老犬の食事。食欲がない、食べない、拒否するときの対処方法は？

こんなお悩みにお答えします。

• 老犬の食事の基本
• 老犬が食べない時の対処方法
• おすすめの食事
• 老犬の食事でよくある質問
• 老犬が食欲がなくなる原因

今回は、老犬が食欲がないときにおすすめの老犬の食事についてご紹介します。

ワンちゃんに衰えを感じていたとしても、元気ならいいのですが、老犬が食欲がないのは、とても心配です。

老犬にとって食事は、体力温存の大切なエネルギーなので、しっかりと栄養補給をしていく必要があるからです。

また老犬が食欲がないのは、病気が隠れていることもあるので、早めに対応していく必要があります。

それでは、さっそく始めていきましょう。

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老犬の食事の基本

老犬の食事についてみていきましょう。

老犬の食事の条件

• タンパク質を多くとる
• 関節。足腰の維持する食事
• 脂質が少ない食事
• 消化がいい食事

それでは老犬の食事の条件を１つずつお話ししていきます。

タンパク質を多くとる

老犬の食事は、筋肉を落とさないために、タンパク質の多い食事にしていきましょう。

ドッグフードのパッケージの成分表を見ると、たいがい一番最初に書いてあります。

私が考える老犬に必要なタンパク質量は、25%以上です。

25%以上あれば、十分な食事だと思います。

歳を重ねると、タンパク質を維持する力が低下してきます。

筋肉量が落ち、免疫力も落ちるのを極力防ぐようにすることが大切。

タンパク質が少ないと、関節や足腰が弱くなります。

さらに立てなくなって介護になったら大変。

しっかりと食事で筋肉維持していきましょう。

脂質が少ない食事

老犬は、脂質の少ない低脂肪の食事にしてあげましょう。

脂質は、ドッグフードの成分表のタンパク質の次に書いてあるのがほとんどです。

脂質は10%前後が適切な食事だと私は思います。

また、歳をとっても元気な老犬はいますが、多くの老犬は

• 睡眠時間が長くなる
• 運動量が減ってくる

運動が減って、動くことが少ない成犬は、同じ食事を与えてしまうと、肥満が心配です。

太ると、糖尿病になったり。疾患の原因にもなります。

カロリー

たいがいドッグフードの成分表の一番下に書いてあるのが、カロリーです。

330-350kcalがいいでしょう。

高カロリーの食事を与え続けると、高血圧になったり、心臓や臓器にも大きな負担がかかります。

老犬には。ほどようカロリーの食事にしていきましょう。

関節・足腰の健康維持する食事

歳をとり、老化してくると、積極的に関節や足腰を維持することが大切。

グルコサミン・コンドロイチンを意識して食事から摂るように心がけましょう。

老犬は足腰が弱くなっても、リハビリをする気持ちはありません。

飼い主が食事を管理してあげるようにしましょう。

消化がよく、やわらかい食事

老犬は、消化よく食事が食べられるように工夫しましょう。

歯が弱り、、固いものが食べられなくなることも。

消化する力も弱くなり、臓器への負担も大きくなってきます。

特に寝たきりになると、運動もしなくなるので消化がうまくできなくなります。

消化のいい食事は

• ドッグフードをふやかす
• ウェットフードにする

さらに手作りご飯でスムージーにしてもいいでしょう。

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老犬が食事を食べない時の対処方法

ドッグフードを温める

老犬が食欲がないときは、ドッグフードを温めてみましょう。

温め方は、ドッグフードを

• 電子レンジに入れるもしくはドライヤーで
• 数十秒、確認しながら温める

ことで、匂いが強くなり、食欲が出る効果が期待できます。

老犬が食事でやけどしないように。必ず触って確認してから、老犬に与えましょう。

やわらかくする、ふやかす

老犬が食事をしたがららないときは、ご飯をふやかしてあげます。

• ドッグフードにぬるま湯でかける
• 数分待つ
• やわらかくなったことを確認する

ふやかすことで、ご飯がやわらかくなり、食べやすくなります。

水分も含まれるので、老犬の脱水症状を防止できるのです。

老犬が脱水症状になったら大変。

ふやかした食事は水分補給ができるメリットもありますよ。

ドッグフードを変える

老犬の食事の好みは、どんどん変化してきます、

今まで好きだったものが急に食べなくなることもしばしばあるでしょう。

わたしもとても苦労した経験があります。

老犬の食事の好みの変化するのは、嗅覚の衰えや、嗜好の変化です。

もし老犬が食事に飽きてしまっているようなら、ドッグフードを変えてみましょう。

違うドッグフードで気持ちも変わったり、お気に入りの食事になってくれるかもしれません。

キャットフードを与えてみる

キャットフードも匂いがよく、栄養価も高い食事です。

猫用ドッグフード？

って思われるかもしれません。

愛犬が食事をあまりとらなくなったとき、獣医師から、猫用のウェットフードはどう？とアドバイスがありました。

愛犬は食べなかったですが、効果がある老犬もいるようです。

ドッグフードを食べない老犬でも、猫用フードならという場合もあります。

ただし、気をつけないといけないのは、猫用のフードは、カロリーが高めです。

だから、食べ過ぎは注意です。

肥満になったり糖尿病のリスクがあるので、継続的に与えないようにしましょう。

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ハーネスで食事補助

足腰が弱くなって、食事がとりにくい場合は

うつわの位置を高くする

ハーネスで立たせてあげる

ようにするといいでしょう。

立つことで、消化もしやすくなるはずです。

我が家でも、手で支えて食事をさせていました。

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獣医師に相談

どうしても食事を老犬がとってくれないなら、病気の可能性が高いです。

少しでも心配なら早めに獣医師の診断を受けるようにしましょう。

もし動物病院に行く場合、メモしておきたいことは

• どんな食事にしているのか
• 嘔吐、下痢はしていないか
• 運動はしているか
• よく眠れているか

などです。

できれば、嘔吐物や排泄物の色、内容などを確認し、獣医師に報告しましょう。

老犬のための食事＜手作りごはん＞

老犬にあわせた食事にできる

老犬の食事を手作りごはんにすれば、

• 老犬の好みに合わせられる
• 食事に愛情を込める

こともできます。

また食材を選んで与えることができるので、アレルギー対策もできます。

老犬に与えたあとの残りは私たちの大事な食事になります。

手作りご飯の食材

老犬の食事を手作りにするときは、

• タンパク質をしっかりととること
• 脂質を少なくすること
• 栄養バランスがいいこと
• 消化がいい食事

にすることです。

高タンパク質・低脂質

老犬の食事は、ささみやムネ肉など、良質のタンパク質中心の食事にします。

ムネ肉は、脂部分を取り除き、必ず加熱して与えるようにしましょう。

野菜

野菜もしっかりと加熱してから与えるようにします。

消化が悪いと感じたら、スムージーにするなど、やわらかい食事にしてあげましょう。

手作りご飯にするデメリット

老犬の食事を手作りご飯にすると

• 保存期間が短い
• 手間がかかる
• 栄養バランスが難しい

です、

生の食材を使うので、食事を作ってすぐに食べさせる必要があります。

もし老犬が食べなかったら処分です。

また手間がかかるのもデメリット。

さらに、老犬の食事の知識がないと、

• 栄養が偏ってしまう
• 与えてはいけない食材を選んでしまう

こともあります。

もし栄養面など自信がないなら、総合栄養食のウェットフードがおすすめ

ウェットフードは、犬の食事のプロが作っています。

だから、栄養のバランスがよく、消化もいいドッグフードなのです。

その中でも、当サイトがおすすめするのが、ペトコトフーズです。

新鮮な食材を手作りしたような食感が、老犬の食欲をそそってくれます。

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老犬が食事が喉から通らない場合は

老化が進んできたり、病気を発症すると、ドライなドッグフードなど、固体では食べない時期がきます。

無理に固形物の食事をさせてしまうと、誤飲して詰まらせる危険性がでてきます。

固形物の食事が難しくなってきたら、野菜などをミキサーやフードプロセッサーで、スムージーにして与えましょう。

与えるときは、スプーンで与えたり、寝たきりなら、シリンジでゆっくりと与えます。

老犬の食事を命を守るご飯に変える時期

命を守る食事に変える時期

• ドッグフードを食べない
• ウェットフードも食べない
• 手作りご飯も食べてくれない
• スムージーも飲まない

なら、命を守る食事です。

獣医師と相談して、今までとは違う食事に変えていきましょう。

怖いのは、体重が減ってしまうことです。

• 体力が低下
• 元気がなくなる
• 生命にも関わる

老犬が少しでも、長く幸せに生きることができるような食事に切り替えることも大事なのです。

このような症状なら、命を守る食事に変えていきましょう。

愛犬がおやつでも食べてくれればいいと思って、なんでも食べさせていました。

命を守る食事とは

命を守る食事とは、

プリンやアイスクリームなどの脂質やカロリーが高い食事です。

拒絶反応を起こさないように注意して、老犬の好みや食べ方をみながら与えていきます。

おすすめの食材ーマヌカハニー

マヌカハニーは、マヌカという花からとったはちみつで、主にニュージーランドが原産です。

私も風邪をひいた時などに、スプーンに一杯舐めています。

老犬が食事をとらないときに、マヌカハニーを舐めさせてあげましょう。

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老犬が水分不足にならないように

老犬が脱水症状を起こさないために、水分補給は大切です。

もし老犬が飲まない場合は、

• ポカリスエットなどのスポーツ飲料を与える
• 食事に出汁を加えて煮る

ようにして、水分不足にならないようにしてあげましょう。

老犬に、水分をシリンジであげてもいいですね。

ちなみに我が家では氷を舐めさせていました。

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老犬が食事を拒否するとき

どうしても食事を食べないなら、寿命がきているのかもしれません。

もしもう少し生きていてほしいと思うなら、点滴を打ってもらいましょう。

ただし、愛犬が幸せかどうかも食事を決める大切な要件です。

【ペット葬儀110番】公式サイト

老犬の食欲がないときのおすすめな食事

老犬におすすめな食事です。

• ドライフード
• ウェットフード

それぞれの特徴を活かしながら、老犬に会う食事にしていきましょう。

ピッコロドッグフード

老犬の食事でまずおすすめしたいのがピッコロドッグフードです。

シニア犬にために作られたドッグフードなので、食欲がない老犬にもおすすめです。

老犬は、散歩や活動量が減り、必要カロリーが減ってきます。

シニア犬には、低カロリー・低脂質でヘルシーなドッグフードが必要です。

「ピッコロドッグフード」は。脂質控えめでありながら、体に必要な一定量は保たれています。

いつまでもイキイキと元気な愛犬でいてくれるための栄養価が含まれているのです。

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このこのごはんシニア

このこのごはんシニアは小型犬のために作られた老犬専用のドッグフードです。

フードの粒が小粒なので、小さな小型犬でも安心して食べさせることができます。

このこのごはんシニア公式

PETOKOTO（ペトコトフーズ）

ペトコトフーズは、素材１つ１つを大切にした老犬にもおすすめの食事です。

手作りご飯のようなやさしい食事で、やわらかく、消化もいいフレッシュフードです。

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モグワンドッグフード

モグワンドッグフードは、お魚とお肉がバランスよく入っているドッグフードです。

オメガ３も配合されているので、老犬の食事におすすめです。

モグワン公式サイト

マックアダムズドッグフード

マックアダムズドッグフードは栄養バランスがいいことはもちろんですが、万が一老犬が食べないときは、返金保証がついたドッグフードです。

マックアダムズ公式サイトはこちら

カナガンデンタルドッグフード

老犬食事でおすすめなのは、カナガンデンタルドッグフードです。

低脂肪ながら高タンパクで、豊富なミネラルを含んでいます。

「キレイで輝くような体を維持するなら「カナガンデンタル」がおすすめです。

＼　美味しいのにカロリー控えめ！シニア犬のためのイギリス産ドッグフード　／

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安心犬活

老犬の食事でおすすめなのは、安心犬活です。

安心犬活は、添加物不使用、グルテンフリー、アレルギーにも配慮したドッグフードだからです。

国内で生産しているので、ドッグフードは新鮮そのもの。

安心犬活は、老犬に優しい食事なので、安心して与えられますよ。

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ロイヤルカナンドッグフード 消化器サポート低脂肪

ロイヤルカナンドッグフード 消化器サポート低脂肪は、老犬にとって栄養バランスがよく、脂肪も抑えられているので、おすすめのな食事です。

食いつきもよく、老犬の食事として、多くに飼い主さんに支持されていますよ。

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老犬の食事でよくある質問

いままで良く食べていたドライフードを急に食べなくなってしまいました

老犬にも食事の好みがあり、老化が始まってくると、味の鈍感になったり、感じなくなってきます。

またはの痛みや口内にトラブル、噛むことがつらくなることで、ドライフードを食べなくなります。

病気の可能性もあるので、獣医師に相談しながら、ドッグフードを変えたり、ウェットフードにしていきましょう。

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水でふやかせてみるのだけど食べない

もしかしたら、水でふやかすことで味が薄まり、ニオイも消えてしまったのでは？

ぬるま湯にしたり、総合栄養食のウェットフードにしてみましょう。

いろいろチャレンジ、好きな食事がみつかったと思ったけど、また食べなくなった

これ！老犬の食事の悩みのあるあるです。

老犬は老化で食事の嗜好が変化が変わりやすく、飽きやすくなっています。

少し痩せてきました、何を食べさせればいい？

老犬が痩せてきたり、体重が減るのはとて危険です。

まずは獣医に相談し、脂質が多めのドッグフードや、魚よりも肉類が中心のドッグフードがいいでしょう。

アカナオリジン公式HP

日によっては1回しか食べてくれなくて、原因がよくわからない

老犬はとっても気まぐれです。

老犬が悪いわけではなく、体調も変化しやすいのです。

あたたかくした環境で、気長に食事の面倒をみてあげましょう。

手作りご飯、材料や栄養がこれで良いのか心配です

老犬の食事を手作りご飯にすることは、愛情がこもりとてもいいことなんですが、栄養不足になったらもともこうもありません。

心配なら、手作りご飯のようなフレッシュフードを与えましょう。

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プリンとかアイスクリームは食べさせていいのでしょうか？

老犬の食事は、アイスクリームやプリンなど、体に悪いと制限してきたかもしれませんが、命を守る食事なら、大切な栄養源です。

老犬が、元気なうちは制限する必要はありますが、残り少ない人生、好きなものを食べさせてあげる食事も１つの考え方です。

老犬が食事をまったくとらなくなりました

老犬が食事をまったくとらなくなったら、すぐに動物病院で診てもらいましょう。

点滴をうってもらえば、老犬が再び復活して、食事がとれるようになるかもしれません。

老犬の人生が穏やかなものになるように、食事と共に、快適な睡眠がとれるようにしてあげましょう。

残念ながら、最期が近づいて、食事がとれなくなっているかもしれません。

＜＜老犬の最期を迎える前に＞＞についてお話ししていますので、参考にしてみてください。

【ペット葬儀110番】公式サイト

 老犬が食事を食べない、食欲がない原因

老化で食欲がない

老犬になると味覚と嗅覚が低下することで食欲がなくなってきます。

代謝の低下も、ごはんを食べなくなる原因の１つです。

同じごはんの量でも、肥満の原因になることもあるので、犬にあった食事を与えていくようにすることが大切です。

カリガリご飯の食事が嫌になった

老犬は、歯が弱くなり、カリカリのドライフードが食べないことがあります。

カリカリご飯を食べないなら、ドッグフードをふやかしたり、総合栄養食のウェットフードを食べせてあげましょう。

病気が原因で食欲がない

老犬が食欲がないのは、病気の可能性もあります。

歯や口、喉などに痛みがあると食事がとれなくなってしまったり、内臓に疾患があることで食欲がなくなる原因になります。

老犬の食事のまとめ

今回は老犬の食事についてお話ししました。

老犬の食事は、自分で口から食べられるうちにとにかくなんでもいいので、食べることが大切になってきています。

うちのミニチュアシュナウザー も老犬で病気になった時は、食べるものは食べさせていたので、穏やかに過ごすことができましたよ。