してあげましょう。
他人の犬が近づいてきたとき、縄張りに入ってきたと思い、うなったり、噛んで攻撃しようとします。
散歩で他の犬を噛むなら近づけない、おうちで噛むならケージに入れるなどして回避しましょう。
ドッグランは犬同士が友好的に遊んだり、運動する場所ですが、攻撃的に噛むなら、退出するなどの対応をとります。
相手が敵でないことを認識させて、噛むしつけをします。
噛むしつけができてきたら、だんだんと近づき慣れさせていくことが大切です。。
犬から対象物を避けるだけでは、散歩が楽しくないですよね。
犬が他人を噛むときの対処方法 を参考にして、噛む理由をなくしていきましょう。
犬が噛む理由が保身なら、嫌がることをしない
犬が噛む理由が、嫌なことをされるからなら、犬に嫌なことはしないようにしましょう。
犬が嫌なことが理由で噛むのは、おやつやおもちゃをチラつかセて、与えずにいると、噛まれるかもしれません。
犬に嫌なことをするのは、ほしいものをあげないのもそうですが、後ろから、抱っこしようとしたりするのも、犬が噛む理由になります。
また、老犬になると。体を触ろうとしただけでも、痛いことをされると勘違いして、噛む理由になることがあリます。
<<老犬が噛むことについて>>は、こちらでも解説しています。
病気やケガで噛む
犬が病気やケガ理由で噛むことがあります。
病気やケガは、不安ですし、痛みがあるなら、なおさらストレスになります。
犬げ元気がなかったり、体調が悪そうにしていると、触診をすることがあります。
犬は痛い部分を触られるのが嫌なので、噛むことで、痛みやいやなことを伝えようとするのです。
犬が噛む理由が痛みなら、十分注意して触診をしていきましょう。
ボクも愛犬が調子が悪い時には、噛まれないように細心の注意を払って、体を触りました。
自分の手足を噛む
犬が自分の手足を噛むのは、ケガをしているのが理由なことが多いです。
噛むことによって痛みを和らげたり、舐めて自分をかばっています。
手足を噛むのは、悪化する原因になってしまうので、早めにやめさせましょう。
おもちゃを噛む
犬がおもちゃを噛むのは、獲物をとらえてはなさないぞという理由からです。
犬が噛むのは、もともと持った野生的な本能です。
犬ば本能で獲物をとらえ、口でつかみ、食することで生きているのです。
おもちゃを噛んで離さないのは、その名残です。
おもちゃで遊ぶときは、手を噛まれないように気をつけましょう。
犬が噛む理由でしつけをする
持ち物を分類する

犬が噛む理由が、いいことをしている時だけ、ほめるしつけをしていきましょう。
その前に、犬が、噛むことが正しいものだけを選び出します。
犬が噛むことが、正しい行動なのは、おもちゃ、歯磨き用のガム、使い古したタオルを、飼い主が許可をして噛んだ時です。
逆に、犬が噛むのがいけないのは、スリッパ、人の手、靴下は噛んでいけないものですね。
犬が噛んでいいものが分類できたら、家族間で統一しておきましょう。
注意が必要なのは、犬が噛む理由で、家族内で意見が違ったら、犬は混乱してしまうので、はっきりと分類しておくことが大切です。
犬が噛む理由が正しいなら、ほめる

犬の噛む理由が、正しいなら、ほめてあげましょう。
犬にとっても、飼い主にとっても、おもちゃは、噛んでいいものなので、おもちゃを口にくわえたら、ほめてあげましょう。
ガムはもちろん、噛んでいいものなので、犬が噛む正しい理由ですね。
犬が歯磨きガムを噛んだら、いいこ、いいこといいながら食べさせてあげましょう。
ここでは、犬が正しいことをしたら、ほめられるからうれしいと、しつけていくのです。
噛むことは全てが悪いわけではなく、犬が噛む理由が正しいなら、ほめられると教えていきます。
愛犬のミニチュアシュナウザー はおやつよりもガムが大好きだったので、噛むことがいいことは簡単に教えることができました。
犬の噛む理由が、問題行動の時の対処方法
甘噛みなら、ストレスを解消してあげる

子犬が噛む理由が甘噛みなら、 おもちゃで遊んであげましょう。
子犬は、歯が生え変わる時期になると、歯がむず痒くて噛むようになります。
犬が噛むのが、甘噛みが理由なら、おもちゃで、遊ぶのが一番です。
犬に噛んでいいおもちゃを与えて、噛ませてあげたり、時には、引っ張りあいこをして、歯のむず痒さを紛らわしてあげましょう。
犬の甘噛みについてこちらで詳しく解説しています。
犬の甘噛みの理由は、留守案が多くて、分離不安になっているのかもしれません。
犬の留守番中に、大切なテーブルの脚などを噛まれたら大変ですし、ストレスで、<<ケージを噛む>>こともあるかもしれません。
犬が噛む理由が留守番なら、テーブルなどを噛まないように、ストレスを解消してあげましょう。
<<留守番のしつけの仕方>>はこちらでお話ししています。
愛犬も夫婦共働きで、留守番が多かったので、さみしいという理由で噛むことのないようにしつけをしていました。
飼い主を下にみるなら

犬が噛む理由が、飼い主の立場を下に見ているなら、主従関係をすぐに作り、犬が穏やかに生活できるようにして、噛む理由をなくしてあげましょう。
犬が噛む理由は、精神的な面もあるので、家庭内でも家族同士、ケンカなどをせず、明るくして、犬が安心できる環境を作ってあげましょう。
そして犬が素直に飼い主の指示に従うように、<<良好な主従関係>>を構築していきます。
飼い主がリーダーとして、愛犬をしっかりリードし、噛むような問題行動をしようとした時は、しっかりやめさせることができる叱り方ができるようにしておきましょう。
犬が噛むのをやめるのは、飼い主がリーダーでやめるように言われたからにすればいいのです。
犬がおだやかな性格になってきて、主従関係ができてきたら、散歩はリーダーウォークをして、徐々に慣れしていきましょう。
リーダーウォークとは犬の散歩のしつけは大切。安心安全に生活するためのルールを教えよう続きを見る
犬が噛むことで気をつけたいこと

大声や体罰で叱る
犬を大声で叱ったり、体罰を与えても、犬には叱られていることが理解できないので、効果がありません。
大声を出しても、遊んでもらえると逆効果になることもあります。
犬が噛むのには理由がるので、原因を探り、対処していくことが大事です。
狂犬病の注射は必須
犬が噛む理由がなくても、犬が噛むことで危害を与えないように、必ず狂犬病の予防注射をしておきましょう。
犬にリードをつけているから大丈夫だと思わないで、必ずあなたの責任で狂犬病の注射は、やるようにしよう!
現在の日本では、狂犬病の発症はありませんが、世界ではまだ多く発生しています。
2020年もフィリピンからの帰国者からの狂犬病での死亡例が報告されています。
狂犬病は注射によって防ぐことができます。必ず犬に注射を打ちましょう。
犬が噛むことが心配で狂犬病の注射を接種するのではなく、社会的責任を果たす理由からも、ぜひ注射しておきましょう。
犬が噛む理由がわからない時や、治らない時は、しつけ教室に行く

犬が噛む理由がわからない時や、治らない場合は、素直にしつけ教室などで相談してみましょう。
犬が噛む理由を知りたいなら、飼い主や犬を客観的にみてくれる第三者の意見は重要です。
あなたを客観的に見てもらうことで、犬の問題点、そして飼い主の行動も噛む理由もわかるはずです。
犬が噛むのを直すのは時間がかかりますが、ぜひ直したいですね。
しつけ教室をおすすめする 理由はこちらでお話しています。
犬が噛む理由について、よくある質問

犬が噛む理由もわからず、噛むのがとまりません。
犬が理由がわからず噛むのがとまらないなら、3つの方法をやっていきましょう。
- 主従関係を構築する
- サプリメント を処方してもらう
- 留守番を減らす
犬が噛む理由が分からないなら、まずは飼い主との主従関係を作ることからはじめて、ストレスがたまらないように極力、一緒にいてあげて、精神安定につとめ興奮がおさまるように、動物病院で、サプリメント を処方してもらいましょう。
<<留守番のしつけ>>はこちらでお話ししています。
犬が噛む理由についてのまとめ

犬が噛む理由について、お話ししてきました。
- 持ち物を分類する
- 噛む理由が正しいなら、ほめる
- 噛む理由が間違っているなら
うちのミニチュアシュナウザー も理由もわからず、子犬の頃は噛むことが多かったのですが、ほめることと、叱ることを組み合わせることで、噛まれることがなくなりました。
もちろん、散歩やドッグランで、いくら興奮しても、噛むことはありませんでした。
もしも犬が何らかの理由で噛むのが治らない場合は、かかりつけの獣医さんに相談してみましょう、
犬が噛む理由を考えて、自分、そして第三者の手をかりながら直していきましょう。