
犬が歳を重ねて、心配事が多くなりました。
老化の症状について知りたいです。
こんなお悩みにお答えします。
- 犬の老化の症状
- 犬の老化で飼い主ができること
- 老化が進んでくるとどうなる?
今回は犬を飼っている人のため、犬の老化の症状、私たちができることをご紹介します。
老犬になり、愛犬が歳をとると、元気でも心配になってきますよね。
そこで本記事では、犬の老化について、大切なポイントだけをわかりやすく解説していきます。
「老化の症状は?」「老化が進むとどうなる?」といった疑問も解消できますよ。


- ミニチュアシュナウザー と16年、日々が学びです。
- 留守番、イタズラ、ご飯食べないなどを克服しました。
- しつけは毎日続けています。
- ドッグフード研究家
それでは、早速はじめていきましょう。
犬の老化について

犬の老化は、小型犬では、9-10歳、大型犬では7歳ぐらいから始まると言われています。
先進的な医療によって、人も犬の寿命も飛躍的に伸びてきました。
寿命と健康寿命との差が長くなり、介護の時間も長くなる傾向にあります。
犬の老化の症状
- 疲れやすくなり、睡眠時間が長くなる
- 遊びに誘ってものってこない
- 散歩のペースが遅くなる
- 後ろ足が弱くなる
- 食欲がなくなる
- 口臭が気になる
それでは、犬の老化の症状についてご紹介します。
疲れやすくなり、睡眠時間が長くなる
犬が老化が始まると、睡眠時間が長くなってきます。
老犬は回復する力がなくなって、今までの睡眠時間では、疲れがとれないからです。
寝ている時に体をさすっても、なかなか起きてこないこともあります。
愛犬が快適な睡眠時間がとれるように、静かな環境を用意してあげましょう。
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遊びに誘ってものってこない
あれだけ大好きだったボール遊びに誘っても、のってこなかったり、遊び始めてもすぐにやめてしまうようになります。
無理をさせないように、様子を見ながら遊んであげましょう。
散歩のペースが遅くなる
いままでしっかり歩いていた足取りもゆっくりになったり、時には散歩も嫌がる時がでてきます。
老化が始めると、段差につまづいたり、階段の前で立ち止まって抵抗することもあるでしょう。
後ろ足が弱くなる
犬が老化してくると、後ろ足が弱くなってきます。
特に後ろ足は、筋肉が少なくなり、細くなってきて、老化が進むと、足を震わせたり、体を支えるために後ろ足を揃えるようになります。
最初は、散歩を嫌がったりするだけなので、犬の老化に気がつかないかもしれません。
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食欲がなくなる

犬が老化が進むと、食欲がなくなってきたり、食べないこともあります。
今まで食べていたドッグフードをまったく食べなくなったり、運動もしなくなり、食べる量も減ってくる量も減ってきます。
犬の代謝が落ちてくると、太りやすくなったり、同じ量を与えていても残してしまうこともあるでしょう。
ドライフードを食べない時のおすすめのフード「ブッチ」
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口臭が気になる
老化が始まると歯周病を発症したり、唾液の出る量が減り、口臭が気になることがあります。
口内炎や歯のトラブルがないか、定期的にチェックしましょう。
犬の老化で飼い主ができること

適度な運動
老化がはじめると、遊びに誘ってものってこなかったり、散歩も嫌がるようになります。
老犬の体力維持には、適度な運動が必要です。
散歩は、足腰の筋肉の衰えを防ぐだけでなく、ストレス解消にも役立ちます。
無理のない範囲で、負荷をかけず、散歩をしてあげましょう。
愛犬が老化してきたなと思ったら、負担軽減のため、ドッグランは卒業です。
食事に気をつける
犬の老化は、代謝が落ちてきたり、筋肉量が減ってくるので、食事に気を配る必要があります。
代謝が落ちてくると太りやすくなるので、脂質を抑えて肥満にならないようなご飯に変えていきましょう。
また筋肉量が落ちないように、タンパク質多めのドッグフードにがおすすめです。
おすすめのドッグフード
モグワンドッグフードは、チキンとお魚のタンパク質がバランスよく配合されたドッグフードです。
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食欲がないなら
犬が食べないなら、ふやかしてあげたり、与える時間や回数を工夫して、なるべく食べるように仕向けてあげましょう。
1日に2回の食事の犬が多いと思いますが、朝、昼、夜など複数回に分けたりして、食べる量が減らないように気をつけてあげるといいでしょう。
ウェットフードにする
ウェットフードを与えるのもおすすめです。
やわらかくて、水分量も豊富で、食べやすいからです。
おすすめのウェットフード
ブッチドッグフードは、老化がすすみ、食欲がなくなった老犬におすすめのドッグフードです、
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ウェットフードって?
統計的にもウェットフードの出荷量が増えています。
ドッグフードの出荷量は、全体でみれば微増ですが、ドライフードは若干減少しており、その代わりにウェットなドッグフードは伸びています。
犬も高齢化が進み、老犬のために、やわらかいフードが好まれているのでしょう。
歯のケアを
犬の歯周病、口内炎などの病気や歯石がたまらないように、老化がはじめる前から、歯磨きをしてケアをしていきましょう。
健康診断を定期的に受ける
犬が老化してきたなと思ったら、定期的な健康診断を受けましょう。
成犬の時代は動物病院には、予防接種やノミダニやフィラリアの処方をしてもらう時ぐらいしか、行かなかったかもしれません。
老犬は、いつ疾病にかかるかわからないので、触診をしてもらうだけでも、獣医さんに診てもらうことをおすすめします。
できれば、ドッグドックをして、血液検査に始まり、レントゲンやエコーなどでしっかりとチェックしてもらいましょう。
犬の老化が始まったら、最低、1年に1回、様子が心配であれば、適宜獣医さんにみてもらうようにするといいでしょう。
異変に気がついたらすぐに病院に
愛犬の異変に気がついたら、すぐに動物病院を受診することをおすすめします。
犬が老化してくると、病気のリスクがかなり高まってきます。
体力的なことはもちろん、内臓疾患のことも心配になります。
嘔吐や下痢、息が荒いなど、老犬の体調の変化を見逃さず、しっかりと見守ってあげましょう。
犬の老化の症状は、病気以外にも、目やにが出やすくなり、目が白くなったりする犬もいます。
皮膚にできものができたり、被毛の色が薄くなってきます。
目のケアが、頻繁に犬用の濡れティッシュで目を拭いてあげて、目を清潔にしておきましょう。
少しでも心配なら、動物病院に早めにみてもらうようにしましょう。
ペット保険
老犬になると必然的に、動物病院にいく回数が増えてるのは、病気に直結してくるからです。
犬の老化が始まる前に考えておきたいのが、犬のペット保険です。
犬のペット保険は、毎月の保険料の支払いは、家計の負担となってしまいます。
病気になると、注射1本でも高額になってしまうことがあります。
我が家のミニチュアシュナウザー は8000円の注射を5日連続打ってもらった後、処方箋で対応してもらっていました。
犬がペット保険に加入していないと、高額な医療費が、かなりの負担になることもあるので、検討してみましょう。
老化が進むとどうなる?

年齢を重ねて、歳をとってくると、どうしても体が弱くなり、免疫力がなくなり、体力も落ちてきます。
老化が進むと、ご飯を食べなくなったり、体調も変化してきます。
ご飯も水分も取らなくなってくる
ドッグフードなど硬いものは食べられなくなったり、食事自体を受け付けなくなってきます。
食べること、水分をとることがとても大事です。
獣医師と相談しながら、脂質や糖質など気にせず、プリンなど犬が食べるものを与えるようにしましょう。
息が荒くなる
息が苦しそうにしたり、呼吸が荒くなってきます。
意識も朦朧としてきたり、犬の名前を呼んでも反応が鈍くなります。
体温が低下する
老化が進み、末期の症状になると、体温が低下してきます。
エアコンは高めに設定して、体力が落ちないようにしましょう。
痙攣を起こす
痙攣など発作を起こすと、いよいよお別れが近づいているかもしれません。
震えがとまらなくなったり、バタバタさせたりします。
飼い主さんは冷静でいることが重要です
動物病院と連携しながら、対処していきましょう。
老化がすすみ、犬の介護が始まったら

介護の準備を
犬が老化が進んでくると、介護になる老犬が多くいます。
突然、愛犬が介護になっても困らないように、<<老犬介護の必要なもの>>を用意しておくことをおすすめします。
老犬の内臓疾患などの病気や、老化による体力低下により、立つことが難しくなることもあるでしょう。
犬にとって、幸せなことは、飼い主と一緒に過ごすことです。
飼い主も都合や用事もあるかもしれませんが、外出を控える生活スタイルを作っていきましょう。
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寝たきりになったら
老化がすすみ、寝たきりになったら、床ずれしないように、時々体を動かしてあげることが大切です。
痛いはずなので、反射的に噛むことがあるので、十分気をつけてやりましょう。
体をきれいにする
老犬介護がはじまると、シャンプーは体の負担になるので、できなくなってきます。
暖かい濡れタオルで拭いてあげたり、水を使わないウォーターシャンプーをつけて、体の清潔を保ってあげましょう。
マッサージ
犬に声をかけながら体をさすってあげたり、スキンシップは大事。
不安な気持ちになっている老犬にとって、何よりも安心材料になります。
愛犬をマッサージすることで、心がおだやかになってくるので、やさしく体を撫でてあげましょう。
いっぱい話しかける
老化が進み、体が動けなくなっても、耳は最後まで聞こえるとよくいいます。
「いいこだよ」「ありがとう」など、いっぱい話しかけてあげましょう。
最期を迎えるための心の準備
考えたくないかもしれまsねんが、愛犬との別れはいつかはやってきます。
犬のいない生活なんて、考えられない、考えたくないと思っているかもしれませんが、愛犬のためと思って、心の整理をしておきましょう。
最期の準備をしっかりすることは、ペットロス軽減にもつながります。
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犬の老化についてのまとめ
今回は、犬の老化についてお話しました。
犬の老化が始まると、なんとなく心が沈んできてしまうかもしれません。
うちのミニチュアシュナウザー も老化が進んでくると、病気のことが心配になったりしましたが、穏やかに過ごすことに心がけました。
自分たちができる精一杯のことをやってあげたことで、幸せな時間になりました。
大切な家族、一緒にいることができる時間があることをポジティブに考えることです。
人が生活するのは、大変ですし、犬の老化のことなんて、考えてなくないかもしれません。
犬はあなたしか頼りにできないので、無理をせず、家族である愛犬といる時間を大切に過ごしていきましょう。