老犬の後ろ足が立たないとどうなる？何か困る？ケアの方法

老犬が散歩を嫌がったり、後足をひきづるようになる。

そして、時間の経過とともに、後ろ足が立たなくなります。

後ろ足が立たないと、

• 散歩に行けなくなる
• 排泄ができなくなる
• ご飯た食べられなくなる
• 水も飲めなくなる

つまり。介護状態になるということです。

「そりゃあ大変だ！どうしよう」と思われるかもしれません。

実際大変なことは事実ですが、介護することで愛情が生まれてくるのも本当のことです。

では老犬の後ろ足が立たないときに、わたしたちはなにをすればいいのでしょう。

• 生活環境
• 食事・水分
• 室内温度の管理
• 排泄のこと

の４つが大切だとわたしは考えています。

まずは生活環境です。

老犬や飼い主が快適に過ごせるような工夫をしていきましょう。

たとえば、フローリングの改善です。

食事の介助

老犬にとって、食事はとても大切ですが、後ろ足が立たないことで、食事も億劫になります、

わたしたちができることは食事の介助をして、適正量を食べさせてあげましょう。

また脱水症状を起こさないように水分補給も大事です。

室内温度の管理

老犬は温度にも対応できません。

寒くても温度を感じなくなったり、またわたしたちに訴えることもできないのです。

排泄介助

後ろ足が立たないことで、トイレに自分で行くことができなくなります。

粗相をしてしまうことがあるかもしれません。

オムツをつけたり、トイレに誘導したりしてあげるのが、わたしたちができることなのです。

愛犬が思いから大変だなあって思う飼い主さんもいるでしょう。

ハーネスを使えば、自力よりもかなり楽に食事や排泄の補助ができますよ。

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老犬が後ろ足が立たないときの対処方法

老犬が後ろ足が立たない！と悩んだら、この記事を参考にしてみてくださいね。

できるところから、無理せずやっていきましょう。

床をすべりにくくする

老犬の生活範囲の床がフローリングなら、滑らないようにカーペットやマットを敷いてあげましょう。

床が滑らない素材に変えてあげることで、犬も私たち飼い主も介護が楽になります。

そんなにお金をかける必要はありません。

粗相をして、必ず汚れますし、老犬の生活範囲だけでも十分です。

我が家もフローリングだったので、愛犬の通り道に50センチ四方のカーペットを敷きました。

全体にカーペットを敷かない理由は？

老犬の後ろ足が立たないと、粗相をどうしてもしてしまいます。

汚れたところだけ、洗ったり、汚れが酷ければ買い換えることができますよ。

室内温度を管理する

老犬は寒さに弱く、暑さにも弱いです。

後ろ足が立たなくなったり、寝てきりになると、生活の中心は床になります。

床は、思った以上に温度が低く、寒いです。

老犬の体調を悪くしたり、病気になってしまうかもしれません。

エアコンを上手に使い、冬は26度に設定してあったかくしてあげましょう。

26度は暑すぎると思うかもしれませんが、体調を悪化させないためです

サーキュレーターも必要です。

床は特に冷えます。

床にもあったかい空気がいくようにしてあげましょう。

立ち上がるリハビリをする

老犬が寝たきりにならないように、無理しない程度に立ち上がるリハビリをしていきましょう。

寝たきりになると、飼い主も老犬にもかなり負担になります。

リハビリのやり方は

• 手を添えて立つ練習
• ハーネスを使う

老犬に無理をさせないように、ゆっくり立たせます。

ただし無理は禁物、

ゆっくりと１、２回で十分です。

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マッサージとストレッチ

老犬の後ろ足や前足をゆっくりとさするようにマッサージしてあげます。

後足が硬直してしまうと、余計に動かなくなってしまうからです。

足を暖かい濡れタオルで温めてあげると老犬は気持ちよくなるはず。

また軽くストレッチをして、少しでも後ろ足が動くようにしてあげましょう。

我が家の愛犬もドッグトレーナーさんの教えてもらった方法でストレッチをしています。

とにかく無理をさせないように、できる範囲でやってます。

食事のサポート

老犬の後ろ足が立たなくなると、おなかが空いていても、食べるのがおっくうになります。

• うつわの高さを高くしてあげる
• やわらかく食べやすい食事にする
• 食事の補助をしてあげる

• 自分だけでは立つのが難しい場合は、ハーネスでサポートをしてあげましょう。
• うつわで食事がとれない場合、、飼い主の手やスプーンで食べさせてあげます。
• 飲み込みが難しい場合歯、シリンジなどを使って食事のサポートをしていきましょう。

我が蓼がドライフードが食べにくくなったので、ウェットフードに変えました。

ウェットフードは、消化もいいので、立てなくなった老犬にもあっています。

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トイレのサポート

後ろ足が立たないことの弊害、老犬自身が排泄が自分ではできなくなります。

また無理に動いて、うんちまみれなんてこともあります。

オムツをつければいいのでは？

実はそれほど簡単あことではありません。

オムツを嫌がったり、老犬がオムツを噛んだり食べてしあうこともあります。

わたしがやっていたことは、定期的に排泄を促してあげることでした。

• トイレに連れていく
• 体をささせて老犬を立たせる
• 排泄させる

もしトイレをあまりしない老犬の場合は、水を飲ませたり、体を少し動かします。

愛犬は、後ろ足が立たないばかりか、ほとんど寝たきりでした。

それでもトイレだけはなんとか、立ってさせていました。

老犬自ら立とうとすること。

それが、生きる力になるからと考えたからです。

気分転換をする

ずっとおうちの中で生活していると、老犬もわたしたち飼い主も心が折れてきます。

たまには、ドッグカートや車に乗せて、外の空気を感じましょう。

気分転換とリフレッシュは、老犬にとってとても大事です。

また飼い主にとっても気分転換はとても大切。

できるときにできる範囲で、気分をかえていきましょう。

定期的に獣医師の診断を受ける

動物病院の受診を大切なことです。

後ろ足のこと、食事のこと、体調のこと、なんでも相談しましょう。

老犬の後ろ足が立たない原因

老犬の後ろ足が弱くなってくる原因をお話しします。

筋肉の衰え

老犬の後ろ足が立たないのは、筋肉が衰え、力が入らないことが原因です。

立たなくなる前に、

• タンパク質多めの食事にする
• 無理しないリハビリ。散歩をする

老犬をサポートしていきましょう。

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運動が少ない

老犬になると、疲れやすくなり、運動量が減ってきます。

遊びや散歩も嫌がるようになり、寝ている時間が多くなるでしょう。

昼夜逆転してしまい、夜中に不安で吠える犬もいます。

無理しない程度に、日々の生活に運動を取り入れていきましょう。

病気

内臓疾患や、痛みなどの病気が原因で、老犬の後ろ足が立たなくなることがあります。

老犬の後ろ足の異変に気がついたら、すぐに動物病院を受診しましょう。

みるみるうちに立てなくなってしまうことが多いので、早急な対応が必要なのです。

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老犬が後ろ足が弱くなる症状と対策

老犬の後ろ足が弱くなることの症状を、６つの対策をお話していきます。

老犬が後ろ足が立たない弊害

老犬が後ろ足が立たない弊害は、運動もしなくなるので、食欲もなくなってきます。

食事をとらないと、必要な栄養がとれません。

自然と体力も落ちてきて、筋肉量も減ってきます。

また、トイレにたどり着けなかったり、立てないことで、排泄の失敗も多くなります。

老犬の後ろ足が弱くなるサイン

老犬の後ろ足が弱くなるサインです、

立たなくなる前に、愛犬の症状と見比べておきましょう。

老犬の後ろ足が弱くなるサイン

• 昨日まで飛び越えられた段差が、飛び越えられなくなった
• 段差にひっかかる、
• 歩くスピードが落ちた
• 曲がり角のコーナーで滑って転びそうになった
• 今まで平気だったのに、階段を怖がる
• 散歩を嫌がる
• 散歩をしていても、老犬が急に立ち止まる

飼い主さんが敏感に老犬の微妙な変化に気づき、対応してあげるようにしましょう。

老犬が後ろ足が弱くなる速度は、加速度的に進んでいきます。

後ろ足が立たなくなる前に、

• 老犬に寄り添い
• できる限り立って生活できるように

していくことが大切です。

うちの愛犬がまさかとは思いましたが、みるみるうちに後ろ足が弱くなって、立つのも難しくなりました。

老犬が後ろ足が弱くなっても気がつかない

老犬が後ろ足が弱くなっても、犬自らでは、今までの生活を続けようとします。

例えば段差。

飛び越えることが能力的に無理でも、できなくなっていることが理解できず、何度もチャレンジし続けてしまいます。

階段は抱っこをしてあげたり、別の道を通るなどしてあげましょう。

ケガをさせないことが大切、

無理なら回避してあげるようにしましょう。

うちの老犬のミニチュアシュナウザー は車でお出かけの時、自分で車に乗っていました。
健康な時は何も問題ありませんが、老犬になり、後ろ足が引っかかってしまうことが何度かありました。
後ろ足が弱ってからは抱っこして乗せるようにしてしていました。

立ち上がるのが大変、後ろ足が立たない

老犬の後ろ足が立たないなら、ケガをしないように手で支えてあげ、立たせてあげましょう。

トイレや食事、リハビリでも立つことがとても大切です。

老犬の後ろ足が立たないと、筋肉が固まっています。

一度立ったとしても、よろめいたりすることを想定し、転んでしまわないように飼い主も気をつけましょう。

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老犬の後ろ足が立たないときの食事

ドライフード

もし老犬がドライフードを食べられるなら、食べさせてあげましょう。

喉を詰まらせいように注意し、ふやかしてあげるのもおすすめです。

高タンパクなドッグフードを食べさせ、老犬の筋肉維持をしていきましょう。

ウェットフード

ドライフードを食べないなら。総合栄養食のウェットフードを食べさせてあげましょう。

犬用缶詰の中には、総合栄養書と栄養補助食があります。

老犬の体力維持には、総合栄養食です。

ウェットフードは柔らかいので、消化もよく、簡単に食べさせることができます。

老犬の後ろ足が弱く立たない場合は、うちわで食べるのは難しいです。

スプーンで老犬の口元に持っていき、食べさせてあげましょう。

国産のペトコトもおすすめです！

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とろみをつけた手作りご飯

老犬が立たないなら、飲み込みがスムーズにできるように、スムージーにしてあげましょう。

消化がよくなるように、ジャガイモやにんじんなどをミキサーにかけ、とろみをつけたスープにします。

老犬に食べさせるときは。スプーンで与えたり、シリンジに入れて与えましょう。

マヌカハニー

食べることが難しい、食欲に勢いをつけるなら、マヌカハニーがおすすめです。

主にニュージーランドが原産のマヌカという花からとられるハチミツは、足が立たない老犬に力を与えてくれることでしょう。

なるべく老犬が長生きできるように栄養いっぱいのマヌカハニーは、おすすめの食材です。

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点滴

老犬が立てない、食べることができないなら、獣医師とも相談して、点滴も検討していきましょう。

愛犬が歩きにくそう。老犬で後ろ足が立たないようになる

愛犬が歳を重ね、散歩を嫌がるようになりました。

散歩を嫌がるのは、後ろ足が弱ってきたり、体調の変化です。

後ろ足をかばうようなしぐさはありませんでした。

とりあえず様子をみることにしました。

散歩を嫌がっても、まさか後ろ足が弱っているとは気づきにくいですが、老化の始まりともいえます。

寝たきりにならないように、しっかりとサポートしていこうと決めた瞬間です。

おかげで最後まで歩いて生活することができました。

気をつけていたこと

愛犬が後ろ足が弱くなって感じたときに気をつけていたことは、無理をさせないということでした。

• 階段は抱っこ
• 散歩は短め
• ドッグランは控える

これ以外にも、スライドドアをあけると車に自分で乗っていたのですが、無理をさせず抱っこして乗せました。

ケガをさせない、老犬の後ろ足に無理をさせないためです。

食事に気をつける

ドッグフードの成分にも気を付けるようになりました。

脂質を抑え、これ以上後ろ足が弱くならないように、タンパク質多めのドッグフードにしました。

最期の覚悟をした

老犬の後ろ足が立たないと、介護状態になります。

どうしても考えてしまうのが、愛犬の最期。

穏やかに暮らせるように、そして幸せな日々だったと感じてもらえるように最期の準備をしました。

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老犬の後ろ足についてのまとめ

今回は、老犬の後ろ足についてお話しました。

我が家のミニチュアシュナウザー は

• 最初は散歩を嫌がり
• 階段を嫌がり
• 段差にもつまづくようになって、

後ろ足が弱くなっていることに気づきました。

老犬になって、後ろ足が弱くても、立つことができれば生きる力になります。

長く立ってトイレなどができるようにしてあげましょう。